さて、年の瀬も押し迫って参りました。昨日仕事納めだったという人も多いことでしょう。かくいう私もそうだったんですけれど、年末の消防夜警勤務がありましてね・・・全く休みに入った感覚はありません。
ところで、新年の経済的な話題のトップと言いますと、やはり福袋。各百貨店はもとより、衣料品店など様々な店が、様々なモノを詰め込んで、店頭で一斉に売り出します。
要するに、体のいい「在庫処分」ですよね。一年で売れ残ったモノを色々と詰め込んで、捨て値の一歩手前で売りさばく・・・ゼロよりはなんぼかマシと言うことで、現金に買えるための経済的知恵です。
消費者にしてみると、10詰まっているうちの1か2、気に入ったものがあればいいわけで、双方にとって割と幸せなシステムです。
結局のところ「どこで廃棄するか」が変わるだけなんですよね。
さて、来年の分の「廃棄物大移動」の準備が各地で始まっているようです。
迎春ムード高まる 各百貨店で福袋詰め Yomiuri Online
津市東丸之内の百貨店「津松菱」の別館では、アルバイトの女性たちが福袋に洋服などを入れ、仕分けをしていた。1000円から、160万円相当の高級ブランドのバッグなどが入った100万円のものまで、約5000袋を用意する。このほか、特別目玉商品として、63万円のヘリコプターによる伊勢湾周遊(約80万円相当)や、馬主になることができる150万円の馬購入権(約200万円相当)などもお目見え。初売りは2日午前10時からで、同8時半から整理券を配布する。
デパートにありがちな、「中身がすでに分かっている」福袋がやはり話題に上りますけれど、そういうのはあくまで客寄せパンダであって、庶民には高嶺の花。・・・そもそも、馬なんて誰が買うと言うんでしょうね。
さて、シーズン開始まで秒読みが始まりましたが、後悔しない購入計画を立てて楽しんでいきましょう。私は・・・多分買わないなあ・・・