Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

携帯電話のワイヤレス充電が現実に

2007-09-28 23:59:59 | Technology
 私は今、無線式のマウスを家で使っているのですけれど、これに大きな不満があるのです。
 機能的には十分、と言うか少々オーバースペック気味何ですけれど、問題は充電式であり、充電の方法がクレードルしか用意されていない事です。

 と言いますのも、マウス側の接点にサビやキズが出ていまして、充電の度に慎重な位置あわせを強いられるのです。接点復活材も試したのですが、しばらくするとすぐに同じ状態になってしまいました。
 ロジクールのフラグシップ機なのに・・・電池式のマイクロソフトに戻そうかな?と、半ば本気で考えています。

 クレードルが使えなくなるのは携帯も同じで、徐々につながりにくくなっていき、最終的にはあきらめてケーブルをつないで充電しています。どうも、コネクタを使わずに接触端子を使う場合、私の使用条件では半年くらいで調子が悪くなるみたいです。

 それらの不具合の最大の原因は、常に端子部が露出しているところです。傷つきやすかったりホコリを詰まらせやすかったり。でも、クレードルを使う以上、常に端子部が露出するのはある程度仕方がありません。

 現在の状況では。

村田製作所とエプソン、無接点式の
急速充電システムを共同開発
PC Watch

 電力伝送効率が70%の高効率伝送コイルと、急速充電が可能な入出力特性に優れたリチウムイオン2次電池を組み合わせることにより、無接点式でありながら、短時間での充電を可能としたシステム。伝送電力は15W前後で、主にモバイル機器の充電を対象としている。

 無接点充電はすでに実用化されていますけれど、この技術はさらにそれを進め、充電時間の短縮が求められる携帯電話などでストレス無く使えるようにしたものです。
 フル充電が15分でしかも無接点方式ならば、部屋に入って携帯をおいておくだけですぐに充電が終了するわけです。クレードルを使うにしても、もっと柔軟な設計が可能となるでしょう。

 また、接点を使いませんので、冒頭に上げたようなイライラする「接点あわせ」がいらなくなり、充電したつもりがされてなかった、という悲しい事件も防げるかもしれません。

 携帯電話、と言うよりも携帯端末を少し自由にするこの技術。実用化は3年後だそうですけれど、その時が待ち遠しいですね。