Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

モバイル通信も「プリベイド売り」へ

2007-09-09 23:53:53 | Technology
 ノートパソコンの販売台数がデスクトップパソコンを上回って結構な時間が経ちます。デスクトップに比べると、でかくて重いA4フルノートだって手軽に持ち運べますので、どこでもインターネットなんていうことを考えるのは割と自然だと思います。
 しかしながら、現在のノートPCには無線LANこそついているものの、携帯やPHS端末機能はついていないことがほとんどです。LAN環境が無いところでインターネットに接続しようとすると、どうしても端末を別に用意しなくてはなりません。

 とはいえ、携帯電話を使用するのはコストの面で現実的ではありません。(2007年9月9日現在)となると、残る手段はPHSですが、PHS端末の中でもデータ通信に特化した物・・・要するにWillcomのAirH"がもっとも一般的な選択肢となります。

 しかしながら、一ヶ月につき最低4,194円の契約料がかかるWillcomは自分にとってはオーバースペックであるという方もいるでしょう。もっと手軽な方式の選択肢を探した場合、こんなものがあります。

日本通信、USB型「b-mobile hours」を通販限定販売 ケータイ Watch

 「b-mobile hours USB インターネットカード」は、USBタイプのデータ通信端末。価格の中にデータ通信料金やインターネット接続料などが含まれ、150時間のPHSデータ通信を最長365日間利用できる。また、公衆無線LAN「bスポット」を等価交換(1事業者1日利用毎にPHS利用時間5時間を償却)で利用できる。

 プロバイダなど全てをひっくるめて150時間分のモバイル通信を買う、といういわゆるプリベイド方式の販売方式です。32,800円という金額から逆算して、1時間につき200円強となります。
 正直な話、一年間という時間制限がついている上、時間比較で考えた場合、Willcomのプラント比べて割安というわけではありません。ただ年間契約として見た場合、だいたい20,000円ほどの価格差が発生する上、月ごとの利用時間差を無視できるため、確かに年間使用時間が150時間以内ならばお得です。

 家ではLAN環境があり、職場もネットにつながっている、もしくはPCを持ち込めない。出先で少し使えればいい・・・そういう用途を考えている人にとってはかなり最適なプランになると思いますけれど、150時間(一日24分)ってそういう意味でも絶妙なラインですよねえ。