Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

くっつかないガムって画期的じゃない?

2007-09-16 22:22:25 | Thinkings
 「物を噛む」と言う行動にはいろんな意味があるけれど、その中でも注目なのが「集中力を増す」と言うこと。要するに、仕事中にガムを噛むことは、気分転換だけではなくて、作業効率を上げることにもつながるんですよ。

 かくいう私も、「眠気覚まし」その他のために、ガムの壺を職場の机の上に載っけています。接客はほとんど無いので、対面的にもまあ問題ないですからね。

 さて、そんなガムですが、困ったことが一つ。

「あたりにくっつく」と言うこと。そして、「そのまま残る」ということ。

 靴で踏んづけてしまったくらいなら何とかなりますけれど、カーペットに絡まってしまった、髪の毛についてしまったとかは割としゃれになりません。また、町のランドマークと言った待ち合わせ場所の前には、平べったく地面と同化したガムの群れがあちらこちらに散見されますが、これらも本当にとれない。平らな石畳でも難しいのに、アスファルトなんか論外です。

 ちゃんと紙に包んで捨てるという「最低限のマナー」をみんなが履行すればそういう心配も無いわけですけれど、残念ながら、面の皮が3センチくらいあるのかと思ったり、字が読めないんじゃないかと疑ったりしてしまうようなマナーを守れない大人はいくらでもいますので、そっちの面からの解決策はいったん脇に置いておいて、ガムの方に行儀よくなってもらいましょう。

英大学、「べたべたくっつかないガム」を開発 ITmedia

 英ブリストル大学からスピンアウトした英Revolymerは9月14日、かんだ後でもべたべたくっつかない「Clean Gum」の開発に成功したと発表した。靴や衣類、道路や髪についても簡単に取ることができ、水で分解されるという。

 イギリスでも、ガムに関するマナー違反は頭の痛い問題のようですが、記事によれば、くっつかず、自然に消滅するようです。
 肝心の「かみ心地」はレビューされていませんけれど、これがリリースされれば、小さい子供を持つ家庭と道路管理者、施設管理者にとってはうれしいニュースとなることでしょう。
 私もガムには悩まされた経験がありますので、非常にうれしいですね。とりあえず、日本の最大手であるロッテは、真剣に置き換えを検討するべきでしょう。広報担当者様、朗報を期待しています。

 そして、もっとも肝心な問題として。
 いくら消えると行っても、ポイ捨てがマナー違反であることは大前提。ガムに限らず、「ゴミはゴミ箱へ」。せめて自分だけでも、マナーが守れる大人になりましょう。