山奥とはいえ本当に暑かったですよ、キャンプ。朝方は凍えるほど寒かったですが。何事も・・・ちょっとはありましたけど、とにかく無事に全員帰ってこれて有り難かったですね。
さて再開一発目のネタは、実に75年ぶりとなる・・・かも知れない「太陽系の新惑星発見?」のニュースです。
新惑星発見と言えば、昨年発表されたセドナという準惑星(小惑星より大きく、惑星より小さい天体。この呼び方はまだ確立されていない)もありましたが、今回の発表はその時とはちょっと状況が違います。
その天体は冥王星よりも大きかったんですから。
太陽系惑星:「最も遠い10番目」を発見 NASA研究所 msn毎日
【ワシントン和田浩明】米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は29日、冥王星の外側の軌道を公転周期約560年で回る冥王星(直径約2300キロ)より大きな天体をカリフォルニア工科大などの研究チームが発見したと発表した。JPLは「太陽系で最も遠い10番目の惑星だ」としている。新惑星と確定すれば、1930年の冥王星発見以来となる。同チームは03年にも、太陽系最遠の惑星状天体とされたセドナ(同約1700キロ)を見つけている。
(中略)
直径は2700~3000キロと見られる。地上からの観測では、地表にメタンが存在しており、表面温度は氷点下243度程度と推定された。
ちなみに月の直径は3,476キロメートルと冥王星よりも大きかったりします。今回発見された新惑星?も月より小さいですね。木星、土星には、さらに水星よりも大きい衛星が存在しますから、この辺は特に問題ありません。
そんなことよりも、何で冥王星よりも大きな天体が今まで発見されなかったのか?と言いますと、今までは技術的に難しかったと言うことです。
現在の光学観測については、高感度CCDの開発やコンピューターによる画像解析精度の向上、高速化と言った、様々な観測技術の進歩が見られています。デジカメの進歩でもそうですけど、ほんの数年前までは、100万画素なんて高くて買えなかったんですけど、今では携帯にも付いていますよね。
このページで見るとわかりやすいんですけど、冥王星って本当に遠くにあるんです。具体的に言うと、太陽からの距離が最大で地球の50倍くらいはなれています。そして、今回発見された惑星がさらにその2倍くらいはなれていて、大きさも月より小さいと言うのですから、観測は本当に難しいんです。
惑星や小惑星は自分では光りませんので、さらに観測は困難になりますね。
こうして発見された新惑星?ですが、実は本当に惑星になれるかどうか怪しい所なんです。
冥王星から先には”エッジワース・カイパーベルト”と言う、火星と木星の間にあるような小惑星帯があります。さらにその先には、"オールトの雲”と呼ばれる彗星の巣が太陽系の回りを囲んでいると言われています。
実は、冥王星を含めて、セレスや今回発見された新惑星?もこれらの小惑星帯の一部ではないかという説があり、それはおそらく真実であろうと言われています。となると、冥王星クラスの天体が、これからも続々と発見される可能性も捨てきれず(今回の新惑星?の様に!)今回の新惑星?を”惑星”と認定してしまえば、太陽系の惑星が、今後すさまじく増えてしまうことになりかねないからです。
逆に、この新惑星?を惑星と認定せずに、冥王星を惑星から降格させるという考えかたもでてきています。(実際に惑星からの降格は今までにも存在している)
現実的な案としては、冥王星までの9惑星を惑星として固定し、今後発見された天体は、例え冥王星よりも大きくても惑星として認定しないという案がセレスの時に提案されています。
何にせよ、今後もこういう発見は続くでしょう。個人的にはこういう”新発見!”なニュースは歓迎なんですけど、惑星が増え続けるのはちょっと勘弁して欲しい(憶えられない)ですかな。
さて再開一発目のネタは、実に75年ぶりとなる・・・かも知れない「太陽系の新惑星発見?」のニュースです。
新惑星発見と言えば、昨年発表されたセドナという準惑星(小惑星より大きく、惑星より小さい天体。この呼び方はまだ確立されていない)もありましたが、今回の発表はその時とはちょっと状況が違います。
その天体は冥王星よりも大きかったんですから。
太陽系惑星:「最も遠い10番目」を発見 NASA研究所 msn毎日
【ワシントン和田浩明】米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は29日、冥王星の外側の軌道を公転周期約560年で回る冥王星(直径約2300キロ)より大きな天体をカリフォルニア工科大などの研究チームが発見したと発表した。JPLは「太陽系で最も遠い10番目の惑星だ」としている。新惑星と確定すれば、1930年の冥王星発見以来となる。同チームは03年にも、太陽系最遠の惑星状天体とされたセドナ(同約1700キロ)を見つけている。
(中略)
直径は2700~3000キロと見られる。地上からの観測では、地表にメタンが存在しており、表面温度は氷点下243度程度と推定された。
ちなみに月の直径は3,476キロメートルと冥王星よりも大きかったりします。今回発見された新惑星?も月より小さいですね。木星、土星には、さらに水星よりも大きい衛星が存在しますから、この辺は特に問題ありません。
そんなことよりも、何で冥王星よりも大きな天体が今まで発見されなかったのか?と言いますと、今までは技術的に難しかったと言うことです。
現在の光学観測については、高感度CCDの開発やコンピューターによる画像解析精度の向上、高速化と言った、様々な観測技術の進歩が見られています。デジカメの進歩でもそうですけど、ほんの数年前までは、100万画素なんて高くて買えなかったんですけど、今では携帯にも付いていますよね。
このページで見るとわかりやすいんですけど、冥王星って本当に遠くにあるんです。具体的に言うと、太陽からの距離が最大で地球の50倍くらいはなれています。そして、今回発見された惑星がさらにその2倍くらいはなれていて、大きさも月より小さいと言うのですから、観測は本当に難しいんです。
惑星や小惑星は自分では光りませんので、さらに観測は困難になりますね。
こうして発見された新惑星?ですが、実は本当に惑星になれるかどうか怪しい所なんです。
冥王星から先には”エッジワース・カイパーベルト”と言う、火星と木星の間にあるような小惑星帯があります。さらにその先には、"オールトの雲”と呼ばれる彗星の巣が太陽系の回りを囲んでいると言われています。
実は、冥王星を含めて、セレスや今回発見された新惑星?もこれらの小惑星帯の一部ではないかという説があり、それはおそらく真実であろうと言われています。となると、冥王星クラスの天体が、これからも続々と発見される可能性も捨てきれず(今回の新惑星?の様に!)今回の新惑星?を”惑星”と認定してしまえば、太陽系の惑星が、今後すさまじく増えてしまうことになりかねないからです。
逆に、この新惑星?を惑星と認定せずに、冥王星を惑星から降格させるという考えかたもでてきています。(実際に惑星からの降格は今までにも存在している)
現実的な案としては、冥王星までの9惑星を惑星として固定し、今後発見された天体は、例え冥王星よりも大きくても惑星として認定しないという案がセレスの時に提案されています。
何にせよ、今後もこういう発見は続くでしょう。個人的にはこういう”新発見!”なニュースは歓迎なんですけど、惑星が増え続けるのはちょっと勘弁して欲しい(憶えられない)ですかな。