空梅雨一転、大雨

　私の住んでいる市では、昨年未曾有の大水害に見舞われました。とは言っても一部の地域だけで、被害もさして大きくはありませんでしたが。それでも、普段水害からは縁遠い市にとっては、大きな衝撃でした。

　今年の5月に入ってから6月が終わるまでに、雨が降ったのはわずかに6日間。普段なら・・・というか一昨年あたりは台風が上陸していましたので、本当に酷い空梅雨だったと言えましょう。そのおかげで各地では水不足で、ダムの水がじり貧に・・・なんてニュースを以前にも紹介したような気がしましたが、今の状況はまさに一転しています。

　西日本で大雨、880棟浸水・東海などでも大雨の恐れ

　西日本の広い範囲で大雨に見舞われた3日、京都府舞鶴市で川に転落した男性が行方不明になったほか、山口、愛媛両県で計約880棟に浸水被害が出た。気象庁は、梅雨前線の東進の影響で4日明け方から東海や北陸などでも大雨の恐れがあるとして注意を呼び掛けた。

　天気図を見てみますと、梅雨前線が四国、山陰に横たわり、北海道付近の高気圧に押さえられてゆっくりとしか北上できないような図式になっています。記事を読んでみましても、原因はこの前線の停滞にあるようです。

　何事もほどほどが一番いいのは道理ですけど、人間の世界でもお天気の世界でも、昨今はそうは行かないようで、どうも両極端に走るきらいがあります。

　とにかく、空梅雨は終わりを迎えそうですが、今までたまっていた分を一気に消化しようとでもしているかのようです。水害、土砂災害は本当に恐ろしい災害です。地震への備えももちろんですが、こういった予測しやすい災害への注意も万全に行っておきたいものですね。

　私の周りは平穏無事で済みますように。そう願ってやみません。