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Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

迅速な救命救急の為にできること 救急医療情報キットの配布開始

2010-02-14 23:59:59 | Life

 いつ何時起こるか分からない自然災害。先日起こったハイチの大地震では、薄れかけた震災の恐怖を呼び覚ますかのような凄惨な被害が見られました。

 かつて、構造計算書偽造問題が全国を揺るがしたとは言え、地震国日本においてはあれほどの被害はさすがに出ない・・・と思いたいですが、建築基準法によって建物は崩れなかったとしても、法律は家の中の事までは安全を担保してくれません。地震の際に、タンスなどの家具の転倒、割れたガラス、落下物、火事による二次災害によって重大時が引き起こされる可能性は常にあるのです。

 万が一、大地震に遭遇したとして、上記のような理由で家屋に閉じ込められ、後に救助されたとします。そのときに救助者が被害者の情報を迅速に把握するために、救急医療情報キットを配布し始めた自治体があるようです。

救急医療情報キット:習志野市、来月から3000個配布 /千葉 毎日jp

 キットは、かかりつけの医療機関や緊急時連絡先、健康状況などを記す情報シートと容器、ステッカーがセットになっている。保管する際には、自分で健康保険証や診察券の写しなどもキットに入れる。各家庭にあり、家屋倒壊時にも頑丈な冷蔵庫で保管。駆けつけた救急隊がすぐに分かるように玄関と冷蔵庫の2カ所にステッカーをはる。

 なるほど、その人の状態がより詳しく把握できれば、救助の際の優先順位や禁止事項が分かるというものです。また、冷蔵庫にしまっておくというのも確かに良いアイディア。中々冷蔵庫が無い家庭は珍しい部類に入るでしょうからね。私は今までよく知らなかったのですが、全国でもこのような試みを行っている自治体は何カ所かあるようで、習志野市と同じく高齢者・障害者を対象にする自治体が多いようです。

 しかしながら、これらの情報は対象外、つまり普通の人たちにとっても、自分たちの置かれた状況を、助けてくれる人たちに的確に伝えるために有効な方法です。もの自体はそこまで金額がかかるわけでもありませんし、対応を真似て同じような事をやってみるのも良いですが・・・この際ですから、冷蔵庫の標準搭載品として、買ったときに付いてくるようにしたらどうでしょうか?うまく普及すれば、災害に限らず、冷蔵庫を開ければ必要な情報にアクセスできる可能性が高くなるわけですから、救急隊員による措置がより的確に行えるかもしれないのですから。

 自分の命を守るためには様々な方法があり、常に情報を仕入れる事はとても大切なことですが、いざというときに自分の情報を的確に伝えると言うことも大事な事です。そういう意味で、この救急医療情報キットというのは、地味に心強い味方となってくれるのではないでしょうか。


ユーザーにもメリット 地上波ラジオのネット配信

2010-02-13 23:59:59 | Life

 近頃の車にはこぞってナビが搭載されていますが、大容量のHDDを生かした高精細なコンテンツに加え、ナビ以外の使い方にもその機能が生かされています。CDを入れると再生とともにリッピングして、車内のジュークボックスに蓄積していき、好きなときに聞けるというものですが・・・ああ、コピーコントロールCDってなんだったんでしょうね? 近頃では直接iPodをつなげる機種も増えていますし、車内の音楽事情は時代と共に移り変わっている感がありますね。

 また、家庭での音響機器にしても、そのあり方はずいぶんと変わってきています。私のようにスピーカーやアンプ、プレイヤーを組み合わせてそろえているような時代遅れのシステムが消えているのは言うに及ばず、気付いてみれば音楽環境はPC+デジタルオーディオプレイヤーのみ・・・そういえばプレステでも再生はできたっけ?という状況の家庭は想像以上にあると思われます。

 ここでふと気付くのは、「ラジオが無い」と言う事。コンポやラジカセが流行っていた10年くらい前は、必ずオマケでチューナーが付いていたものですが、音楽再生環境の変化によって、ラジオはその立ち位置を大きく変えてきました。

 具体的には、より日陰の存在になっていると言うことです。

 リスナーが離れていったことで、広告収入は激減。もはや立ちゆかなくなる日も近いと言うことで、ようやくラジオ局側も重い腰を上げたようです。

ラジオ放送ネットで同時に 3月から東京、大阪の13局 47NEWS

 東京、大阪の民放ラジオ局13社が3月から番組放送を、同時にインターネットで配信することが13日、分かった。
 パソコンを通じてラジオ聴取者を増やし、落ち込む広告収入のてこ入れを図るのが狙い。試験的に配信を続け秋にも本格運用を目指す。

 専用のサイトにアクセスすれば、IPアドレスから地域を判断して、その地域の放送局の放送を無料で聴けるとのこと。使われるのはFlash Playerで、ユーザー登録も専用のソフトも要らない模様。・・・iPhone、iPadはFlash動かないからダメですね。

 私の家はラジオの電波が非常に届きづらく、家の中での受信はよほどのことがない限り無理でした。このサービスが始まることで、受信が難しい地域においてもラジオ放送を手軽に聴けるというのは、ユーザーにとっても大きなメリットでしょう。プロモーションを間違わなければ、新たなリスナーを発掘できる可能性は十分だと思います。
 残念なのは東京と大阪のみのスタートになると言うこと。当然、私の住んでいる地域は対象外です。・・・人口が集中している地域を対象地に選ぶことで、人口カバー率を手っ取り早く上げられるのは分かるのですけどね。

 これを機に、ラジオにおけるHDDレコーダー的なハードウェアやソフトウェア・・・要するに簡単にタイムシフトができるようなものが普及するなど、リスナーの利便性を簡単に上げられる仕組みが出来たならば、人気を呼び戻すことが出来るかも知れません。ラジオなんてここ数年全く聞いていませんが、この地域もネット配信の対象になったならば、番組表を眺めてみようかなあ・・・なんて気分にもなりますよね。


予定調整支援ウェブサービスは幹事の苦労を軽減するか?

2010-02-06 23:59:59 | Life

いきなり俗っぽい話で恐縮なんですが、合コンや飲み会の幹事をやる機会というのは少なからずあるものです。参加者の傾向から店を決めたり、コースの価格設定をしたりと言ったことはすんなりと決まることが多いのですが、何より大変なのが参加者の予定を合わせることです。同僚で飲むならば、ほぼ毎日顔合わせしているので予定調整も採りやすいですし、ある程度前に勝手に押さえてしまうという、多少の無理も利きやすいですが、これが合コンや久しぶりに会う友人となると、難航することが多々あります。

仕事をし始めると、公私ともに色々と不可解な理由で休日や夜が埋まっていくものです。それを縫って全員の予定をすりあわせるのですから、予定の聞き間違いや思い込みが即、中止につながってしまいます。
ただ、正直、何人もの予定を管理するのは面倒。そこで、こんなウェブサービスを使ってみるのも手かも知れません。

[ウェブサービスレビュー]都合のよいスケジュールを表形式で相手に知らせる「When is Good」 CNET Japan

「When is Good」は、会議や飲み会などのスケジュールを調整するにあたり、都合のよい日時を相手に知らせることに特化したウェブサービスだ。エクセルの表を連想させるタイムチャートの中から都合のよい日時を選択し、発行された固定コードを相手に通知するというシンプルな仕組みを採用している。

When is Good サービスのページ

これを使うことで、各人の予定を一括で、しかも時間単位でわかりやすく把握することが出来ますので、「カンペキに働けば」幹事の苦労は一気に軽減されることになります。また、元記事中でも言及されていますが、会議のスケジュールなど、仕事で使っても便利でしょう。

しかしながら、これを使うためには大きな障害がいくつかあります。それの代表的なものとして、デジタルディバイドがあげられます。簡単に言えば、大学の連れ連中のような「同好の士」に使うなら良いけど、初対面の合コン相手にはちょっと使えなさそうです。そもそもパソコンを持っているかも分かりませんし、持っていたとしても英語の、しかも得体の知れないサービスをすんなり使ってもらえるかはかなり疑問です。
 それに、それを乗り越えたとしても、そもそも論として「相手がずぼらだったとき」予定を入れて固定コードを送るという「めんどくさいこと」をやってくれるか、という話があります。こればっかりはいくら便利な道具が出来ても、どうにもならないですよね・・・。

 と言うわけで、このサービスの仕様の前提として、ある程度PC等に明るいこと、ウェブサービスに抵抗がないことがまず上げられます。幹事のプレゼン次第では、友人同士ならスムーズに利用できるかも知れませんね。また、メンバー全員ではなく、使える人だけににでも使っていけば、それだけ労力が軽減できるでしょう。

 使い方を間違えなければ便利そうなこのサービス、さっそく次の飲み会に導入してみてはいかがでしょうか?


デジカメで撮った写真の使い道

2010-01-20 23:59:59 | Life

 使い道も何も、デジカメで撮った写真のもっとも大きな用途は、「見る。見せる。」これに尽きます。もっとも、写真を撮るまでの過程が大事で、撮ったものには大して興味が無い・・・と言う事もあるかも知れませんが。

 さて、私がデジカメで撮った写真は、何も考えず、日付でラベリングしたフォルダに突っ込み、数がたまればDVD等のメディアに焼き付ける・・・そういう管理方法を採っていますから、見るのは当然ディスプレイの上だけ。しかしながら最近は、ただ撮って見るだけではちょっと寂しいですし、せっかくRAWで保存できるデジカメを買ったので、少しは写真をいじってみるのも面白いかもしれません。そんなわけで、近いうちにプリンタでも買おうかと思っています。もちろん、プリンタで写真を印刷すると、四つ切り一枚のコストが40円とかとべらぼうに高くなりますので、それこそ気に入ったものだけですが。

 私の親とか知人とかで多いパターンは、デジカメ写真を写真屋に持って行って、フィルムカメラ感覚で現像することです。受付時に印刷する写真や枚数等を気軽に指定できますし、一度にまとまった数を、比較的安価且つ手間を掛けずに印刷できるのは魅力的。枚数が多いときやリアルなアルバムで保存したいとき、他人とシェアするときなどは、自分で印刷するよりもある意味クレバーかもしれません。

 さて、もう一つ、近年急速に普及しているのがデジタルフォトフレームです。金額もある程度こなれてきましたし、低品質なものから機能てんこ盛りの高級機まで、ラインナップも充実してきました。印刷する必要がなく、かさばらず、常に人目に付く所に飾っておけるフォトフレームは、写真を活用するという点ではもっとも便利なデバイスかも知れません。
 普通のフォトフレームと同様に据え置きタイプが主流ですが、中にはこんな、持ち運ぶのを前提としたモデルも存在します。

PFS-AT150BK サンワサプライ

デジタルフォトフレーム(ブラック) PFS-AT150BK - サンワサプライ

 この機種は基本スペックがあまりに低いですし、画像データを転送するときに専用のソフトが必要で、かつ一枚一枚トリミングが必要と非常に面倒なので正直おすすめできません。デザインはカッコイイと思いますけどね。

 この製品はさておき、こういう写真を持ち歩くというコンセプトのデジタルフォトフレームは面白いかもしれません。もちろん、携帯電話でも同じような事が出来る訳ですが、あえて高スペックなモバイル専用機を用意することで、写真に対してのプレミアム感が増すように思えるのです。

 写真に対する楽しみ方は十人十色ですが、撮った携帯電話やデジカメの液晶ではなく、わざわざ印刷したりPCやフォトフレームの画面で見るというのは、被写体や撮ったシチュエーションに対する思い入れがあってこそ。フィルムよりもずっと世界が広がったデジカメを生かし、いろいろと方法を組み合わせて最大限に楽しめると良いですよね。


運転中は携帯電話をいじらない・・・他には?

2010-01-18 21:26:02 | Life

 最近、運転している時にかなり気を遣っています。以前事故をしたこともあるのでしょうが、なんだかんだ言って、運転しているだけで、歩いていたり公共交通機関で移動するのに比べてずいぶん大きなリスクを背負っている訳ですからね。まあ、毎度毎度そんなことを考えているわけでもないですし、私の住んでいる環境では車がないと生活が成り立ちませんから、うまく利用=事故や違反が無いように、気を付けてつきあって行かなくてはいけないのですが。

 運転中は、例えば対向車がセンターラインを超えてくるとか、無理に右折しようとして突っ込んでくるとか、自転車が突然進路変更して飛び出してきたりと、自分だけではどうにもならない要因による事故というものがありますが、とりあえず、自分自身が周りに注意を払い、集中して運転する事は基本中の基本となります。無理な追い越しはもちろん、車間距離を詰めたり無茶なスピードを出したりとかは問題外ですが、やはり怖いのは、ふと何かに気を取られてしまって、運転への集中が途切れてしまうことではないでしょうか。
 今回は、そういう「気を取られてしまうガジェット」をまとめてある記事を紹介します。

自動車を危険にさらす最新技術ベスト10 GIZMODO

最近は車でツイッターする人もいそうですが。

昨今の技術進化は便利すぎて破壊的テクノロジーといっていいほど。つい気をとられて事故を起こしそうになってしまいます。

 いやまあ、ツイッターは普通に危ないですよね。
 記事中ではグラフィカルなメーター表示とか、眠気を誘うマッサージ機能つきシート、後部座席にある冷蔵庫等が紹介されてますが、なんだかんだ言って一番危ないのは携帯電話とテレビじゃないでしょうかね。運転中、周りの状況を把握には、ほぼ視界のみに頼っていますので、それをある程度の時間占有してしまうこれらは、どう考えても非常に危ないですよね。特にメールは、文字入力・漢字変換、文面作成と視線を画面に集中させるのに加え、操作する手までリソースを割り当てる形になりますから、通話よりも遙かに・・・いや、通話もそうなんですけど、「携帯電話に目を落とす」という行為はとにかく危ないんです。

 思っている以上に、交通事故というのはリスクが大きいもの。人身事故を起こし、結果的に死なせてしまったりすると、それこそ目も当てられません。幸い、私はまだ人身事故は起こしていませんが・・・寸前まで行ったときの事を思い出すと、今でもそのときの苦い心境がありありと浮かんできます。お互い気を付けたいものです。

 ガジェットは確かに便利。生活をよりよくしてくれますが、運転中はもっと他に考えることがあるはずですよね?


マナーモードで”より”マナーに配慮

2010-01-16 23:59:59 | Life

 会議中や映画上映中、大事な話し合いの最中など、静かな場所の静寂を破る携帯電話の呼び出し音。間の悪い場所にい合わせたとき、間の悪いタイミングに限って、ついマナーモードにし忘れるというのはたまにある事です。私も一度、プレゼンの最中にやらかして、大恥をかいたことがあります。・・・そういうときにかかってくる電話って、「別に今じゃなくても!」という要件のものが何故か多いんですよね。

 さて、マナーモードになっていたとしても、携帯のバイブ音というのは意外と大きいもの。ポケットやカバンの中に入っていても、静かな場所では結構聞こえるものです。まして、堅い机の上やフローリングに置いてあったら、呼び出し音と同じ・・・とまではいきませんが、それなり以上の大きさの音が鳴り響くものです。机の上に起きっぱなしにして席を外したときとか、気にはなるけど他人の携帯電話を勝手に触るわけにもいかないし・・・と困ることがよくあるのですね。

 それだとマナーモードの意味が無い・・・と言う事で、auのデザインブランドiidaのサイトでは、マナーモードの振動を軽減させるストラップを販売し始めています。

【iida】manatomo au iida公式サイト

会議中、テーブルに置かれた携帯電話。予想外に大きなバイブの振動音に驚かされたことはありませんか。
周りに不快感を与えないために、クッションをストラップにして持ち歩けたら。そんな発想で生まれました。

 エストラマー樹脂で出来た人型の、ちょっと大きめのストラップです。机に置いておくとき、下敷きにするようにして使います。ストラップが携帯電話の振動を吸収することで、無用な音の発生を低減することが出来ると言うものです。スピーカーの下に敷くスパイク受けやオーディオボードを思い出しました。要するに、防振素材ですね。
 写真を見る限りずいぶんと大きいので、ストラップとして持ち歩くのは、私はちょっと抵抗がありますね・・・。氏カナ場所で、かつ机の上など、堅いところに携帯電話を置きっぱなしにするというシチュエーションはかなり限定されると思いますので、マウスパッド状のシートをその場所に常設すると便利なんじゃないかと。

 話は変わりますけど、初めてiidaの公式サイトに行ったんですが、Flashアニメと一緒に流れている音楽がすごくツボにはまりました。カッコイイ。


ウイリアム王子のホームレス体験に思う

2009-12-23 23:16:42 | Life

 本当に、寒くなってきました。暖房器具がないと屋内でもだいぶん厳しい状況が晩続いていまして、暑いよりも寒い方が遙かに嫌いな私としては、毎朝毎晩、凍える時を過ごしております。いやほら、「寒いときは着ればいいけど、暑いときに脱ぐのには限界がある」とか言うじゃないですか。でも、手袋をはめて本読んだり事務仕事したりは厳しいですし、こたつや布団に入ろうものなら出たくなくなるし、着るのにも限界があるし行動に大きな制限がかかる寒い方が、個人的には厳しいと思います。下手にうたた寝すると、室内でも凍死するかもしれませんしね。・・・ええ、そうです。ただいまの我が家は10度以下。室内のくせに冷蔵庫の中と同じくらいですよ。

 ところで、ヨーロッパの各都市って意外と緯度が高いところにあるのですね。例えば、フランスのパリとかドイツのベルリンは、北海道の札幌市よりも北に位置しています。海流などの要因でそれほど寒くないとは言え、冬には厳しい寒さが訪れます。それらの都市よりもさらに北に位置するイギリス・ロンドンは言わずもがな。夜には氷点下まで気温が下がりますが・・・そこで、英国のウイリアム王子がホームレス体験をしたとか。

英王子、氷点下でホームレス体験 ロンドンの路上で一夜 47NEWS

 王子が路上で寝たのは15日夜。氷点下4度まで冷え込む中、大きなごみ箱の陰に段ボールを敷き、寝袋にくるまった。王子を路上体験に誘った同NGOのトップ、オバキン氏と王子の個人秘書も一緒だった。

 なんでも、王子が支援するNGOからの誘いだったそうですが。なかなか体を張ったパフォーマンスですよね。凍えるような寒空の下、寝袋にくるまってどんなことを考えていたのか気になりますが・・・私にはちょっと出来ないなあ。考えただけで心細くなってしまいます。

 幸いなことに、私は公園で目を覚ましたとか、真冬の夜に行き場所が無くなったとかいう経験がありません。ですので、ホームレスについては語ることが出来ません。しかしながら、サバイバルの観点で言いますと、災害に遭遇するなど、路上等で夜を明かす可能性が今後無いとは言えません。ホームレス体験とは言わないまでも、真冬の屋外で、如何にして安全に夜を明かすかということを考えておいても良いかもしれませんね。・・・そういうのは無いに越したことはありませんが、備えあれば憂い無し、と言いますから。


ひもを引いて発電するUSB充電器

2009-12-15 20:59:02 | Life

 もう、そこら中でエコ、エコ、エコですよ。本当にエコなのかどうか分からないものも結構ありますけどね。

 別にエコが嫌いなわけではないですし、メリットも感じないわけではないんですよ?今日も電子機器を買ってみたら、梱包がずいぶんとシンプルでした。具体的には、中の詰め物が大幅に削減されている印象です。外箱も小さくなりましたし、捨てるのにも保管するにも、そもそも梱包を解くのだってずいぶん楽ですよね。

 そして、もう一つ。エコの潮流に乗って太陽電池とか手回し発電機とか、つまり、コンセントを使わずに電力を何とかするほうほうがずいぶんと身近になってきたことです。
 太陽電池は家庭用の補助電力として、ここ最近はかなり普及の兆しが見えてきました。また、あのエネループには太陽電池式の充電器なんていうキワモノ(フル充電に6日かかり、エネループを”数本”充電可能)もありますし、携帯電話に太陽電池を内蔵したモデルも数モデル登場しています。

 しかしながら、太陽電池のように環境に左右され、さらに受け身かつ時間のかかる方法なんてイヤだ!という方にはこんな製品が。

動画:人力モバイルUSB充電器 YoGen engadget

Easy Energy社の YoGen はひもを引く力で発電するモバイル充電器。カード型というにはやや厚い 55 x 90 x 23mmほどの本体にミニUSBポートを備え、USB給電・充電に対応した携帯電話やゲーム機 etcを体力の続くかぎり動かせます。

 ミニUSBポートというのが気になるものの、小型軽量で且つ、汎用性の高いUSB給電というのはかなりポイントが高いのではないでしょうか。メーカーの言うことを信じるなら、発電能力は一般的なACアダプタと大差ない、と言う事ですし。
 実際、太陽電池のように天候や環境に左右されず、使いたいときにすぐ給電が始められるというのはかなり便利だと思いますよ。遠出の時に、不意に携帯電話のバッテリーが少なくなっていることに気付くなんてのはよくあることですから、カバンや車に置いておくと重宝しそうですよね。

 使い方としては、何度もひもを引くという事になりますが、ハンドル回すのに比べて小型軽量を実現しているようです。どっちが効率的・・・と言うか、”楽か”は使ったことが無いのでよく分かりません。どっちにしろ緊急用なので、あんまり長い間使い続けるのはどうかと思いますけど。

 あとは、40ドルというお値段をどうとるか。個人的には・・・あんまり電源には困ってないのでこっちかなあ・・・


はじめてのタミフル

2009-11-24 23:59:59 | Life

 まだ飲んでませんが。

 昨日は寝オチ、というか寝込んでいたので朝の更新です。
 日、月と旅行に行っていまして、連日長距離運転+人混み、寒暖の差にすっかりやられてしまったようです。

 のどはがらがら、間接の節々は痛く、鼻水は色づいて、と健康診断の日なのに散々ですよ。・・・今回はパスですかな。そんなわけで医者に行ってきたのですが、診察の結果「インフルエンザの可能性があるので、熱が上がったらこれ飲んで」と。

 我が家に来た初めてのタミフルと言う事で、今まで見たことが無かったんですが、カプセルなんですね。飲まずに済めば良いですが、一人で寝てたりすると、いざ熱が出たときに飲むタイミングを逸してしまうようで怖いです。

 ・・・何より怖かったのが、インフルエンザだと診断された瞬間に、一週間を棒に振るという事実。うあ、洒落にならない・・・なんとか、発病してくれるなよ、と午前中はこのまま寝ていることにします。


インフルエンザの割と深刻な弊害

2009-11-14 23:59:59 | Life

 発生から一年がたとうとしていますが、新型インフルエンザの猛威はとどまることを知りません。まさに”伝染する”というその名前のとおりのおお暴れっぷりです。これから季節性インフルエンザも始まってきますので、被害はなおも拡大の予定。ワクチンを打つ機会があるならば、重症化を防ぐためにもできるだけ受けることをお勧めします。
 ・・・私はどうしようかなあ・・・

 さて、職場の同僚の方の子供さんの状況というのは、そのまま自分たちの職場環境にもかかわってきますので、それなりに情報収集が必要です。こちらでもだんだん、家族が全員インフルエンザにかかった例も聞くようになりました。また、修学旅行シーズンに学級閉鎖で延期になり、この時期に決定したにもかかわらず、今度は旅行先ではなく地元で流行することになり、学級閉鎖等々で旅行の決行に戦々恐々としていたとか。

 その学級閉鎖ですが、9月ごろからずいぶんと多くなったようです。かかり始めるとあっという間ですので、ひとつのクラスで何回も・・・というケースも多々あるとか。そうなってくると心配なのが、この問題です。

新型インフル 授業時間確保に四苦八苦 YOMIURI Online

 新型インフルエンザの流行で学級・学校閉鎖が急増し、現場は授業時間の確保に四苦八苦している。放課後の補習に加え、終業式後も授業を行うところも。冬休みを短縮する学校も多いが、年末年始をはさんで限界があるため、「春休みも削るしかない」と悲壮感も漂う。これ以上、閉鎖が続くなら、授業のやり繰りができなくなるとして、新たに学級閉鎖などの基準を緩和する自治体も出てきた。

 私は仕事柄、先生と話す機会もあるのですが、このあたりでも授業時間の確保には苦慮しているらしく、「冬休みはできるだけ削らないように調整したい」とずいぶん苦い顔で言っておられたのが印象的でした。
 一週間程度学級閉鎖した場合の授業時間は、6時間目までマックスであると考えると6×5=30時間。中学生が年間980時間の授業時間を定められていますから、実の所ずいぶん余裕があります。・・・が、一週間で済んだところばかりではありませんし、年度も終わりに近づき、授業の進行具合等も考えると、なかなか調整が難しくなってくると言うのが実情のようです。

 なんでも、7時間目まで授業時間を増やすことで対応する所もあるようですが、仮に一週間の学級閉鎖を完全に吸収しようとすると、期間にして約1ヶ月半かかる計算になります。
 進学という一生に関わる問題ですので、色々と対抗措置は執ってもらいたいものですが・・・受験生にとっては本当に大きな痛手ですよねえ・・・