<商用車の油脂類はロングライフ?!>
やっと寒さも一段落したようです。
今朝は良い天候で明け、いよいよ春一番も吹くのでしょうか?
そんな気分の良い朝は、青空からどうぞ。
昨日、ATF交換は? とのコメントを頂きました。
今日まで交換などは考えても居なかったのですが、早や6万キロも走行しますと予定は立てていた方が良いかと見直して見ました。
因みに、ATFとはオートマチックフリュードの略号で、オートマチックトランスミッションに使用されています、作動油を意味します。
まずは取扱書から見ます。
コルドバンクスのシャーシは、御存じカムロードですね。
そのカムロードは、トヨタの商用トラックのダイナ、トヨエースと日野 デュトロを基本としています。
また、実際の生産はトヨタグループの日野で生産されている事は皆さんご存じの通りですね。
まぁ~カムロードは、トヨタ、日野の商用車生産に於けるノウハウの集大成と言えるシャーシだと思います。
本題のATF交換ですが、取扱書にはトランスミッション毎のフリュード銘柄、容量が記されています。
フリュードは、いわゆるオイルの事ですが、ブレーキ、ミッションオイルに付いては、伝統的にフリュードと呼ぶようです。従いまして、ここではフリュードと記します。
小生のコルドバンクスは、ガソリンエンジンですのでガソリン仕様をベースにお話を進めます。
ディーゼル車両にお乗りの方は、ご自身の取扱書を参照して下さいね。
トランスミッション型式 A442E だと思います。
と言いますのは、資料が見つからないのです。
エンジン型式の1TR-FEの表記も有りますから、正しい確率 90%以上とは考えます。
しっかりとした裏付けが取れましたら、別途、お知らせしますね。
取扱書に依りますと、フリュード容量は 11リットル!
う~~ん、乗用車の約2倍の容量ですね。
商用車としてのメンテナンスフリーを狙っているようです。
フリュード量が多いと、フリュード寿命が延び、交換時には高額と成ります。
またミッション系はエンジンと異なり、燃焼が有りませんから、これもフリュード寿命が延びる要因ですね。
恐るべし、A442Eミッションと言う所でしょうか?!
ここまで見て来ましたが、取扱書には交換頻度の記載が有りません。
そこで、メンテナンスノートを確認します。
そうしますと、動力伝達装置のオートマチックトランスミッション フリュード交換が有りました。
トヨタ車の場合、ユーザーの使用状態により、「標準」、「シビアコンディション」に分類され、更にシビアコンディションの場合は細分化されています。
例えば、
A:悪路
B:山道 登降坂路の頻繁な走行
と続き、Eまで有ります。
小生の場合、高速では流れに乗りスピードは出しますし、登坂路では2速ホールドでも走行する状態では有りますが、「標準」と考えています。
まぁ~過積載はしませんから、負荷的にも「標準」と認識しています。
「標準」ですと、””無交換”” と有ります。
何しろフリュード容量 11リットルですからね。
商用車としての、メンテナンスフリーを狙っているのは明らかです。
青丸部のダイナ、トヨエース、コースター蘭を見ますと、4万キロ又は2年毎の交換頻度が指定されています。
ここで考えます。
コースターとは明らかに、車重が異なりますからカムロードには当てはまらないのかと。
また、ダイナ、トヨエースはトラック使用ですから、これも違うような。
以上からの結論ですが、
当面、”無交換”で行きます。
10万キロ走行時点で、フリュード汚れ、粘度を確認し再度検討はしたく思います。
やはり、自分自身の車両の使い方、自動車メーカーのお勧め頻度、商用車ベース車両で耐久性は高いと考えられる事、トヨタ車過去3台乗り継ぎ、故障の無い実績から当面は、無効換で行きたいと思います。
キャンピングカー選びの際には、こんなランニングコストも考慮しますと、後々の後悔が少ないかも知れませんね。
まぁ~この辺りは自己責任で、デーラーとも相談しながら決めて下さいと言う所でしょうか。
自動車の使い方は、個々で異なりますから。
そう言う小生もエンジンオイル交換は、メンテナンスシートでは、15,000Km毎で良いのですが、5,000Km毎で交換しています。
この辺りは自主規制ですね。
良きキャンピングカーライフをお祈りします。
トランスミッション型式は、おしゃる通りコーションラベルに有りました。
案外、見て居るようで見て居ないようですね。
ATF交換に付いては、再度ウンチクを捻りたく思いましので、本文を参照して下さい。
またご心配、御指摘をして頂きますと、レベルUPに成りますので、宜しくお願い致します。