kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ATFフリュード劣化は? ミッション構造偏

2017-02-23 13:44:22 | エンジン

<オイル劣化判定は難しい?!>

この所、一日単位で晴れから雨、雪の天候が巡るましく変わります。

その上、寒さも加わるとなると、エンジンオイル交換も出来ておりません。

まぁ~悪天候で走行距離も伸びませんから、良いのですが。。。

 

そんな今日は、ATFフリュード(以下 ATFと記載)の劣化に付いてウンチクを捻ります。

尚、優しく優しくお話しますので、詳しい方は読み飛ばして下さい。

まぁ~難しいく話をしろと言われましても、出来ませんが。。。。

(@_@;)

 

【簡単にオートマチックトランスミッション構造】

このオートマチックミッション(以下 ATと記載)の構造が簡単にと申しましたが、難しいのです。

大多数のユーザーの方は、AT内部など見た経験は無いのかと?

アイシン・エイ・ダブリュ製 4速 AT断面です。

カムロードのA45DE ATもこれに準じています。

 

<簡単諸元>

電子制御式 オーバードライブ付き 4速AT

・伝達方式   トルクコンバーター付き

・変速数    3要素1段2相形(ロックアップ付き)

・変速比    4速 0.688 (変速比 1以下をオーバードライブと言います、変速比は参考程度)

 

ATで覚えていて欲しい内容は、ミッション内部には、ギア、シャフト、ベアリング、多板クラッチ等を内蔵していると言う事です。

この点がエンジンとは大きく異なる点です。

具体的にはATには、燃焼室が無いと言う事です。

 

         

上記写真の赤丸が多板クラッチと思われます。

(写真が不鮮明ですみません)

 

この多板クラッチに掛ける油圧を電子制御する事で、変速、ロックアップをコントロールしています。

以前、お話しましたが、小生はこのロックアップ制御が絶妙だと感じています。

燃費、エンジンブレーキの好影響を与える優れものなのです。

 

お話が脱線しましたが、AT構造からのフリュード劣化要因です。

 

【フリュード劣化要因】

1、多板クラッチのフェーシング摩耗粉。

2、ギアの噛み合い時に発生する圧力、ベアリング、ギア回転に伴うせん断作用。

3、温度上昇、下降による結露。

4、空気に触れることからの酸化。

 

参考にマニュアルミッション(以下 MTと記載)の透視図を見ます。

ATに比較し、何と簡単そうに見えますね。

因みに小生のType Rは、6速 MTですが、フリュード交換は5万キロ毎に行っています。

 

ATに比較し早い交換頻度と思いますが、フリュードが劣化して来ますと、シフトミスが増えるのです。

まぁ~MTのフリュード量は少量ですから、お財布にも優しいもので交換が出来るのでしょう。

 

お話が長く成りますから、今日はここまでとします。

フリュード劣化に付いては、AT構造がある程度理解して頂かないと、説明が付かないと思うのです。

 

フリュード劣化に付いては、各石油会社も具体的には公表していないようです。

自動車の使い方が千差万別で、規定のしようが無いと言う所でしょうか?

 

まぁ~各種情報と経験則ですが、当たらずとも遠からずでしょうから、時間がありましたらお付き合い下さいませ。

 

早く安定した天候が待遠しいですね。

 

<参考> トヨタ、 アイシン・エイ・ダブリュウ



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