<思いの外 奥の深い龍泉洞>
天候が悪化し雨は降らないものの、コウモリが飛び交う龍泉洞に入場料1,000円を支払いブルーワールドに潜入します。
入口は思いの外、狭く感じこれは期待を裏切られるのかとの思いが一瞬脳裏を過ります。
洞内に入りますと、足元にはクリアブルーの清水が流れます。
如何にも日本酒の仕込清水にも見えます。
これは、もしかしたら良い鍾乳洞か?!
奥に進みますと天井高くから雫が落ち、それをカバーする波板が通路上に設置されています。
この辺りの照明はブルー色に変わり、幻想的な雰囲気が盛り上がります。
入場したのが夕暮れ時で、見学者が少ないのも神秘性に拍車を掛けます。
鍾乳石の隙間には、ブルーライトに照らされた更に奥が見えます。
この鍾乳洞は発見されている部分だけで、全長5,000m超えるようです。
その内、公開部分は700mだそうです。
迷路のような急階段が続き、登り降りには慎重さが求められます。
それにしても息が切れます。
ブルードラゴン地底湖は水中ライトで照らされ、今にも引き込まれそうです。
底の見えない水中深くには、ドラゴンの目が光っているような。
因みに水深は98mあり、撮影で潜ったカメラマンも居るようです。
水の冷たさと、恐怖で震えた事でしょう。
更に急階段を登ります。
足元は濡れていますから、ホント注意一秒怪我一生です。
登った所にはワイン蔵が有りました。
ここのワインは呑んで見たいような。
先程の地底湖を見ますと、ドラゴンブルーが小さく見えました。
今にもドラゴンが出現し、引き摺り込まれそうです。
アッ! ドラゴンの爪跡が・・・・。
この様な鍾乳石も有るのですが、下部が切れており不可解な・・・。
ドラゴンブルーに照らされ更に進みます。
人が少なくここで遭難でもしょうなら、発見されるまでは相当な時間を要するでしょう。
こんなヴィーナスのお尻も
う~~ん、良いお尻ですね。
そろそろ外界が近いようです。
どうやらドラゴンの餌食にならず、生還出来たようです。
生還の証明は子宮からの生誕でしょう。
鍾乳洞に入りますと、空想の芽は限りなく膨らみます。
子供の頃は、親爺が「ここには鬼が住んでいた」と脅かされたものです。
洞内から外に出ますと、陽は可成り傾いていました。
息を切らせながら、階段を登った所為か少々汗ばむ位です。
うん?! ドラゴン恐怖からの冷や汗かも?!
出口でもぎりオジサンが手元のカウンターを押し入場、退場の員数をカウントしているのが見えました。
遭難者が発見されるのもされないのも、オジサンの手中に有るようですね。
(@_@)
人出も少なく成りましたから、龍泉洞名水を給水させて貰いました。
キャンカーポリタンク、ペットボトル共に満タンです。
水に不安が無い状態に成りますと安心できます。
給水時に飲んでみますと、クセの無い美味しいドラゴンブルークリア水でした。
瓶詰めし販売しますと、可成り売れそうです。
その後は455号線を一気に盛岡に向け走りました。
ヘッドライト頼りの暗闇走行でしたが、他車とキャラバン状態でしたから何となく安心走行でした。
盛岡に出ますと行き成りエッソで148円/Lガソリン給油出来、このキャラバンで最安値です。
ガソリン、水共に満タンで、「道の駅 とうわ」に滑り込み即、温泉に行きました。
温泉併設の道の駅は有難いものですね。
夜はホヤキムチで一杯行きますと、一日の出来事が頭を巡ります。
食後には林檎も頂きました。
最近は食べる事が少なく成った林檎ですが、此方に来て野菜不足を補う意味も有り美味しく頂いています。
龍泉洞は日本三大鍾乳洞の一つとの事には納得でした。
あのドラゴンブルーの名水は、見るだけでも価値が有ります。
その上、飲めますから。
此処からはキャラバンも帰り足と成ります。
さ~~て、どうしましょうか?!
つづく
でも、この階段は私の膝では無理のようですネ~
kenyさんの写真を見て我慢します。
特に地底湖は秋芳洞には無い深さと、透明度で何しろドラゴンが潜んでいますからね。
危うく引き込まれる所でした。
弱音を吐かず、運動で鍛えドラゴン巡りを目指して下さいネッ!