<とは言うものの賢く利用>
この所、秋晴が長続きしません。
晴れたかと思うと翌日から雨とか、気分が滅入りますね。
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そんな今日この頃ですが、この所走行充電に付いてのコメントが目立つようです。
やはりキャンカーに乗りますと、走行充電でサブバッテリーは充電されますとの謳い文句ですから、皆さんサブは走行充電で満充電出来ると思い込まされますよね。
そう言うKenyも当初は、走行充電で満充電出来ると思っていました。
しかし、長年キャンカー乗りをしていますと、走行充電では満充電は有り得ない事に気づかされるのです。
ここで言います走行充電とは、コルドバンクスに代表されます特に昇圧機器等が装着されていないキャンカーに付いてのお話です。
コルドバンクスの名誉の為に言いますと、国内製造キャンカーの99%はコルドバンクスと同様なのです。
そして、走行充電は通常使用に於いて、差し障りが無い程度にはサブは充電はされます。
この差し障りは無い程度と言いますのが問題でして、凝り性のkenyには許せない所です。
【ソーラー化に依る快適化】
サブを満充電にするには、やはりソーラー装着が一番の早道だと思います。
ソーラーコントローラーはバッテリー充電器としては最高の機器と言っても過言では無いでしょう。
サブバッテリーの状況に見合った充電電圧、電流を適切に印加する動作は3ステージに渡ります。
その最終ステージはフロートモードと成り、100%満充電 サブ容量を最大限に利用出来ます。
走行充電を語るには、ソーラーを外しては語れませんから、寄り道をさせて頂きました。
そんなソーラー発電ですが、太陽が沈みます夜間には働いてはくれません。
そこで走行充電の出番と成るのです。
【走行充電快適化】
走行充電はベアシャーシのオルタネーターを使用していますから、その発電電圧はメインバッテリー充電が優先されます。
言い換えますと、メインバッテリーがほぼ満充電に成りますと、充電電圧は低下するのです。
この時の充電電圧は、ほぼ12.9~13.2V程度でしか有りません。
しかし、サブバッテリーのメーカー推奨充電電圧は、14.5Vを何処のディープサイクルバッテリー(鉛バッテリー)も要求しています。
前記の13.2Vでは何十時間掛けてもサブバッテリーは満充電には至らないのです。
そこで、小生は走行充電に見切りを付け、「太陽快適化スイッチ」と称しソーラー発電、走行充電共に手元でON/OFFが出来るようにスイッチを取り付けました。
詳細は此方に有りますので参照下さい。
https://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/a50d40f622fad613989d012fe18353b3
上記赤丸印のロッカスイッチが、走行充電のON/OFFスイッチと成ります。
走行充電は夜間走行時のサブから電源供給しています、冷蔵庫使用には有効なのです。
しかし、サブを充電する際には、メインバッテリーからオルタネーター磁励(磁化する)電流が持ち出されますからキャンカーのメインバッテリーは思いの外、酷使されるのです。
この事がメインバッテリーの短寿命に繋がりますから、通常は走行充電OFFでの使用をしています。
そんな意味で、走行充電は見切っていると言えるのです。
後は夜間走行時のみ走行充電を使用すれば良い訳ですから、ここは賢く使いたいものです。
走行充電を切りますと思いの外、加速も良く成り驚く程です。
この辺りのお話は分かり辛いかも知れませんが、ある意味諸悪の根源は走行充電とも言えない事は無いのです。
3年目の冬にメインバッテリーが弱りましたが、走行充電OFFしますと継続使用が出来、現在5年目ですからね。
やはり影響は大きいようです。
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