<3年経過しますと、染まって来たような>
GWも明けますと、コルドバンクス総括季節が到来するのです。
納車はGWに間に合わず、すったもんだのドタバタの挙句に納車も遥か昔のような。。。
今日は、3年経過のコルドバンクスを振り返ります。
コルドバンクスは、小生に取りまして4台目のキャンピングカーと成ります。
ハイエースベースのバンコンからスタートし、トヨタ V6 3000ccベースのウィークエンダー、GM V8 6000ccベースのロードトレックと乗り継いで来ました。
国産カムロード 直4 2000ccベースのキャブコン コルドバンクスは初体験だったのです。
そんなコルドバンクスも3年経過し、快適化効果かKeny色に染まり、当初のインプレとは変化しています。
そんな前提で、コルドバンクス3年経過インプレをお聞き下さい。
この3年間で、年間走行距離も年を追う事に減少傾向です。
あまり走行距離を伸ばしますと、乗換?が早まりませんからね。
【スタイル】
まぁ~おせいじにもカッコ良いとは言えないのは、当初より変わりませんね。
しかし、人間とは不思議なもので毎日眺めていますと、見る事が出来るように成るのです。
あばたもエクボの類かも知れませんね。
ここは前回と同様なようです。
【雨漏れ】
通常はガレージ保管ですし、バンテック車の特徴である、ソリッドスクエアーフレームと約40mm厚さのフロアー1枚合板からのネジリ剛性UPに依りボデーヒネリ剛性が高い事。
更にダイニング部ボデー外板が1体成形品で事実上繋ぎ目が無い事から、ボデーネジリに対し所謂シーラー切れが発生しない構造である事から雨漏れタフネスは高いと予想されます。
万一、雨漏れが発生するとすれば、各ウインドウ取付部ですが、こればかりはほぼ各車共通かと思います。
コルドバンクスの大きなダイネット部、アクリル2重ウインドウはボデー剛性に余程自信が無いと採用出来ない位の大きさなのですよ。
それでも心配症のkenyは、納車直後にウインドウ廻りに増しシーラー塗布は行いました。
そんな状況下での使用に於いて、今日まで雨漏れは無し。
評点 10点 (10点満点中)
【内装】
コルドバンクスの内装には、特徴が有ります。
良く言えば、無駄な虚飾は捨て、質実剛健、飾り映えは有りません。
最近時の豪華、絢爛内装を見慣れた目には、物足りなさが有るやも知れませんね。
まぁ~ここは好みの分かれる所、お財布事情にも影響されますよね。
kenyの場合は、必要な物はゆっくり快適化を図れば良いとの考えですから、まぁ~現状で満足はしているのですが、最近時は内装の快適化を目論んではいるのですよ。
内装がシンプルですと、車重が軽く成りタイヤ負荷が減少しますから、低圧タイヤ(空気圧 470kPs)が使用でき、お値段もお安く、その上、乗り心地も良く成るのです。
内装が軽い部、積載物も沢山積めますしね。
さ~~どうしましょう?
評点 7点
【操縦安定性】
前回は足回りは完全純正状態でした。
タイヤ変更も無かったのですが、昨年の夏に待望のアルミホイール、ワイド低圧タイヤを導入しました。
完全純正状態でも評点 8点としていたのですが、今回のタイヤ変更で更に大幅に操縦安定性は向上しました。
たまに同乗します息子曰く、「キャンピングカーの運転じゃないなぁ~~」との事です。
まぁ~ほぼ乗用車感覚と言っても良いのかと思います。
そうは言いましても、エンジンはアンダーパワー、走りはロールは大きく、車高も高い事から限界は有ります。
操縦性の向上は、高速道路で大型トラック、観光バスを追い抜いても進路を乱される事はほぼ無いと言えます。
但し、風速10m越えの横風を受けますと、流石に流されはしますが。
そんな所で
評点 9点
【燃費】
3年経過ですから、燃費をマトメて見ました。
計測は満タン法で、冬場のFFヒーター燃料使用も含まれています。
従いまして、FFヒーター消費分を除きますと、更に若干の向上は有ります。
ほぼ毎年、燃費 6.9Km/Lと言う所でしょうか?!
ガソリン 2000cc エンジン、キャブコンを考えますと、かなり良い燃費かと思います。
最新の2017年度 燃費が最悪のようですが、高速長距離走行が少なかった事。
マッタリ滞在で、FFヒーター使用頻度が多かった事。
アルミホイール、タイヤ変更、太陽快適SW適用から、加速、走行スピードが改善した事から、ついついアクセルを踏み過ぎる事が影響していると思われます。
アルファード、ハイエースのガソリン車にお乗りの方から見ますと、どうなのでしょう?
今後の2500ccエンジン、6速ATミッション搭載等の更なる改善を期待したいものです。
評点 7点
【乗り心地】
キャンピングカーは旅行のお伴ですから、長距離を走行します。
そこで重要な事は、やはり乗り心地だと思います。
乗り心地が良いと、疲れがまったく違って来ますからね。
前回も純正タイヤで、空気圧530kPsで評点 8点としています。
メーカー指定タイヤ空気圧は、600kPsですから、530kPsはユーザーの管理空気圧と成ります。
殆どの方が、多分空気圧 600kPsでお使いと思いますが、Kenyは自主管理する前提で530kPsで使用しています。
空気圧600kPsでも乗って見ましたが、タイヤがゴツゴツと細かい路面の凹凸を拾い、最悪の乗り心地でした。
やはり路面の細かい凹凸は、タイヤで吸収させたいものです。
現状のアルミホイール、低圧タイヤでも空気圧は、ユーザー管理空気圧 530kPsでの使用です。
タイヤ設定は低圧タイヤですが、ロードインデックス値(タイヤの耐荷重値)は純正より向上し、低空気圧で乗り心地は良いようです。
(Zilユーザーさんには低圧タイヤはお勧めしません。LI値が更に大きいタイヤを選択下さい)
まぁ~車重が軽い事はこんな乗り心地、タイヤ単価にも影響するのですね。
評点 8
【キャンピング性能】
ここは、ほぼ満足しているのですが、良い点、改善して欲しい点を箇条書きにして見ます。
<良い点>
1、エントランスドアーに網戸が標準装備が良い。
今回のGWでも大活躍してくれましたが、エアコンを使用するまでも無い状況、しかし、ウインドウ開放だけでは暑い等の気温時は重宝します。
2、スライド式 バンクベッドは、ダイネットネーブル廻りが広く使え長期キャラバン時に良い。
3、リア左側に設定されているゴミ箱は、容量を含め良い。
GW間のゴミ総べてを持ち帰る事が出来ました。
外部にゴミが搭載出来る事は、匂いの問題も有りますので、有り難い装備です。
<改善項目>
1、全長 5mジャストサイズで良く検討されているダイネット、バンクですが、バンクベットサイズを前後方向に100mm 長く出来ないでしょうか?
これが出来ますと身長170cmまですと、前後方向に眠れるのですが。
2、リア常設2段ベット前後幅もあと、100mm UP出来れば寝心地改善に成るのですが。
3、バンクベッド、リア常設2段ベット部のアクリル2重ウインドウの窓枠部より、冬は冷気、夏は暖気が侵入します。
窓枠部の約30mm長さの長穴だけでも、一体化塞ぐ事は出来ないでしょうか。
まぁ~この辺りは快適化での対応かも知れませんね。
概ねキャンピング性能には、満足と言う所でしょう。
評点 7.5
【電気事情】
前回はサブ 300Ah+ソーラー480Wで、評点 6.5点としていました。
やはり夏場にエアコンを使用しますと、300Ahでエアコン、照明、その他電気機器を使用するのは無理が有るようです。
そこで昨年、快適化としてサブを追加しました。
その時点で既に2年経過していましたから、新バッテリーを追加する訳には行きません。
そこで、DC-DCコンバーターを入れ、追加の105Ahバッテリーを充電出来るように変更しました。
これで、トリプル300Ahバッテリーバンクは、エアコン、照明等の専用と出来ました。
追加しました、シングル105Ahバッテリーバンクは、テレビ、パソコン、携帯充電等に使用しています。
この追加、回路変更で電気的には余裕が生まれました。
ソーラーも有りますから、ほぼ独立し電気は自前で調達出来る体制が整ったようです。
そう言えば、ソーラーパネル直列化以来、外部電源は接続していないようです。
シングル105Ahバッテリーバンク追加出来た事から
評点 7
【これからのキャンピングカー】
最近、感じるのですが道の駅等を見ましても、必ずキャンピングカーが1台は居るようです。
高齢化社会の影響も有るのか、確実にキャンピングカー愛好者の数は増加傾向のようです。
数が増加しますとコスト的には、売価の低価格化は可能に成ると考えられます。
そこで
全長 5m
カムロードベース
定番レイアウト 対面ダイネット 後部常設2段ベット
内装はシンプルライフ、かつ軽量。
お値段はリーズナブル、かつお安く。
そんな夢のキャンピングカーは出来ないでしょうか?
乗換に間に合うように、夢のキャンピングカーが出現しないでしょうか?
それまでは、走行距離を伸ばさないよう、セーブしなければ。。。
快適化に励みましょうかね?
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