<やはり、VアイにGO!>
この所、週末に成りますとお天気が崩れる傾向にあるようです。
お出かけもままならず、屋内で大人しくしておくしか無いのでしょうか?
そんな今日は晴れ間をぬい、Vアイ(バンテック愛知店)にGO! して来ました。
少し前にFFヒーターが自動停止し、故障コード表示ランプが点滅するとのお話をしました。
そんな故障がまた、再発したのです。
【不具合事象】
FFヒーターコントロール温度調整ツマミ(以下 ツマミ)をMaxにし、ヒーター点火します。
ちなみに小生のバンクスはガソリン車ですから、ガソリン燃焼方式のFFヒーター(ベバスト製)です。
約5~10分燃焼し、設定温度をツマミの中央付近に変更します。
そうしますと、FFヒーターは燃焼を絞り、設定温度を維持しようとします。
そうしますと、自己診断機能が故障を検知し、FFヒーターが自動停止してしまうのです。
故障コードは、ツマミ中央の三角ランプ点滅で、長い点灯2回、短い点灯5回です。
故障コードはマニュアルに依りますと、「燃焼中の消炎」とあります。
一端、ツマミをOFF位置にし、10秒以上待ち、再度、ONしましたが、またも同一故障診断です。
これは、VアイにGO! しか無いようです。
不具合は何時ものこのポイントで発生です。
帰り道に早速、予約を入れますと、明日でもOKとの事。
この5月で満2年が経過しますから、修理は今しか無いですよね。
【修理内容】
今日は、何時もの腕の良いメカニックさんがお見えです。
不具合事象を説明し作動テストです。
作動テスト中は、たまたま不具合は再現しませんでしたが、燃焼不良が予測されるとの事で修理をしてくれる事に成りました。
分解前の写真は無いのですが、バンクスの燃料ポンプ取付は、ガソリンタンク底付近の青丸ステー上にあったのです。以前よりこの配管レイアウトは無いよなとは思っていたのですが。。。。
青丸 元の燃料ポンプ搭載位置
赤丸 燃料ポンプ
黄丸 燃料フィルター
赤スプレー 元の燃料配管レイアウト(取り外し状態、旧の配管軌跡は異なる)
後講釈(あとこうしゃく)に成りますが、元の配管レイアウトは以下の問題があると推察されます。
1、ガソリンタンクからフイルターまでの配管が長過ぎる。(エアー噛み確率、水分結露)
2、フィイルターからポンプまでの配管が長過ぎる。(エアー噛み確率、水分結露)
3、ポンプ位置がガソリンタンク最下端付近ですから、ガソリン中に含まれる水分がポンプ付近に溜まり安い。
またポンプからの圧送側される配管は、FFヒーター本体に向かい上方に伸びており、V字を描く配管レイアウトであり、一端溜まった水分、エアーは抜け辛いレイアウトである。
そんな事を薄らぼんやりとは感じていたのですが。
青スプレーが元の配管レイアウトです。
写真は修理後ですから、スッキリしています。
青丸位置がポンプ位置でした。
今回は、ポンプをフロアー下にビス締めです。
この位置に成りますと、ポンプ作動音が心配ではあるのですが。。。
修理は配管の短縮化、フイルター内の水抜き、エアー抜きをしてくれました。
黄色のフイルターですが、一般的に自動車の燃料フィルターは水分を分離する機能が有り、配管中に発生した水分は以降には流さないのですが。
今回の修理で、フィルターを縦傾向にしてくれましたから、水分はフイルター下部に溜まりそうですね。
この辺りは小まめに(1回/年)掃除が必要なのかも知れませんね。
燃料ポンプから、FFヒーター本体への配管も短くしてもらっています。
もし配管中の水分が溜まるとしたら、奥に見えます車体側のフレーム部がやや下がって(谷形状)おりこの部分が心配ですね。
【修理後の全体レイアウト】
燃料ポンプをガソリンタンクの上部に位置変更し、配管は短く、フイルターをやや縦方向に位置決めしています。
まぁ~上記内容は小生の経験則からの推察ですが、当たらずとも遠からずですからご安心下さい。
直接聞いたお話ではありませんから、念の為。
暫く、様子を見てみましょうか?