<三連ソーラーMPPTは最強>
キャラバンから帰り、家で眠りますと流石に良く眠れます。
しかし、早寝、早起きのキャラバン生活の癖が抜け切らず、am6:00時に目が覚めるのは、チョット困りものです。えっ! 決して早起きとは言えない? かも知れませんね。
まぁ~Kenyに取っては早起きと言う事で、ご理解下さいね。
今日は、滞在型のキャラバンに於いて、ソーラー発電に依る電気事情は如何ほどであったのか?
のお話です。
既に御存じのように、キャラバン前にソーラーパネルを増設し、160W 単結晶シリコンソーラーパネルを3連チャン、直列接合にしパネル発生電圧を最大に得られるよう変更しました。
コントローラーは、勿論、国産 福島電機製 SPC-005を今までどうり流用しています。
このコントローラー定格は
最大入力電圧 150V
最大入力電流 30A
なのですが、今回のソーラーパネル3連チャンで、最大入力電流が限界に来ています。従いまして、これ以上のソーラーパネル増設は出来ない状況なのです。増設する場合は、コントローラーの変更を伴う事に成ります。
キャラバン中の電気使用は
冷蔵庫 24H ON
テレビ、パソコン、照明、iPhone等の電池充電
電子レンジ 600Wを1日 1~2回使用。但し、電子レンジ使用中はエンジンでバックアップします。
そんな電気の使い方ですが、昼間、太陽光が有れば、ほぼ自由に電気が使えると言える状況に成りました。但し、夜間は太陽光が有りませんから、昼間充電したサブの電気に頼る事に成ります。
従いまして、pm4:00までには、夜間の電気を温存しておく必要があります。pm4:00を過ぎ、太陽高度が低く成りますと、情けない位、発電量が低下するのです。まぁ~キャンカーの場合、ソーラーパネルを水平に配置していますから、致し方無いのかも知れませんが。。。
Kenyのバンクスの場合、サブは100Ah×3 合計300Ahと成ります。このサブ容量は従来通りですから、夜間の電力量に変化は無いのです。
勿論、サブを増設したいのですが、現状サブは新車時より1年 半は経過していますから、増設したバッテリーとの劣化度が異なりますから、事実上、増設出来ないのが実情なのです。
従いまして、夜間使用出来る電力には変化は有りません。
今回の3連チャンソーラーで好天であれば、am10:00頃には、この状況に成ります。
残量計は、あくまで参考値ですが、100%を示しています。
電圧 14.2V ですから、サブはまだ満充電では無い事が分かります。サブの充電状況を判断するのは、このサブ電圧で見ますと、真のサブ充電状況を把握する事が出来ます。
サブの充電状況は、サブ電圧値で判断する癖を付けますと、正しい判断が出来るように成ります。
Kenyの場合、サブ電圧が14.7Vまで上昇しますと、コントローラーはフロートモードに移行します。この状態に成りますと、サブ電圧は、13.5V程度に低下し、自然放電に伴う程度の充電電流に変化します。
実際のキャラバンに於いては、冷蔵庫は常にONですからサブからの電力持ち出しもあり、天候の変化も共ないフロートモードを維持するのは難しいようです。
そのような場合は、アブソーブモードに変化し、再度、定電圧電流充電モードに遷移し充電電流が大きく成りますから、特に実害はありません。
今回のキャラバン中、確認出来たフロートモードは、3回発生しました。当然ながらテレビ等を使わず、充電に徹しますとフロートモードを早く見る事が出来ます。
また、フロートモードが出た日の夜間は、サブも12.8Vでのネバリが強く成るようです。
秋になりソーラーパネルの温度低下に共ない、発電効率が向上しますので、ソーラーパネルの発電量は
開放電圧 定格 64.8V
最大入力電圧 定格 52.5V ですが
今回、最大ソーラーパネル発電電圧 64.1V を記録しました。
開放電圧に後、0.3Vと迫っていますね。最大入力電圧は完全に凌駕しています。
この辺りがコントローラーの設定は、ソーラーパネルの開放電圧から設定する根拠ですね。
今回の3連チャンソーラーパネル+MPPTコントローラー+直列接合であれば、昼間電力はほぼ余裕で乗り切れそうです。後は、夜間電力確保の為、サブを現状とは別回路で増設出来ないかと考え中なのです。
長期キャラバンに於いて、走行が少なくても電力が確保出来る魅力は、有り難いものです。
また、それが燃料無し、無音で確保出来ると成れば、キャンカーとの相性は相当高いかと思います。
結論としまして
昼間電力は好天であれば充分です。
夜間電力確保の為、サブ容量を100~200Ah(鉛バッテリー)増設したい。
まぁ~長期滞在型キャラバンには必需品のようですね。
本日も読んで下さり、ありがとう御座います。
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