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kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

桜 古木二題

2016-04-18 09:34:09 | 花紀行 春

<桜の古木はまだまだ有ります>

桜の里を巡っていますと、次から次えと銘木に合う事が出来ます。

これでスッキリと青空であれば、春蘭満なのですが。。。

 

天候には何時までも拘りがあり、諦め切れませんね。

そんな今日は、桜二題の御紹介です。

 

内出のサクラは推定樹齢 220年 枝垂れ桜です。(撮影日 4/10)

どうもこの桜に逢いに来ますと、天候には恵まれ無いようです。

前回も雨で、何とか雨は上がったものの相変わらずの厚い曇り空でした。

 

この桜も個人所有で、御先祖様が金毘羅参りの時、持ち帰り記念に植えたとの言い伝えがあります。

木の左手は土手に成っており、枝垂れ桜の枝が滝のように落ちています。

青空が期待出来ないので、せめても楓の赤い新芽と桜の滝を御覧下さい。

これで青空が。。。未練でしょうか。

 

さぁ~~て、次はどの様な古木に逢えるのでしょうか?

ナビ頼りで走りますと、本道から谷側に分かれる細い道に入ります。桜は? と探しますが見つかりません。

今まで見て来た桜達は遠くからも見る事が出来るほどの枝ぶりですが、ここでは見る事が出来ないのです。

愛蔵寺の下にバンクスを停め、歩いて境内に向かいます。

道から少し登りますと大きな駐車場に出ました。上に駐車場があったのですね。勿論、無料です。

愛蔵寺の護摩ザクラ 御覧下さい。(撮影日 4/10)

樹形、枝ぶり、幹面が素晴らしい、ベニヒガンザクラの一種です。

推定樹齢 800年の古木ですが、樹高が9.8mしかなく外からは伺い知る事が出来ませんでした。

過去二度の本堂火災に合い、二度目の火災のさいに秘密護摩札がこの木に留まった所から、護摩ザクラの名が付いたそうです。

推定樹齢800年ですが、木が大きく成らず、別名 育たぬサクラとも呼ばれるようです。

しかし、幹面は800年の歴史を感じさせられるに充分な、面構えです。

枝先では、美しいお花を咲かせ樹勢は盛んなようです。

まだこれから咲こうとしている、奥手の蕾達もいるようです。

足元の小さな池には、ミズバショウが咲いていました。

この山里にも沢山のサクラを見る事が出来ます。

田んぼの向こう岸にもサクラの傘が開いています。

山里の内出のサクラ、護摩サクラを青空の下で愛でたいものですね。

やはり、再訪しか無いのでしょうか?

こんなサクラをのんびりと愛でる事が出来るのも、キャンカー有ればこそでしょうか?

ある意味、チープな贅沢な??? 旅は続きます。


上石の不動桜

2016-04-16 11:31:23 | 花紀行 春

<桜キャラバンは続きます>

九州の地震は続いているようですが、一日も早く収まり、復旧が叶う事を願っています。

今朝の東海は、春らしい暖かい穏やかな朝を迎えています。

サブも好天が続きますので、朝8時前にはアブソーブモード(均等化充電)です。

 

そんな今日は、福島 上石の不動桜を御覧下さい。(撮影日 4/10)

枝垂れ桜で、三春の滝桜の子孫とも伝えられ、推定樹齢350年と成ります。

小さな不動明王堂に寄り添うよに立っており、斜面に立つ姿は守り神さまのようにも見えます。

桜、お不動さん、菜の花と、まるで「むかしむかしの物語」の世界ですね。

樹齢も350年を超しますと、その幹には長い歴史が刻まれています。

この幹面構えを見るのも古木の楽しみなのです。

そんな幹、枝から美しい花が咲くなどと誰が想像出来るでしょう。

桜を植えた三春藩士は、このお不動さんで寺子屋を開き、村の子供達に教えたそうです。

その頃は木も若く、それでもしっかりと沢山のお花を付けた事でしょう。

福島の三春、中田町上石方面には良い桜が沢山あるようです。

何時まででも眺めて居たい風景ですが、先を急がなければ成りません。

 

帰り道には、個人のお庭ですが多分、日本一のモクレンが。。。

正に今満開で、これほどのモクレンを見たのは初めての事です。

山里の美しい桜、菜の花、モクレンに逢え、今日は良い日でした。

道の土手には菜の花が咲き乱れます。

これで青空であれば、正に春蘭満な事でしょう。

そこまで願うのは、人の性、欲張りでしょうか?

いやいや、来年にでもまた再訪する理由が見つかったのかも知れませんね。

背中の想像の翼もまた伸びる事でしょう。


合戦場はパワーUP

2016-04-14 11:43:22 | 花紀行 春

<桜源郷?!>

南東北は暖かい雨に祟られ、花散らしの雨のようです。

今年の桜シーズンはお天気には、恵まれ無かったように思います。

 

しかし、合戦場の枝垂れ桜は今年は更にパワーUPしたようで、合戦場には菜の花が咲き乱れます。

どうぞ御覧下さい。(撮影日 4/10)

今年の駐車場は、合戦場を挟んだ向かい側に入ったもので、幸いにも合戦場全体を見通す事が出来ました。昨年に比較し、菜の花の植え付け面積が大きく成り、桜とのコラボネーションでまるで、「桜源郷」に見えます。

 

紅枝垂れ桜の小道を歩きますと、桜の良い香りに包まれると共に目には黄色の菜の花が飛び込んで来ます。

桜の垂れ下がった枝を避けながら歩きますと、こんな時は足取りも何故か軽いのです。

いよいよ合戦場の枝垂れ桜です。

一本物の古木桜をこよなく愛するKenyで御座いますが、ここの桜は夫婦桜なのです。

一見、一本の桜に見えますが、2本の桜が寄り添い一体化しているのです。

枝垂れる枝、花がまるで滝が落ちるかのように見えます。

お花の色も薄いピンクで、手入れが良く行き届いているのでしょう。

小道を歩き下から桜を見上げます。

大勢の人達がカメラを構えています。

ここで、女性からシャッター押しを頼まれたり。

「合戦場の枝垂れ桜」 更に々磨きを掛けブラシュUPしたようですね。

ここの桜も個人所有ですが、入場料、駐車場料金も取らず開放されています。

一応、寸志は入れておきました。

福島県の三春を中心としたこの一体には、桜を愛でる方が多いのか、ほぼ1軒に1本以上の桜があるかのように見えます。また1本物の古木も多く、まさに「桜の里」に相応しいと思います。

 

こんな美しい村里、郷土は大切に守り伝えて行きたいものですね。


古木の一本桜は良い

2016-04-13 09:18:37 | 花紀行 春

<一本桜>

昨日は良い天候に恵まれ、このキャラバンで初めてのソーラー充電 フロートモード(満充電状態)を達成しました。

キャラバンでは冷蔵庫が常時ONですし、何かと電気を使いますからフロートモードには入り辛いのです。

しかし、今朝は朝からの雨で好天も長続きはしないようです。

 

そんな今日は、古木の一本桜を御覧下さい。

福島県 天然記念物 戸津辺の桜で品種はエドヒガンサクラと成ります。(撮影日 4/6)

小生、こんな古木 一本桜がこの上無く好きなのです。

推定樹齢 600年 長い年月、風雪に耐え毎年花を咲かせ、皆を楽しませてくれています。

しかし、その幹はねじ曲がり、異様とも言える程の盛り上がりを見せます。

そして、桜が香るほどの美しい花を咲かせる樹勢。

古木一本桜に魅かれる所以でしょうか?

地元の農家の方は古くから、この桜の蕾の膨らみよう、開花を目安に農作業を進められて来たようです。

この桜は個人の所有ですが、保存会があり手入れが行き届いており、樹勢いよいよ盛んなようです。

桜の幹、太い枝がシルエットに成り桜花を引き立てます。

ゆっくりと桜の廻りを愛でながら、歩きます。

どの方向から見ましても、一服の絵に成ります。

これだけの古木に成るには、台風の影響、落雷等を考えますと、その生育場所はどうしても限られるのかも知れませんね。

小生思うに福島には、良い桜の古木が多数みられるようです。

戸津辺の桜、毎年4月初旬には満開を迎えるようです。

桜を愛でながら歩きますと、興奮と言いますか、身体が熱く成るように感じます。

そんな時は後ろ髪を引かれる思いで、桜を後にします。

途中のあぜ道には、今を盛りにタンポポが花を咲かせます。

いゃ~~良い桜に巡り逢えました。

帰路の道すがら、モクレンに出会い

小さな廃校と成った小学校に立ち寄ります。

多くの子供達がここから巣立って行ったのでしょう。

今は静かに枝垂れ桜が満開を迎えています。

春蘭満

今晩のお酒は桜談義で盛り上がる事でしょう。


梅を求めて

2016-03-09 10:21:49 | 花紀行 春

<曇り空ですが梅散策>

この所、花粉が本格的に飛散し始めたようです。

しかし、今のところ病院にも行かず、空気清浄機とマスクと昨年の目薬で凌いでいます。

まぁ~もう少し辛く成るようでしたら、昨年の薬を飲みましょうか? とか考えている所です。

 

そんな今日は、花粉にも負けず梅散策して来ました。

行き先は愛知県 名古屋農業センターです。

駐車場に入る500m位から入場待ちの車の列が出来ています。

15分も待ったでしょうか? 割とスムーズに入る事が出来ました。駐車場の切り方は狭く、5mクラスまでですね。尚、駐車料金は、500円で入場料は無しです。

 

早速、梅を求め散策です。

名古屋地区ですから、人出は多いようです。

大勢の方がお見えで、大道芸、屋台等が出ており賑わっているようです。

ここの農業センターの名物でしょうか? 焼き芋には長蛇の列が出来ており、奥さまが見た所、黄色の色が綺麗な美味しそうな焼き芋だとの事です。

小生は行列に並ぶのは、大嫌いですから当然ながらパスします。

やはり芋よりお花ですよね。

薄いピンク色の梅も優しく咲いています。

上段の畑には、菜の花もしっかり開いています。

農業センターですから、名古屋コーチン、乳牛等も居るようです。

梅は枝垂れ梅が主体のようで、やはりこの品種のお花が良いのでしょうか?

温室に向かいますと、大根がお出迎えです。

こんな赤い大根も有るようです。

一回りしますと、お腹も空いて来ます。

皆さん、芝の上にシートを広げ、美味しそうにお弁当時間のようです。

近場の屋台にお好み焼きがあったのですが、焼けておらず待ち切れないので、お隣のタコ焼きにします。

老い先が短いもので、待ち切れないのですね。(@_@;)

大きなタコ焼きで、中は熱くて食べるのに苦労しましたが、出汁が良く効き美味しいタコ焼きでした。

 

その後は、更に場内を散策します。

ふっと木の下を見ますと、クロッカスが咲いています。

若い娘さんが、「じいちゃんが写真撮るから、こっちに来て!」とお連れさんをどかしてくれます。

まぁ~~じいちゃんには少々、引っ掛かりますが。。。。

 

梅の良い香りに包まれます。

廃墟と梅でしょうか? サイロとも煙突とも見えるのですが。

更に梅林を巡ります。

福寿草の看板に魅かれ、行ってみますとクリスマスローズが咲いていました。

どちらかと言うと地味なお花ですが、お好きな方も多いようです。

目当ての福寿草と言いますと、既に満開のようです。

ここまで開きますと、福寿草に見えませんね。

イメージですと寒い中、小さくひっそりと黄色い花を咲かせると思うのですが。。。

 

帰りに再度、屋台付近を覗きます。

相変わらず、人出は多いようですね。ここは農業センターですから野菜の直売もあるのですが、名古屋価格のせいか手が出ませんでした。

帰り道の小さな野菜売り場で、ツクシン坊の鉢植え? に出会ってしまいました。

もう直ぐ、ツクシン坊の季節ですね。春真近かなのでしょう。

お花を求め場内を歩きますと、iPhoneの歩数計は約6,000歩を示していました。

Kenyの鼻先には紅梅、白梅でも垂らせば幾らでも歩きそうですね。

梅の良い香りに包まれた一日でした。