<飯田の桜は手強い!>
昼神温泉近くの”黒船の桜”が蕾で、いささか打ちのめされた感は拭えず、飯田の桜を目指します。
飯田市は更に北上しますから、望み薄かも知れないのですが。。。
昼神の花モモは、満開なのです。
名も無い枝垂れ桜は、何故か葉桜模様と木に依るのでしょうか?
一本桜は、ソメイヨシノの桜並木とは異なり、開花時期には個性が有るようですね。
まぁ~、そんな難しさも魅力なのかも知れません。
”黒船の桜”に後ろ髪を引かれながら、飯田市に向け走ります。
途中、対向して来ましたキャンカー助手席の方が、余りにも元気に手を振られるもので、つい手を上げてしまいました。
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シャイなkenyとしましては、最近では珍しい事なのですが、晴天と花モモ、桜がそうさせたのでしょうか?
遠くのアルプス山頂付近には、まだまだ白い雪が見えます。
飯田市に入り、市街地を走行していますと、蒸気機関車に火の用心の看板が。
後方にはソメイヨシノが満開ですね。
これは期待出来るのか?
もしかして、満開とか?
どうした事でしょう!!!
”安富桜”(やすとみさくら)は、葉桜なのです。
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飯田市は標高498mですから、開花は遅いハズじゃ~~~~。
う~~~ん。
参りました!
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飯田市の桜を愛でるには、やはり滞在型で10日前後は必要なのかと。
来年は滞在型を計画しましょうか?
なかなか手強いようです。
仕方なく付近を散策して見ます。
春の暖かい陽射しが降り注ぎ、小さな子供の手を母親が引き散歩のようです。
場所は飯田城址付近なのですが、何ともクラシカルな建物に遭遇します。
何か官庁の建物かと思いましたが、飯田市立 追手町小学校だったのです。
何とも重厚さと共に、往時の教育への思い入れを感じます。
これは、廃校かと思い表に廻って見ます。
空には飛行機雲が棚引き、屋上にはクラシカルな時計台が有りました。
訪問時は、平日でしたが何となく子供達の空気が感じられないような。。。
校庭の端に桜が2本有り、これが”飯田城桜丸の夫婦桜”かと思ったのですが。
ここも既に葉桜状態です。
帰ってから写真を見ますと、夫婦桜では無いようです。
飯田城址はかなり大きく、現在では美術博物館、小学校、図書館等が建てられており、桜の場所が分かり辛いのです。
校庭の端から飯田の街を眺めます。
お城は何処もそうですが、一段高い場所に構築されたようですね。
やはり、ゆっくり滞在し酒場放浪記も兼ね、桜開花を待つのが良いようですね。
花壇にはチューリップ、三色スミレが満開です。
北上、標高が高いにも関わらず、桜の満開は終わったようです。
まぁ~こんな年も有りますよね。
桜を愛でるのは難しいのです。
特に1本桜の盛りは、1週間と真に花の命は短いものですから。
う~~ん、このままでは帰れません。
もう少し足掻いて見ましょうか?