朝起きたらもう29度。
かつて勤めていた病院のあるところが昨日39.5度を記録したそうだ。
外の空気に触れただけででやけどしそうに感じた暑さを思い出した。
今の勤め先も東京の内陸にあるので五十歩百歩なのだが。
今朝は少し時間があったので、最近あまり歩くことのできなくなったマルチーズのコロを抱いて坂の下まで降り、日陰の多い道を5分ほど歩かせ、また抱っこして坂を登ってと、15分ほど散歩をしたらけっこう汗をかいてしまい、妻に奨められるまま、昨晩の風呂の残り湯に浸かってから仕事に出てきた。
この暑さではコロが元気であってもそんなに長く散歩をさせることはできないので、ちょうどいいと考えた。
だが、人間同士でもわからないことばかりなのだから、犬の考えていることなど分かるわけがなく、コロはどう感じただろう。
下院議長という役職の人は米国では大統領の継承順位第2位で、”ほぼ”米国を代表している立場といえる。
中国と台湾の関係をどう定義するかは難しいが、蒋介石率いる国民党が中国共産党に追い出され、故宮の財宝と共に逃げ込んだのが台湾だと、単純に考えている。
そして、台湾では民主的な選挙が行われ、政権交代が起きうる環境にある。
世界では今、二通りの対立軸が示されている。
ひとつは、民主主義国家と強権国家、もう一つはグローバリゼーションとナショナリズム。
私の素人考えだが、これらを単純にいうと、民主主義国家では選挙が行われることが担保され、選挙によって政権が変わりうるが、強権国家では政権交代は起きないし、そんなことを望んだら国家への反逆と捉えられかねない。
グローバリゼーションは、ヒト、カネ、モノを国境を超えて自由に動かすシステムだが、国境を越えて世界を支配するグローバル企業が富を収奪し貧富の差が顕著になり、一方のナショナリズムは反グローバリゼーションで、それぞれの国がそれぞれの経済活動を内向きに行う方向というように考えている。
民主主義国家群は欧米豪日韓台など、強権国家群は露中北鮮に代表され、民主主義国家群はどちらかというとグローバリゼーションを旗印とし、強権国家群はナショナリズム寄りのようだ。
だが、民主主義国家群にはナショナリズムを標榜する政党がいつでも政権を取りうる可能性があるどころか、政権与党であってもその中にナショナリストはいる。
強権国家群であっても、グローバリゼーションとは無縁ではいられず、強権国家群同士というブロック経済は成り立たないし、たとえそんなことをしても、最終的には共倒れとなる。
いつの時代も、
世界は今、大きなうねりの中にある
といわれるが、核兵器使用の可能性すらある今はまさしくそうなのかもしれない。
残念なのは、平和でありさえすればいいと願っている数多くの人の命が無残に失われることだ。
その平和はどこにある
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