こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ナイトの脳梗塞と半身不随

2019年11月26日 | 犬との暮らし
昨晩は私、コロ健がフラットコーテッドレトリバーのナイトに添い寝をした。夜中の3時ごろ、起き上がろうとする気配がしたので目がさめた。
週末から左の手足が動かなくなってきていて、ナイト自身も頑張ってトイレに行こうとするのだけど、だんだんとその気力も失せてきていて、それを助けてやらなくてはならない。
昨日、往診に来てくださった獣医さんは、左の手足が動かないという左半身不随の原因は脳梗塞ではないかという。人間だったらすぐにでも確認のための脳のCTを撮るがそうもいかない。妻と獣医さんとで圧迫排尿を試みたが、意識がしっかりしているため、出してくれない。最後は導尿をしてもらったそうだ。
私は再びぺたんとなってしまったナイトに声をかけたがやっぱり力が入らないみたい。またがって両手で抱えあげようともしたが動けないようだ。結局、マットの上に戻して背中を撫でていたらやがて寝息が聞こえてきた。

そうしていたら、不意に毎朝送ってくれたこと、山道でぐいぐい私や妻を引っ張ってくれたこと、海で遊んだことなどが次々と思い出された。そして、そうしたいのは誰よりもいつも楽しそうに過ごしていたナイトなんじゃないかと思うとこみ上げてくるものがあった。
そんなことを思いながら枕に顔を押し付けていたら、私もいつの間にか寝入ってしまった。そして、朝を迎え、ナイトがしっかりと息をしているのをみてホッとする。
腫瘍からの出血は止まっているようなので小康状態。このまま血が出るのを止めておくことが優先されるので、脳梗塞のための血栓溶解のための治療もできない。脳梗塞がどの程度進んでいくのか判断しかねるが、なすすべはない。
今朝もまた、いってきますと声をかけて出かけてきた。

奇跡よ起きて

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