こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

情報飽和社会

2013年02月14日 | 電脳化社会
調べものがあってネットをググると、最近は日本語でもずいぶん多くの情報が得られるようになった。
多少の予備知識があればそこにあることが正しいかの検証も併せて行うことができる。
なんといっても、PubMedによる文献検索がなくては、科学論文は書けない。
あと、10年後くらいには翻訳機能は格段に向上して、科学論文程度の翻訳であれば、100点満点で90点くらいの翻訳が自動的にできるようになるだろう。
そうすると、日本は言語的科学過疎地であり続けることはできなくなる。

いずれにせよ、私たちのまわりには、情報があふれている。
はっきりいって、飽和状態だ。
あまりの情報過多に、息が詰まりそうになることがある。
このブログもそうだが、個人個人の情報発信も爆発的に増えている。

これらの情報は一つ一つは断片化されているようで、実は現実社会全体の一部である。
一つ一つの情報は現実社会を構成する一つ一つのピースであり、情報が飽和した現代社会ではそれぞれのピースであれば、容易にアクセスができる。

情報飽和社会において、私たちはどうやって身を守っていくか、大変難しい。
大量の情報の取捨選択、情報そのものの信頼性の評価。
自分自身の情報もコントロールが不能になりつつあるし、情報の管理そのものが困難になりつつある。
「どうせ隠しても隠しきれないものだから」などと言って、自分のことをあからさまに表に出したら大騒ぎだ。
開き直りが効かない世の中となっている。

どうしよう。

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