こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

人間は時間の波に乗って生きている

2024年04月12日 | 生き方について考える
今日は暖かくも寒くもないちょうどいい天気とのこと。
妻はどんな格好をしていたらいいのかわからないとこぼしていたが、その点男は羽織るもの一枚でどうとでもなるので楽だ。
父が残してくれたヒポクラテスの木の末裔(プラタナスの木)に新芽が出たと思ったら、あっという間に葉っぱが出てきた。
新緑の季節、コナラにも天ぷらにしたくなるような芽がたくさんだ。

それにしても1日の過ぎるのが早い。
昨日にしても、切り出しをしていたら、新任院長の巡視が聞かされていた時間より早くにあってちょっと中断し、その後数例を診断していたらあっという間にお昼。
久しぶりの病理外来で汗をかき、そのレポートを書き終えたら、エキスパートパネルがあり、これまたいつもより症例数が多かった。
そうこうするうち終業時間。
この間、臨床医が何人か顔を出しにやってきていたはずだが、内容は覚えているが、それが昨日のことだったかそれとも一昨日のことだったか正確には思いだせない。
こんなことでいいのかと心配になってしまうが、時間なんてこんなふうに飛ぶように過ぎていってしまうものだ。
時間を無駄にするな、という言葉があるが、ならば有効な使い方とはどんなものをいうのだろう。
大学受験、試合に勝つために、そのための勉強、トレーニングを1分1秒無駄にせず行うとしても、休息は必要で、その時間は一見無駄のように見える。
昨日の私にしても昼休憩はしっかり取ったし、仕事の合間に世間話という無駄話をする。

生物の中で時間の概念のあるのは人間だけではないだろうか。
正確に言えば、時間という概念に”縛られている”のは人間だけなんじゃないかと思う。
暗くなったら動く動物、明るくなったら開く花、あらゆる生物は自然の相互関係の中で生きているが、人間だけはそれは関係ない。
関係しているのは時間だけで、昼間だろうが夜だろうが忙しく活動する。
人間がこんなに忙しくなってしまったのはいつからなのだろうかと、睡眠時間6時間確保に汲々としながら考えてしまう。
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