こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

働き方改革は不便さの共有からはじまる

2024年04月01日 | 日々思うこと、考えること
さあ、段葛を歩こうと思ったらあれよあれよという間に大雨となってしまい、観桜は断念。
この雨も帰りには止んでいるだろうから、夜桜見物にしよう。

病理学会から週末にかけてはいろいろあって、ブログ書きに十分な時間が取れず、やっつけエントリーになってしまったが、書ける時に、書きたいことを、書く様にしていいだろうと思う。
誰かの目を気にすることなく、かといって公序良俗に反することがない様な文章を書き綴るのが”こんな気持ちでいられたら”のスタイルだ。

今年度は、働き方改革元年。
医師、ドライバー、建設業などに携わる人の時間労働時間が大きく制限される。
医師の場合、日当直が宿日直に変わるそうで、どうなることやら。
ただ、当直をたくさんやってお金を稼ごうと思っていた人にはちょっときついかもしれない。
そうすると、余計に内科、外科、産婦人科、小児科といったもともと激務のメジャー科へ進もうという医師が減ってしまう可能性がある。
病理だって、一施設一人しかいなくて残業が当たり前の病院もある。

労働者の犠牲の上に成り立って発展してきたこの国の構造がこのジリ貧の状況下で変えることができるとはとても思えないが、それでもやらなくてはならない。
そのためには、まず、国民の多くが”不便さ”を許容する様にならなくてはいけないのだが、わたし自身を含めその覚悟があるだろうか。
自信は無いけど受け入れるしか無い

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