ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『スノー・ロワイヤル』

2019-06-22 00:11:41 | 洋画
チラシにデカデカと「キレる。」なんてあるからキレッキレな奴を期待していたのだけど、思ったほどではなかったな。
確かにバイオレンスシーンは多いのだけど、一本調子というかメリハリが感じられるず、こっちが乗る前に物語が終わってしまった。細かく観ていけば面白いシーンもたくさんあるんだけどね。滝に落とすシーンとか結構好きだよ。

コメディとアクションが悪い意味で合わさってしまったかな。どっちかに振り切っていればもうちょいいい作品になったと思うのだけど。
ローラ・ダーンも印象に残ることなく序盤で退場してしまったのが残念。しかし、リーアム・ニーソンも老けたな。

『海獣の子供』

2019-06-16 20:27:51 | 邦画
芦田愛菜ちゃんが主役を演じているということ以外に予備知識なしで観に行ったが、なんじゃこりゃとしか言いようがない。

途中までは話の展開どうなるのかなと普通に観ていたけど、隕石がどうとかになってから全くついていけなくなった。原作もあるようだけど、これって原作通りなの。人に感想聞かれても意味不明としか答えられない。まあ、聞かれることなんてないけどさ…。

とりあえず恒例の作画は良かったとだけは言っておくよ。キャラクターの絵はあんまり好みではなかったけど。

『震える舌』

2019-06-16 20:27:30 | 邦画
ホラー映画でもないのに怖い映画の代表的作品になっている本作。私としては「怖い」ではなく「恐ろしい」と形容したい。いずれにしてもそう言った言葉の一言で片づけてしまうのは勿体ない作品だ。

確かに子役の泣き叫ぶ声とかやたらに生々しく印象深いけど、それ以外にも見所はあるぞ。母親の精神的に参っていく様とか、父親がやたらと感染を気にしているところもドラマを感じさせる。

映画的な面白さはちょっと弱いけど、先入観にとらわれずドラマ作品として観て欲しい作品だ。

『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』

2019-06-15 19:07:37 | 洋画
てっきり凄腕の捜査官がナチスのアイヒマンを追い詰めていく、スリリングな映画かと思ったら違った。いや、違っていなくはないのだが、もっとこうハリウッド的な面白さがあるかと思ったんだよ。こんな攻撃的なタイトルをつけられたらエンタメ要素を期待してしまうではないの。

実際のところは会話が多く、かなり真面目な作品。好きな人は好きだろうが、私のような若輩者にはちょっと早かった。まあ、実話だし勉強になったと言えば前向きかな。

『アラジン 』(2019)

2019-06-15 08:07:36 | 洋画
公開前のネットの評判で「思ったよりジーニーだし思ったよりウィルスミスやった」という実に的確な表現があった。しかしながら実際に観るとジーニーの方が先行している。

多くの人はウィル・スミスが青いという出落ち的に思っているかもしれないが、これは結構面白い映画だ。いや、実際ウィル・スミスが青いってだけで十分面白くはあるんだけどね。
あのはちゃめちゃなジーニーワールドを表現するとなるとかなりハードルが高い。チープになるかダダすべりの寒い仕上がりになるか不安だったが、これが見事に歌と踊りで表現されていて思わず笑みがこぼれてしまった。

ストーリーはたぶんオリジナルに忠実だったと思う。キャラクターも原作通りでオリジナルファンも安心に観られると思う。絨毯も顔はないのに表情豊かでとてもかわいげがある。そして何よりウィル・スミスが青い。今までウィル・スミスに思い入れなんて全くなかったけど。、これはクセになる。

ただ一つ決定的な難点を言わせてほしい。アラジン役の俳優の青髭が気になって仕方ない。なんであれだけ完璧な世界を作っておきながらそんなところ手抜くんだよ。