ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』

2019-06-15 19:07:37 | 洋画
てっきり凄腕の捜査官がナチスのアイヒマンを追い詰めていく、スリリングな映画かと思ったら違った。いや、違っていなくはないのだが、もっとこうハリウッド的な面白さがあるかと思ったんだよ。こんな攻撃的なタイトルをつけられたらエンタメ要素を期待してしまうではないの。

実際のところは会話が多く、かなり真面目な作品。好きな人は好きだろうが、私のような若輩者にはちょっと早かった。まあ、実話だし勉強になったと言えば前向きかな。

『アラジン 』(2019)

2019-06-15 08:07:36 | 洋画
公開前のネットの評判で「思ったよりジーニーだし思ったよりウィルスミスやった」という実に的確な表現があった。しかしながら実際に観るとジーニーの方が先行している。

多くの人はウィル・スミスが青いという出落ち的に思っているかもしれないが、これは結構面白い映画だ。いや、実際ウィル・スミスが青いってだけで十分面白くはあるんだけどね。
あのはちゃめちゃなジーニーワールドを表現するとなるとかなりハードルが高い。チープになるかダダすべりの寒い仕上がりになるか不安だったが、これが見事に歌と踊りで表現されていて思わず笑みがこぼれてしまった。

ストーリーはたぶんオリジナルに忠実だったと思う。キャラクターも原作通りでオリジナルファンも安心に観られると思う。絨毯も顔はないのに表情豊かでとてもかわいげがある。そして何よりウィル・スミスが青い。今までウィル・スミスに思い入れなんて全くなかったけど。、これはクセになる。

ただ一つ決定的な難点を言わせてほしい。アラジン役の俳優の青髭が気になって仕方ない。なんであれだけ完璧な世界を作っておきながらそんなところ手抜くんだよ。