『ゴジラ』

記念すべきシリーズ一作で怪獣映画の金字塔という作品なんだけど個人的にはピンとこない。ただ、何が悪いのかと言われると閉口してしまう。映像もストーリーもヘビーすぎるからかな。
それでも作品自体には職人魂を感じるし、音楽も素晴らしい。

ふとスーツアクターはどんな人か調べたら中島春雄という人だった。他にもウルトラマンシリーズでスーツアクターをしているけど、ジラースもしっかり演じていて笑える。

『ゴジラ FINAL WARS』

怪獣映画として観るとちょっと肩すかしを感じるかも。なんだかSF色の方が強いように思える。それにカッコよさを追及するばっかりに足元がお留守になっている感じ。観てい恥ずかしくなってくる。こんなのが（一応）ゴジラシリーズファイナルでいいのか！？

『ロング・トレイル』

不思議なことに観たい映画って時期が集中するんだよね。今回は水曜日のサービスを利用して『AMY　エイミー』を観るつもりだったけど、レッドフォードの魅力には勝てなかった。

「ロング・トレイル」というものがどういうものかよくわからないけど、登山ともちょっと違うよう。映画では年寄二人が3500キロを踏破するという話だけど絶対無理だろうと思った。ニック・ノルティなんて開始数百メートルで疲れているのだもの。結果言っちゃうと踏破できなかったけど、それでも半分近く歩いたのが驚き。
ネイチャー映画というのではなく、あくまでドラマ作品なので道中は色々とトラブルに見舞われてこれが面白い。途中の人妻とパンツの件は最高だった。あの変な女は再登場あるかと思ったけど出なくてちょっと残念。いいキャラしていたのだけど。途中熊にも襲われるけど、あんなの絶対勝てる気がせんな。

全編に若くない二人が主役だからこその面白さとメッセージがあふれているのがとても良い。
ちょっとロング・トレイルというのかどういうものか調べてみたけど日本でもやっているみたい。でも日本では長くとも200キロほどでアメリカとはスケールがまるで違う。こういう映画観るとちょっとやってみたくなるけど、やることは絶対にないんだよね。