『ホワイトハウス・ダウン』

以前は「○○のダイ・ハード」っていう亜流作品にも面白いのが何本かあったけど、近ごろはめっきり。まあ、本家のダイ・ハードが残念なことになっているもの。ところが今回は久々のヒット。声高々に「ホワイトハウスのダイ・ハード」呼びたい。

クソ映画ばかり作っているイメージのエメリッヒだけど、改めてフィルモグラフィを観るとそんなに変な映画ばかりではない。それだけ『Godzilla 』のインパクトが強かったのだろう。

あらすじはいたってシンプル。ホワイトハウスの入った悪党どもを殺すだけのお話。なんでそれだけななのに落差がはっきり出るのだろう、こういう作品って。タンクトップ姿がマクレーンと重なるけどやはり意識しているのかな。
間抜けなのはビデオを送った娘を名前入りで報道するというもの。どう考えたってテロリストの的になるだけだろ。

主人公の役名がジョン・ケイルだけど、丁度元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイル来日のニュースが目に入って笑える。