ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『ピープルvsジョージ・ルーカス』

2016-01-19 22:30:28 | 洋画
公開されたのは2010年だけど非常にタイムリーな映画。内容はスター・ウォーズオタクたちが好き放題言っているだけの映画。ルーカスや作品にでかい口叩いているけど結局はお前らスター・ウォーズが大好きなんだろの一言で済んでしまう。「グッズを買いすぎてお金がない」と言っている女性が登場するけどそんなの知らんがなとしか言いようがない。

スター・ウォーズオタクたちがここまでディープなものとは知らなかった。コスプレなんて当たり前、自分で2時創作の映像を作る、特別編が気に入らず自分で編集しなおす猛者もいる、エピソード1の公開時には金を払って数分の予告を見に行くと信じられないことばかり。
エピソード1を楽しみにしている若者に「もしつまらなかったら?」とインタビュアーが尋ねると「もう1回観に行くよ」と平然て答える所もさすが。ただ、ファンはエピソード1に散々期待していていざ公開と言う時が来る。劇場で開演前、オープニング後までは騒いでいたのに本編が始まった途端に静まり返り唖然とするファンたち。やはり争点はジャー・ジャー・ビングスだ。本国でもかなり嫌われているようで、こいつの存在も映画の中で論争の一つとなっている。映画にはジャー・ジャーのフィギュアをぶっ壊す、火をつけるものまで出てくる。ただ、嫌われているばかりではなく子供のように新たにシリーズのファンになった人には受けているようである。
『スター・ウォーズ ホリデー・スペシャル』についても触れられており、やはり馬鹿にされている。わずかながらも本編が観られるけど初めて観た。

映画の中ではとにかくルーカス批判がすごい。おまえらそろいもそろってルーカスよりも偉いのかよって言いたくなる。特別篇や新3部作などスター・ウォーズに関してならまだしも話がインディ・ジョーンズにまで飛んで批判が続くのには笑ってしまった。画像は過去のフィルムに手を加えたことへの皮肉でルーカスが『雨に唄えば』をいじっくったらといもの。


最初にも言ったけどお前らホントにスター・ウォーズが大好きだな。ここまで来るともはや映画の枠を完全に超えて文化になっている。私はまだ新作を観ていないけど彼らの評価は一体どんなものなのかな。

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