世の中何事もバランスというのが大切で、ニールの西部劇である『デッドマン』を観たらディランの『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』も観なければ。
サントラは持っていたが、観るのは初めて。
何よりもまず言いたいことがある。タイトルに21歳とあるが、ビリーを演じたクリス・クリストファーソンが21歳に見えない。事実、このとき彼は30代後半だったようだが、だったらこんな年齢を強調するようなタイトルにするなよ。
一方ライバルのパット・ギャレットを演じるジェームズ・コバーンも40代半ばながら老けて見える。まあ、もともと老け顔な上に役作りもあったのかもだが。
ビリー・ザ・キッドというと英雄的なイメージがあったが、この映画ではそこまでのキャラに思えなかった。ひょっとしたら史実的には正しいのかもだが、物足りないものがあった。むしろジェームズ・コバーンの方がはるかに渋く魅力的ではあったが、この二人のアウトローの対比は物語の核とも言える。
アクションシーンも盛大なドラマティックさはないものの、ペキンパーらしい生々しさはあった。
音楽を手掛けたディランも出演している。この時すでにシンガーソングライターとして名を馳せていたが、初々しく(棒読みで)演じている。
比べるわけではないが、ニールのサントラの良さがあらためてわかった。楽曲としての良し悪しとサントラとしての良し悪しはまた別なんだな。
サントラは持っていたが、観るのは初めて。
何よりもまず言いたいことがある。タイトルに21歳とあるが、ビリーを演じたクリス・クリストファーソンが21歳に見えない。事実、このとき彼は30代後半だったようだが、だったらこんな年齢を強調するようなタイトルにするなよ。
一方ライバルのパット・ギャレットを演じるジェームズ・コバーンも40代半ばながら老けて見える。まあ、もともと老け顔な上に役作りもあったのかもだが。
ビリー・ザ・キッドというと英雄的なイメージがあったが、この映画ではそこまでのキャラに思えなかった。ひょっとしたら史実的には正しいのかもだが、物足りないものがあった。むしろジェームズ・コバーンの方がはるかに渋く魅力的ではあったが、この二人のアウトローの対比は物語の核とも言える。
アクションシーンも盛大なドラマティックさはないものの、ペキンパーらしい生々しさはあった。
音楽を手掛けたディランも出演している。この時すでにシンガーソングライターとして名を馳せていたが、初々しく(棒読みで)演じている。
比べるわけではないが、ニールのサントラの良さがあらためてわかった。楽曲としての良し悪しとサントラとしての良し悪しはまた別なんだな。
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