バイトの帰り道行く商店のシャッターがやたら閉まってるなと思ったら今日は休日、成人の日だったのか。ふとCD棚に目をやって20歳で作られた作品はあるかと探してみた。ぱっと尾崎が思いついたが彼は20歳の時は活動を休止していた。もうチョイ探してみたらディランも目に付いた。ファーストアルバムの時に20歳はないだろと思いもしたが、20歳であった。
みうらじゅんは自分と同じ年齢の時のディランを聴けと言ったが20歳にこれを聴かせてもダメだろう。自分も未だにこれの良さは分からない。
全13曲だがオリジナルは「Talkin' New York」「Song To Woody」の2曲だけ。ドキュメンタリーで既ににオリジナル曲のストックはあったのにカバーばかりにしたのは失敗だったと述べていた。
特筆すべきところが思い浮かばない。月並みだがアニマルズのカバーの基となった「House Of Risin' Sun」とディランらしいトーキングブルースたっぷりというところくらいかな。「Pretty Peggy-O」はサイモン&ガーファンクルもカバーしてたな。ホントこの作品は聴かなくて、聴く頻度は80年代の作品並みだ。
ジャケットのダサさに定評のあるディランだがそれはファーストから既に始まっている。ダサさと田舎者臭さを思いっきり出している。一見純朴そうな少年のようだが中身はだみ声でおよそ20歳とは思えない。でも全てはここから始まっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます