ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

2019-08-27 21:31:28 | 邦画
兆しは十分にあったが、ここにきていよいよマンガチックなゴジラになったな。まず、ゴジラの造形が随分と可愛いこと。それでいて息子のミニラなんてあざといキャラまで出して媚に媚びてきたな。
まあそれはいいとしても敵怪獣のクモンガとカマキラスとかいう奴に全く魅力を感じない。実在生物を巨大化した捻りのないものはダメというのが英二氏の方針ではなかったのか。

多くは求めないが、もうちょい硬派でほしいなというのが正直なところ。これじゃあまりに夏休み映画すぎるよ。

『ジョニー・イングリッシュ/アナログの逆襲』

2019-08-27 20:30:40 | 洋画
劇場で観ようかと思ったけど、前作見ていないからスルーした。でも、よくよく考えるとこんな映画に前作も何もないんだから躊躇することはなかったな。

予告で何度も観たジョニーがVRのシーンは面白かったが、他はそうでもなかったな。なんとなく観る分にはいいが、あまり多くを期待しない方が無難だろう。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

2019-08-27 20:29:46 | 洋画
229分もある超大作をやっと鑑賞。普通の映画2本分の長さだが、観終わった後の疲労は10本分くらいある。一応十数年前に観てはいるのだが、ストーリーに関しては全く記憶にない。ただなぜかデ・ニーロの水着姿とラストの笑顔だけは記憶に残っていた。
恐ろしいのは私が観た完全版よりさらに長いエクステンデッド版というものが存在すること。

長さだけでなく内容的にも見応えがある作品だった。マフィア映画でありながら前半の少年時代部分は『スタンド・バイ・ミー』にも劣らない。特にあのケーキを食べてしまうシーンは私のお気に入りシーンベスト20には入る。若きジェニファー・コネリーもキュートだ。

時代が交錯して話は進むが、すっきりしているとは言い難いまでも、物語に引き込まれてしまう。マフィアものながらバイオレンス一辺倒に陥ることなく登場人物それぞれの切なさを感じることができる。モリコオーネのテーマも場面を印象深くしてくれる。

ただ、やはり長いものは長く気軽に再見しようとは思えない。

『フライト』

2019-08-27 20:29:16 | 洋画
軽い気持ちで観始めたが、なかなかに見応えのある映画で収穫であった。

社会派映画とはちがうものの、世の中への問題提起的な切り口は新鮮だったな。嘘にまみれた主人公と正義・真実への対峙は見事に描かれていた。

ホテルの部屋で酒に手を出してしまうシーンが分かりにくいと思ったのは私だけかな。てっきり誰かが主人公をはめるために隙を見て空の冷蔵庫に酒を詰めたのかと思ったら、別の部屋にもう一台冷蔵庫がありましたっていうことなんだね。ただ、あのシーンはドキドキだったね。