『コードネーム U.N.C.L.E.』

このタイトルではよくわからないが、ナポレオン・ソロのリメイクだって。原作には思い入れないけど、一応有名どころだから観てみた。

アクションやファッションも洗練されていて、かつガイ・チッチー演出が冴えわたっていてお洒落映画に仕上がっている。が、ガイ・リッチー嫌いにはそこがダメ。泥臭いアクション映画が好きな人には合わない。

オリジナルのファンがどう思うかは知らないが、まあこんなものかで終わってしまう映画。
しかし、この主演俳優もナポレオン・ソロとスーパーマンを演じているなんてすごいね。

『ダーティハリー』

クリント・イーストウッドっていいでしょう　今度もテレ東で観られたらと思います

加川良ではないけれど、やっぱり『ダーティハリー』っていいね。一作目はひょっとして観るのは中学生以来かな。
言いたいことは色々あるけれど、イーストウッドがかっこいい一言で済んでしまう。44マグナム片手に悪党どもをぶちのめす姿は、世界中の男子の憧れだ。十数年振りだけど結構覚えてるシーンも多く、グラウンドでサソリを追い詰めるシーンは当時と同じように興奮してしまった。

でも、この映画はやっぱりサソリの俳優の魅力も語らずにはおけない。スタイリッシュさは皆無なものの非道、卑怯な悪役っぷりは見事なもの。スクールバスをジャックして歌わせるシーンはその後もオマージュとして使われているよね。
自分の中では『アンタッチャブル』の殺し屋と並ぶ好きな悪役です。

『イコライザー』

勧善懲悪だと宣伝していたが、なかなかに面白いではないか。映像がトニー・スコット張りに洒落ているのが気に食わないが、沈黙のホームセンターといってもいいくらいに面白いアクション映画だった。デンゼル・ワシントンにアクション映画のイメージはなかったが、こういう新たな一面が知ることができるのはいいね。
ただ、肝心の後半のホームセンターでのアクションが暗くてよくわからなかった。あと、ラストのロシアまで乗り込むのはさすがにやりすぎだろと思ってしまった。一体何が、彼を動かすのか。

原作は『ザ・シークレット・ハンター』というテレビドラマらしいが、こちらも面白そうだね。機会があったら観てみたい。

「イコライザ」というと音楽プレーヤーの機能を思い浮かべてしまうが、「同等［平等, 均一］にする人」という意味が辞書に出てくる。