自分のブログを眺めていたら最後に本を読んだのが、1年以上も前で驚いた。蛭子さんの人生相談本や感想も書けないくらい難しい本も読んではいるので全く読んでいないということはないのだが、これではイカンと思って図書館へ向かった。
あまり大きな図書館ではないので蔵書が少なくて何を読むか迷ったが、適当に手に取ったのがこの本。なんとなくタイトルに聞き覚えはあったがエッセイだとは知らなかった。
評価はされている一冊のようだが、私には合わなかったな。なんか色々世の中や人の心に関する問題を定義しているけど、何となく押しつけがましさを感じてしまう。ネットのレビューに「自己啓発本的要素がある」と書いてあって合点がいった。確かに言われてみればそのような感じに指針を示している。その指針を素直に受け入れるか、煩わしいと受け取るかで、この本への評価は大きく変わるが、私としては後者だ。
別に五木寛之に良くも悪くも思いがあるわけではないけど、一作家に人生を変えられたくないなという気持ちがある。言ってることは仮に正しいとしてもだ。
五木氏が西洋の医学や科学に懐疑的になるなら私も五木氏に懐疑的になってもいいよね。
氏は世の中の問題を色々指摘しているが、こういう本を一冊読んだだけでわかった気になるのも私は怖いことだと思うな。
あまり大きな図書館ではないので蔵書が少なくて何を読むか迷ったが、適当に手に取ったのがこの本。なんとなくタイトルに聞き覚えはあったがエッセイだとは知らなかった。
評価はされている一冊のようだが、私には合わなかったな。なんか色々世の中や人の心に関する問題を定義しているけど、何となく押しつけがましさを感じてしまう。ネットのレビューに「自己啓発本的要素がある」と書いてあって合点がいった。確かに言われてみればそのような感じに指針を示している。その指針を素直に受け入れるか、煩わしいと受け取るかで、この本への評価は大きく変わるが、私としては後者だ。
別に五木寛之に良くも悪くも思いがあるわけではないけど、一作家に人生を変えられたくないなという気持ちがある。言ってることは仮に正しいとしてもだ。
五木氏が西洋の医学や科学に懐疑的になるなら私も五木氏に懐疑的になってもいいよね。
氏は世の中の問題を色々指摘しているが、こういう本を一冊読んだだけでわかった気になるのも私は怖いことだと思うな。