『シン・シティ』

始めて観たけどこりゃぶっ飛んでる映画だな。ロドリゲスらしい映画で好きな人はたまらなく好きなんだろうけど自分は苦手なタイプだな。でもバットマンよりは面白いかも。

演出とかストーリーとか実にアメコミらしいなと思ったら案の定アメコミが原作だった。
中身はストーリーはオマケでとにかく暴力シーンの連続。基本的に白黒の映像だからマイルドになるかと思わせておいて、それはそれで不気味な感じになっている。

友人のO君はこういうの好きな気がする。

『ダークナイト ライジング』

前作は好きだったが今作はなんだか微妙。なんだかもっとお気楽に観られるような作品の方が良かったな、パソコンやりながらでも観られるような。
大体アメコミ原作なのに長いんだよね。90分間くらいでもっとさくっと観られると嬉しいんだけどね。登場人物もなんかよくわからんしストーリーも追い切れなかった。リーアム・ニーソンとか出てきてもどういう役だったとか忘れてしまったわ。

ただ悪役のベインは若干小物臭くはあるけど迫力があるね。演じたトム・ハーディは特殊メイクのせいか全然別人になっている。キャットウーマンはよくわからんが魅力を感じなかったな。
そういえばハル・ベリーの『キャット・ウーマン』はファンの間ではどういう位置づけなのだろうか…

『あなたへ』

録画したものの食指が動かず放置していたがいい加減観ておかなければ思い再生した。名優、遺作、ロードムービーというと緒方拳の『長い散歩』を思い出すが、調べてみるとあれは遺作じゃなかった。

観てみると豪華なキャストでいい映画だ。妻の遺灰をまくために長崎へ向かうという単純なストーリーだが、道中で会う人が皆いい人。武が元教師役で登場したが、こんな髪の色の教師がいるかと思ったが結局は車上荒らしというオチで笑ってしまった。

とりあえず最後の最後まで人情味あふれる健さんらしい映画というのが嬉しく思った。