ON THE ROAD

適当に音楽や映画などの趣味についてだらだら

『パシフィック・リム』

2013-08-23 13:18:38 | 洋画
話題の割にヒットしてないという印象だが、昨日観てきました。公開から2週間ほど経っているとはいえ、メンズデーだっていうのに人はほとんど入っておらずコケたのかなと思ってしまった。

3Dの映画を観るのは初めて興奮していたが意外と大したことなかった。ディズニーランドのアトラクションとかだと結構飛びててくるから、そのくらいのものを期待していたが、あんまり飛び出ない。しかし、3Dが活かされていたかどうかは別として映像の迫力は物凄かった。これぞ「ハリウッド映画」だと思わせてくれるような映画であった。
初っ端かな怪獣(KAIJU)との戦いが始まっており嬉しい。怪獣やロボットの造詣を観ていると、日本の特撮に影響を受けたのかなと思えるところがある。最後にレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧げるとあったし、序盤に出てきた怪獣なんかギロンに似ている。ロボットの戦いやシステムは特撮だけでなくエヴァやパトレイバーにも影響を受けているのかなと思える。昔からモンスターの造詣にもこだわるような人で、怪獣の造詣もハリウッド映画にありがちな大味のようなものではなく、日本の特撮のリスペクトが感じられた。
ストーリーは大したものではないが、舞台が香港であったためか、よくあるUSA万歳に終わらなくってよかった。基本的には怪獣が出現→それを倒すの繰り返しでちょっと飽きる。キャストは知らない人ばっかだが、菊池凛子ってあんまり美人じゃないなって思った。あんだけハリウッドデビューだと騒いでた愛菜ちゃんも重要な役ではあるが出演時間短くて笑ってしまった。

ホントに迫力がすごい映画でこれを家で観るのはもったいない。