◆【季節 一口情報】 二十四節気 19 穀雨 葦が芽を吹き始める
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「日本には四季がある」といいます。それに伴い、四季を表すいろいろな言葉もあります。二十四節気は、四季を感ずる契機となります。それらの中から、話材になるような、選りすぐりの情報を中心にご紹介して参ります。
■19 穀雨(年により日付が異なる)
「穀雨(こくう)」は、二十四節気の第6番目で、通常旧暦3月にあたります。太陽黄経が30度のときで、新暦では4月20日ごろ、立夏の前日までの期間です。
西洋占星術では、穀雨を「金牛宮(おうし座)」の始まりとしています。
気候も温暖になり、田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころという意味です。穀物の成長を助ける雨のことを指し、「暦便覧」には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。
穀雨が終わるころは、立夏を直前にする頃でもあり、八十八夜を迎えます。
七十二候 穀雨
初候 葭始生(あしはじめてしょうず) 葦が芽を吹き始める
次候 霜止出苗(しもやんでなえいづる) 霜が終り稲の苗が生長する
末候 牡丹華(ぼたんはなさく) 牡丹の花が咲く
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