goo blog サービス終了のお知らせ 

経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■【心 de 経営 経営雑学】1-901 「お客様」とは

2025-04-07 12:03:00 | 【心 de 経営】 あたりまえ経営のすすめ1 経営編

【心 de 経営 経営雑学】  1-901 「お客様」とは 

 「今の時代、最新の経営理論に基づく経営が重要である」と「あたり前」を蔑視をしている人も多いです。

 「あたり前のことしか指導できないコンサルタントなど、存在価値はない」というような叱責もしばしば受けます。
 コペルニクスではないですが、「それでも”あたり前”は重要です」と言い続けています。これが、半世紀の経営コンサルタントをしてきた”集大成”とさえ考えています。
 「その程度のコンサルタントなんですよ」と言われてしまうかも知れませんが、 「“真”のあたり前」を知らずして、あたり前を軽視して欲しくないという思いは変わりません。

 あたり前は、その辺に転がっているのではなく、「あたり前は創るもの」です。

 この欄では、「コンサルタント・士業のひとり言」を中心にお届けします。

 半世紀の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいりたいです。

メモ

■ 1-901【心 de 経営 経営雑学】 「お客様」とは
 私は自分の子供に「就職活動の前に会社員人生で一番大事なこととして次のことを話しました。
 「お客様は二つあり。一つは目の前にいる会社のお客様。もう一つが自分自身にお金(給料)を払ってくれる社長(含、課長や同僚を含めた組織全体)というお客様。」という話です。どこへ入社しようともこれが原理原則だと教えました。
 自分が個人事業主の子として育ち、親が言うお客様の概念しか知りませんでした。二つめのお客様の概念は一つ年上の先輩(大手銀行の副頭取の御子息)から教えてもらいました。また、私は商店街で育った為商店主の親からこう教えられました。「商店街のお店で買いものをする場合はよっぽどのことがない限り入ったそのお店で必ず買いなさい。買わずに店を出るな。極力地元の商店街で買いなさい。」と。商店街という同業者でありお客様であると。3つ目のお客様概念でしょうか。
 商店街の一つ一つの小さな購買でも集まれば一定の売上に繋がる、と。自ずと良いものを仕入れたり、作ったりするようになると思います。値下げをお願いしなくとも少し安くしてくれました。でも自分の店で商店街の人が必ず買ってくれるとは限りませんでした。
 高齢になると車で郊外の量販店に買いに行くことが出来ません。近くで消費します。でもその時はお店は廃業等で存在しません。長い目で商売のみならず経済を考えないといけないのかなと思いました。大規模量販店に反対し、時間が経過すれば大規模量販店の誘致に走り、そのスーパーや百貨店が無くなって、街全体がさびれていく昭和平成でした。お客様という言葉、概念を今一度考えていきたいです。お互いがお客様だったのではないでしょうか。
 「お客様」という言葉一つとってもいろんな捉え方が出来、マーケティングのような、経済学のような面白い言葉だと思います。
 長文お付き合いいただき、こんなところでも生意気発言して失礼致しました。(若狹晃司)

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【プロの心構え】 バックナンバー

プロとして、いかに思考すべきか ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月6日 ◇日本三大名城 ◇ウォーキングまとめ 5-2 記録を付けると辛い運動も頑張れる ◇成功している人の特徴

2025-04-07 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月6日 ◇日本三大名城 ◇ウォーキングまとめ 5-2 記録を付けると辛い運動も頑張れる ◇成功している人の特徴 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月6日

 早朝ウォーキングのコース沿いに、ウコン種の桜の老木がありました。

 「ありました」と過去形なのは、老体ながら、それなりの美しさを保ち、まもなく花を咲かせていたのですが、2024年3月に伐採されてしまいました。

 ウコンは、薄緑色の花弁をつける、私が好きな桜なのです。

 緑色の花弁といいますと、御衣黄が有名です。

 御衣黄は、ウコンより色が濃く、また希少種でもあり、あまり見る機会がありません。

 どちらかというと、私は、薄緑のウコンの方がすきです。

 八重で、やや遅咲きです。

 毎年、この桜を見るのが楽しみだったのです。

 どの様な事情があるのかわかりませんが、残念です。

 

 この桜とは別の道にあったかっこいい桜が2023年に切られてしまったのです。

 某地銀の寮の門のところに、遠くから見ると扇型をした、「これぞソメイヨシノ」という桜でした。

 枝振りが、270度ほど開いた扇に見えました。

 その寮が昨年閉鎖され、その時に切られてしまったのでしょう。

 桜並木がカミキリムシやカメムシにやられてしまうことはしばしば見聞しますが、街中の桜が人為的に伐採されてしまうのは残念です。

 週末ですので、気分転換に写真整理をしました。

 ようやく水戸偕楽園の写真を動画化することができ、試写会を開きましたが、満足できません。

 今回は、ナレーションに加え、テキストテロップを説明的に、ところどころ入れたのは多少プラス効果化が出たと思います。

  偕楽園周遊編    https://youtu.be/secPHXtOYBM

  偕楽園好文亭と庭園 https://youtu.be/9cETplnsCSI

 

水戸偕楽園 好文亭

 

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

5章 ウォーキングと健康体操のまとめ

 これまで、ウォーキングや体操について連載してきましたが、最後までお読みくださりありがとうございます。
 ここでは、まとめとして、どのようにしたら単調な運動を継続し、効果を上げるのか、ここでも体験を中心にお話します。そのまま鵜呑みにせず、皆様ご自身で体験しながら、修正し、効果を上げてくださるようお願いします。

【 注 】

 ここで紹介する情報は、自分で思考したり、入手したりした情報をもとに、ご紹介します。

 それが皆様にも良い方法であるとは限りませんので、皆様ご自身のご判断で参考にしてくださるようお願いします。


5-2 記録を付けると辛い運動も頑張れる

 NHKのガッテンという長寿番組がありました。そこで、「付けるだけダイエット」という放送がありました。
 少しでも痩せたい、ぽっこりお腹を小さくしたい等々、私達は、なぜが体型を気にし過ぎるようです。
 さりとて、ダイエットをするほどでもないとか、ダイエットは続かないのよね、とかで、なかなかダイエットを継続できず、リバウンドを起こしたりしてしまいます。
 その様な人でも、継続すれば痩せられるというのが「付けるだけダイエット」です。
 毎日、決まった時間に体重測定をします。ただし、体重計は100分の一グラムまで測定できる機種が好ましいのです。ダイエットのためですので、そのくらいの投資をした方が、「一万円も投資したのだから」というもったいない意識から継続できるのではないでしょうか。
 測定結果をグラフに記入するだけです。
 特別になにもしません。ところが、体重が次第に減少して行くのだそうです。
 これは、人間が生きていくために、基本的に持っている競争心のようなものが作用し、どこかで、その変化に一喜一憂しているのではないでしょうか。
 炭水化物を減らそうとか、間食を辞めようとか、運動をしてみようとかという動きに自然と移行して、その結果、記録を付けるだけでダイエットをすることができるというのではないでしょうか。
 NHKのサイトで、記録用のフォーマットファイルをダウンロードできるそうですので、ご興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

 さて本論のウォーキングの話にもどりましょう。
 上記の例をヒントに、ウォーキングも、毎日の歩数を記録していくと、それが励みとなって継続できるのではないでしょうか。
 幸いなことに、スマートフォンは、ウォーキングのときに、あまり邪魔にならない程度の大きさです。スマートフォンの万歩計アプリケーションをダウンロードするだけで、一週間の記録は自動的に保存されています。
 できれば、それをExcelなどのアプリを利用して、記入し、グラフ化するようにしたら良いでしょう。ひょっとすると、それが自動的にできるアプリが発売されているかもしれませんね。

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】有能なビジネスパーソンといわれる成功している人の特徴

 「コンピテンシー」という言葉があります。

 成功している人の良いところを「まねぶ」ことにより、自分の実力を上げるときに利用できます。

 ここでは、成功しているビジネスパーソンのコンピテンシーのお話を紹介しています。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇再掲《公募》「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>
 「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>(第17回)」の公募要領(暫定版)が公開されました。公募要領(確定版)については、改めて公知されます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2025/250304jizoku_01.html

◇《セミナー》マーケティング志向の営業活動の分析と改善(C19)
 (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構愛知支部ポリテクセンター中部では、自社の商品又はサービスの価値を提供するに当たって、マーケティング志向の営業活動について、分析し、改善策検討方法を習得するセミナーを開催します。
[日 時] 6/12(木)9:30~16:30
[場 所] ポリテクノセンター中部(愛知県小牧市)
[参加費] 3,300円(税込)
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www3.jeed.go.jp/aichi/poly/biz/2025opencourse.html#joken2
 https://www3.jeed.go.jp/aichi/poly/biz/2025opencourse.html#joken4


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  日本の3大名城というとあなたはどこを選びますか? 406

 4月6日は、「しろの日」だそうです。
 姫路市が制定したのですが、「城の日」としないところにおくゆかさを感じます。
 白亜の城、白鷺城の白のイメージを出したかった工夫でしょうか。

 ところで、日本の三大名城というとあなたはどこを挙げますか?


 定説はないようで、良く聞くのが、下記の3城です。
  松本城 烏城(からすじょう)
  姫路城 白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)
  熊本城 銀杏城(ぎんなんじょう)
 熊本大地震で熊本城は大修理中で、修復にはまだ何十年かかかるそうです。早期にできることを願います。
 黒を基調とした熊本城と松本城、白を基調とした姫路城と好対照です。

 城郭の規模を規準にしますと下記に異論を唱える人は少ないでしょう。
  姫路城
  名古屋城
  大坂城

 江戸時代荻生徂徠らによりますと、江戸城を別格として、機能美に優れた点から選んでいます。
  名古屋城
  大坂城
  熊本城

 選定の基準により、対象のお城が異なるのは当然ですし、主観的なものもあります。
 経営も「ものさし」次第で、エクセレント・カンパニーにもなれば、ブラック・カンパニーにもなります。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  >> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月5日 ◇紙の厚さ ◇経営四字熟語1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断 死に体を、生に復活する

2025-04-07 07:24:11 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月5日 ◇紙の厚さ ◇経営四字熟語1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断 死に体を、生に復活する  

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

5月5日

 数日前から、早朝ウォーキングの途中で体操をするときに蚊に襲われるようになりました。

 襲われるといいましても、敵はまだ弱々しく、追い払うだけで済みました。

 中には、掌で追い払ったら、それに当たり、落下するほど、まだ、元気に飛び回るほどの気温ではないようです。

 

 連休も残り少なくなりました。

 連休中は、どこも混雑するので、もっぱら自宅や自宅周辺で我慢をすることにしました。

 孫も遊びに来てくれ、悔いのない連休であると言えます。

 

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

 

【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心

 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

 

■1-5 起死回生    手遅れになる前に企業の健康診断
         ~ 死に体を、生に復活する ~


「起死回生(きしかいせい)」の「起死」は「死を起こす」「死に至る」、「回生」は、「生と取り戻す」という意味です。「回生起死(かいせいきし)」とも「起死再生(きしさいせい)」ともいい、いまにも死にそうな人を生き返らせることです。
 私たち、経営コンサルタントは、お医者さんと同様に健康で何もないときには、見向きもされないことが多いのです。しかし、いざ、手形が落ちない、とか、大手企業からの契約を打ち切られそうだ、といった緊急事態に陥ったときに、駆け込み寺として利用されることがしばしばあります。平素、経営コンサルタントとの付き合いがありますと、そのようなときに事前に手を打ってくれますし、万一、緊急性高い問題が発生しても「一旦緩急(いったんかんきゅう)」、駆けつけてくれるでしょう。
 しかし、残念ながら手遅れのことが多いのです。「満身創痍(まんしんそうい)」の状態になってからでは打つ手もありません。「創」も「痍」も傷のことで、「満身」、すなわち・・・

 <本文が長いですので、下記より全文をご覧いただけます>

  URL

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/fc33f448f8942bb4c66d63f0d406d654

 

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日のおすすめ】

 四字熟語の中には意味深長な意味合いを持っているものがあります。
 また、視点を変えて見ると、意味が異なって見えることもあります。
 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「経営四字熟語」と勝手に命名してご紹介しています。
 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月6日 ■ コロッケの日 ■ ゴムの日  一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。


   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

  紙が薄くなったことによる功罪 505

 最近ティッシュの箱が小さくなったことに気づいていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。そのために輸送コストを削減することができているそうです。
 なぜ、コンパクトにすることができたのかはあまり話題になりませんが、紙を薄くしても強度にあまり影響しないことが理由のひとつです。薄くても強度を保てる技術の向上に追うところが大きいのでしょう。
 ところが、2枚一組が薄くなったこともあり、たとえば水をこぼしてしまったようなときに、緊急で拭おうとしますと、以前よりたくさんのティッシュを必要とするようになりました。鼻をかむなど、用途によっては複数組を要すようになってしまったのです。
 また、あまり気づいていないのがティッシュのサイズです。これが小さくなったのです。
 ティッシュのサイズは、かつてはJIS規格で決められていましたが、許容範囲が広く、メーカーにより差異がありました。また、サイズが大まかに2種、ボックス型とポケットティッシュとがありました。
 昨今では、旧JIS規格の下限サイズを基準にメーカー同士で歩調を合わせているようで、かつてのサイズより一回り小さくなっています。

 トイレットペーパーも、多くの市販品の厚さが薄くなっています。こちらは紙すきの技術に負うところが大きそうです。
 髪を薄くするだけではなく、伸張度が強化されているので引っ張る力に強くなりました。その特性を利用して、固く巻くことにより、1ロールにたくさんの紙を巻いても、最終商品としての直径は変わらないことから、最近は長尺巻のトイレットペーパーも出てきました。従来の1.5倍の長さを巻くことができるようになりました。
 中には4倍巻というトイレットペーパーもあります。交換の回数が少なくなりますので、とりわけ業務用としては、利用するメリットが大きいと言えます。
 トイレットペーパーと技術的にはロール状するという共通点のある製紙法の新聞用紙も紙を薄くすることができるようになりました。輸送コスト軽減だけではなく、軽量化、コンパクト化されますので、新聞配達をする人の負荷も減るというメリットがあります。
 一方で、高齢化しますと手指に脂が少なくなるために、新聞紙を確実にめくることが困難になってきました。指を舌で舐めてページをめくる人が増えてきているのではないでしょうか。<笑い>
 同じようなことが牛乳のカートン容器でもいえます。高齢者は握力、とりわけ指先の力が弱くなっていますので、落とさないように必要以上に力を入れて、牛乳容器をギュッと持ってしまいます。そのために容器が潰れ、中味が飛び出してしまうことがあります。
 経済化や効率化も良いのですが、高齢者のことも考慮に入れて欲しいと願っています。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

  

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0407 法然上人誕生会 平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧  本日、ゆかりの人

2025-04-07 06:03:00 | 【話材】 きょうの人04月

  【きょうの人】 0407 法然上人誕生会 平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 法然上人誕生会
 ほうねん
 長承2年(1133年)-建暦2年(1212年)
 法然は房号です。諱は源空(げんくう)、幼名は勢至丸、通称は「黒谷上人」・「吉水上人」、諡号は「慧光菩薩」・「華頂尊者」・「通明国師」・「天下上人無極道心者」・「光照大士」

 平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧で、4月7日に現代の岡山県美作で生まれました。80歳で1月25日に歿しました。

 はじめ山門(比叡山)で天台宗の教学を学び、43歳の折、善導の観経疏によって開眼して浄土宗を開きました。

『選択本願念仏集』(『選択集』)を著述したりして、念仏を体系化しました。日本における称名念仏の元祖といえます。

 承安5年(1175年)、専ら阿弥陀仏の誓いを信じ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説きました。

 浄土宗では、善導を高祖とし、法然を元祖と崇めている。

 浄土真宗では、法然を七高僧の第七祖とし、法然上人・源空上人と称し、元祖と位置付けています。親鸞は、『正信念仏偈』や『高僧和讃』などにおいて、法然を「本師源空」や「源空聖人」と称し、師事できたことを生涯の喜びとしていると言っています。
 

【Wikipedia】 法然
 法然(ほうねん、長承2年(1133年) - 建暦2年(1212年))は、平安時代末期から鎌倉時代初期の日本の僧である。はじめ山門(比叡山)で天台宗の教学を学び、1175年(承安5年)、もっぱら阿弥陀仏の誓いを信じ「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に往生できるという専修念仏の教えを説き、のちに浄土宗の開祖とあおがれた。「法然」は房号で、諱は「源空」(げんくう)。幼名を「勢至丸」[1]。通称「黒谷上人」、「吉水上人」とも。
 浄土宗では、善導を「高祖」とし、法然を「元祖」と崇めている

◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 © copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】4月7日 ■ 労務管理の日 【カシャリ!ひとり旅】石庭は龍安寺だけではありません  一年365日、毎日が何かの日

2025-04-07 00:03:00 | 【今日は何の日04月】

  【今日は何の日】4月7日 ■ 労務管理の日 【カシャリ!ひとり旅】石庭は龍安寺だけではありません

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

今日の写真  4月7日

曼殊院の石庭

■【今日の写真】 春の京都 曼殊院

  曼殊院は、洛北に位置しています。曼殊院門跡というのが正式な表現で、皇室一門の方々が住職をされていたことから「門跡」と呼ばれています。
 大書院に続く庭には霧島つつじが植えられており、枯山水との調和が素晴らしいです。

曼殊院  カシャリ!ひとり旅 京都府
【Wikipedia】
 北山にあった曼殊院は、足利義満の北山殿(後の鹿苑寺)造営のため移転を余儀なくされ、康暦年間(1379-1381)、洛中に移転する。移転先は相国寺の南方、現在の京都市上京区京都御苑内に相当する。
 明応4年(1495年)頃、伏見宮貞常親王の息で後土御門天皇の猶子である大僧正慈運法親王が26世門主として入寺して以降、曼殊院は代々皇族が門主を務めることが慣例となり、宮門跡としての地位が確立した。
今日は何の日      4月7日


■ 春の全国交通安全運動

 春の全国交通安全運動が、新学期が始まる頃10日間実施されます。

 今年は、令和2年4月6日(月曜)から15日(水曜)までの10日間です。

 統一地方選挙と重なる場合には1ヵ月延ばされるそうです。因みにこの運動は1948年(昭和23年)に交通事故撲滅のために開始されました。

 政府では、「平成30年を目途に交通事故死者数を半減させ、これを2,500人以下とし、世界一安全な道路交通の実現を目指す」という目標に向け、さまざまな取り組みを推進していると言っています。

 交通事故の死者数を都道府県別に見ると、2009(平成21)年度は愛知県がワースト1だそうです。それ以前は北海道が永年トップを独走していたように記憶しています。2010年は、確か千葉県がトップに踊りでたのではないでしょうか?

 残念ながら近年は高齢者が交通事故に巻き込まれることが多く、死者数の半数が高齢者だそうです。最近は、自転車による事故も増えているという報道がありました。

 因みに、人身事故発生件数を人口10万人当たりで見ると、世界のワースト3は、サウジアラビアの1,305件、日本745件、アメリカ合衆国626件であるとWikipediaにでていました。

■ 労務管理の日

 1947年4月7日に「労働基準法」が公布されたことを記念して制定されました。

 労働基準法は、労働に関する規制等を定める日本の法律で、労働組合法、労働関係調整法と共に、「労働三法」の一つです。

 その第1条(労働条件の原則)には「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」とあります。

 ところが、今日、「人たるに値する生活」を営むだけの収入がない人が多いご時世です。最低賃金が低いことが上げられますが、企業経営が稚拙なために収益を十分確保できていない経営者に問題が多すぎます。

 手前味噌になりますが、経営コンサルタントの支援を受ければ色々な方策が見つかるにもかかわらず、経営コンサルタントの使い方を知らない経営者が多すぎます。

 その様な経営者の啓蒙をかね2013年4月から、当ブログを通じて、気楽に読めるようにと経営コンサルタント小説を連載しました。

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。

 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さいました。

 上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。

 私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。

 日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。
 

■ その他
◇ 岐阜伊奈波祭
◇ 佐原香取神宮御田植祭(~8日)
◇ 世界保健デー
◇ 神道修正派大祭
◇ 青柴垣神事

 

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする