goo blog サービス終了のお知らせ 

経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【心de経営】 渋沢栄一の論語とそろばんに学ぶ経営09 政を為すに徳を以てす 為政第2-1 17 22

2025-04-25 20:03:00 | 【心 de 経営】 藤原流

■■【心de経営】 渋沢栄一の論語とそろばんに学ぶ経営09 政を為すに徳を以てす 為政第2-1 17 22

 

 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じた内容をお届けします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会元理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

 ←クリック

 

 混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(治国平天下:国を治め天下を平和に保つ事)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、論語は個人的規範が主体になっています。

 そのことから自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「起き上がりこぼし」と同意として行き抜いて人間の持っていた、自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったのでしょうか。徳川時代は、一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準ではトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。

 その前の5歳のときから既に文章を読む教養を教えられていて、学ぶという一番基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。

■ 渋沢栄一の論語講義 : 為政第2-1 17

  政を為すに徳を以てす

 

【読み】

政(まつりごと)を為(な)すに徳を以てす

 子曰く、政を為すに徳を以てす。譬えば北辰(ほくしん)の其所(そのところ)に居(お)りて、衆星(しゅうせい)の之に共(むか)うが如(ごと)きなり。

 

■【口語訳】

 子曰く、政(まつりごと)を成すには徳を以てす、という言葉がある。これは、北極星がその位置を少しも変えず、周りのすべての星が、これを中心に目指しながら回転する様子を譬(たと)えたのである。

                参考文献 論語と渋沢栄一 プレジデント社

【コメント】

 「徳の深い政治を行うという事は、ちょうど北極星が天空の一点にいて、そのまわりを他の多くの星がまわっている様子に」譬えているのです。この様子はちょうど北極星がいつも同じ場所にいるのに対し、他の多くの星が北極星を中心に目指して回転運行している状況を指しています。

 言い換えますと「仁の心で恕の政治」を行えば、道徳性を持った信頼する政治ができないものかと考えたのです。徳を慕って集まってくるという北極星のような人物になりたいですし、目指したいと願います。

 民衆を愛する徳を兼ね備えたものが政治にあたるのであれば、天の無数の星を規則正しく運動させる北極星のように、徳を有すトップと無数の人民が最適な場所に布置されることによって国家安泰の政治が出来るというのが孔子の政治哲学であります。

 また孔子が理想とした政治のあり方とは有徳の君子が「仁・義・礼・智・信」の徳をもって率先垂範を旨とする政治をいい、人民に道徳や良心を自発的な社会秩序として生み出そうと尽力したのです。こうした考え方を企業・組織に置き換えて考えると同様の事がいえると思います。

 そこで人間としての歩む道を基軸に、コンサルタントとしてクライアント様の繁栄・成長のために何が必要なのかを常に価値を創出発信し、まわりの環境に変化を齎す様な動きが必要です。個を磨き組織を動かす精神の波動が今、求められているのです。

 

■■ 【心 de 経営】 バックナンバー    ←クリック

■■ 経営コンサルタントを目指す人の60%が覧るホームページ ←クリック


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日は何の日】 4月2日 ■ 日光山輪王寺『強飯式』 ■ 図書記念日 ■【今日の写真】 曼殊院の庭園

2025-04-25 14:58:41 | 【今日は何の日04月】

 

  【今日は何の日】 4月2日 ■ 日光山輪王寺『強飯式』 ■ 図書記念日 ■【今日の写真】 曼殊院の庭園

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

今日の写真   4月2日

曼殊院の庭園

 【今日の写真】 春の京都 曼殊院 

 曼殊院は、洛北に位置しています。曼殊院門跡というのが正式な表現で、皇室一門の方々が住職をされていたことから「門跡」と呼ばれています。
 遠州の枯山水庭園は、鶴島と亀島があります。大書院に続く庭には霧島つつじが植えられており、枯山水との調和が素晴らしいです。 
曼殊院  カシャリ!ひとり旅 京都府

【Wikipedia】

 曼殊院(まんしゅいん)は京都市左京区一乗寺にある天台宗の仏教寺院である。山号はなし。本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は是算(ぜさん)である。竹内門跡とも呼ばれる門跡寺院(皇族・貴族の子弟が代々住持となる別格寺院のこと)であり、青蓮院、三千院(梶井門跡)、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、天台五門跡の1つに数えられる。国宝の黄不動画像や曼殊院本古今和歌集をはじめ、多くの文化財を有する。近畿三十六不動尊第十七番。

今日は何の日      4月2日

■ 日光山輪王寺『強飯式』

 日光は、東照宮、二荒山神社、輪王寺と神仏習合の霊山です。

 その一つであります、輪王寺では、毎年4月2日に、伝統的な『強飯式』(ごうはんしき)が執り行なわれます。

 強飯式は、山盛りに持ったご飯を、その年に選ばれた人達に、強引に食べさせる、全国でも日光山だけに、古くから伝わる独特な儀式です。

 日光山は神仏習合の霊山で、山伏の山岳修行が盛んに行われる地でもあります。

 行者たちが、山中のご本尊に供えたお供物を持ち帰り、里の人々に分かち与えたことが強飯式の始まりといわれています。
 
■ 図書記念日

 1872年(明治5年)のこの日に日本で最初の官立の公共図書館「東京府書籍館」が東京・湯島に開設されたことにちなんで、4月2日が「図書館記念日」として制定されました。

 後に「東京図書館」、「帝国図書館」と名前が変更となり、上野公園内に移設されてからは「上野図書館」となりました。今日では国立図書館の支部となっています。

 図書館は市町村毎に所在する今日ですが、政令都市となると区毎に設置されていることが多く、当たり前の存在になっています。

 今回の東日本大地震のような災害時には、移動図書館という方法があります。

 私たちが所在する文京区では、東京大学をはじめたくさんの大学があり、「文“教”の街」として知られており、「文京区」という地名の由来にもなっています。そのためか図書館も多く、十数カ所もあります。

 その運営も大変ですが、2010年度から運営を民間委託しました。民間委託をされてから開館時間も長くなり、休館日も少なくなったりして大変利用しやすくなりました。館員の応対も以前に比べると改善されました。システム上で使いにくい部分があったので改善提案をしたところ、館長さんが出てきて応対をしてくれるというのは、区の運営時代とは様変わりと言っても良いでしょう。

 インターネットを使って予約をすることができるようになりました。また、現在借りている図書の延期手続きもネットで可能となったために、図書館に行ったり、電話で長々と待たされてから変更手続きをしてもらったりということもなくなりました。

 特に嬉しいのは、インターネットを使って検索をし、その場で予約ができることです。準備が整うとメールで連絡があるので、こちらの都合の良いときに受け取ることができます。以前ですと、17時に閉館だったのですが、今は20時まで開館しているので、仕事の帰りに寄ることも可能です。

■ その他
◇ 日光輪王寺強飯式
◇ 増上寺御忌会始
◇ 諏訪大社御柱祭(~5月中旬)
◇ 昆陽寺行基詣
 

 

 Gooブログ

 アメブロ

 FC2ブログ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業9章 2 北野原からの新たな提案と竹根の逆提案

2025-04-25 12:03:00 | 【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業9章 2 北野原からの新たな提案と竹根の逆提案 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。
 これからコンサルタントを目指す人の参考になればと、私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 日常業務をこなしながら、アテンドという商社マンにつきものの業務を自分なりに見つめ直す竹根です。慣れないニューヨークを中心としたアメリカでのビジネスですが、時として折れそうになってしまいます。そのようなときに、若い竹根の支えとなってくれたのが、本社で竹根をフォローしてくれるかほりでした。彼女の父親は地元の名士ということから、竹根などに娘をやるわけにはいかないと厳しかったのです。かほりと竹根の努力で、結局、父親は折れざるをえず、晴れて結婚が認められました。
 たった一人でニューヨークで苦闘してきた、若者、竹根好助(たけねよしすけ)も5年の任期を終え、東京に戻り、本社勤務に戻りました。5年という歳月で自分の置かれている立場が急激に変化してきたことを実感している竹根です。その最大の変化が、まさか自分の身に降りかかると思ってもみなかったヘッドハンティングです。

◆9章 半歩から一歩の踏み出しへ
 ニューヨークでの5年の任期を終え、東京に戻り、商社マンとして中堅どころの立場にいる竹根です。
 周囲の人は、アメリカで揉まれてきた竹根が、どのように仕事をするのか、興味津々の中で、竹根がいろいろと見せ場を作りながら、前8章での「半歩の踏み出し」から、一歩への踏み出しで、勤務を続けています。

  ※ 直前号をお読みくださるとストーリーが続きます。
     直前号 ←クリック

◆9-2 北野原からの新たな提案と竹根の逆提案
 竹根が懇意にしている顕微鏡メーカーのケント光学の北野原社長と、酒の場での会話が続いている。


「経営コンサルタントの資格を取ったと言うことは、いよいよ竹根さんも経営コンサルタントとして独立するということでしょ?」
「そんなことはまだ決めていませんが・・・」
「坂之下経営に行くのなら、そんなことはやめて、独立起業し、うちに顧問先の第一号の栄誉を授けてください」
「ちょっと、待ってください、社長。社長のお言葉は本当にありがたいです。でも、本当に私は独立するために経営コンサルタントの資格を取ったわけではありません。もちろん、将来、経営コンサルタントになることがあるかもしれませんが、今は、福田商事の中で、経営コンサルタント的な見方でいろいろな提言ができればよいと考えています」
「どこまで、竹根さんは人がいいの・・・福田商事のやり方はいただけないことは、一番よく知っているではないですか」
「私は、福田商事が好きですし、私のような若造をアメリカに送って、よい経験をさせてくれた角菊事業部長や福田社長に対して、本当にありがたいと思っています。感謝をしています」
 竹根がニューヨークで活躍し、福田商事の収益に大いに貢献したことを北野原は良く知っている。
「それは、確かにあるだろう。でも、竹根さんをアメリカに送って一番得をしたのは角菊さんではないか?あの人の手柄でもないのに、まわりはあの人の力だと思っているんだから、頭に来ちゃうよ。ぜ~ぶ、竹根さんの功績じゃないか」
「社長がそう言ってくださると涙が出るほどうれしいです。でも、お世話になっている福田商事に後ろ足でドロをかけるように、独立をして、しかも子会社であるケント光学が顧問先の第一号なんて、あまりにも品性に欠けた行為としか私には思えません」
 北野原は、苦虫を噛みしめたような顔をしてから、杯を空けた。竹根がお酌をしようとすると「大先生に、お酌なんかしてもらえません」と少々気分を害して、自分でしゃくをして、また杯を干した。
「社長、ご機嫌を直して、ちょっと私の話も聞いてもらえませんか」
 エッ、という風で、北野原は一瞬フリーズした。
「ケント光学は、いま、株主構成はどうなっているのです?」
「藪から棒にまた・・・福田商事が八十%、残りが俺だ」
「どうでしょう、五十一%まで、社長の持ち株比率を上げられませんか」
「経営権を握れというのかね?」
「そうです。そうすれば、福田商事の言いなりにならなくても済みます」
「それはそうだが、そうすんなりは行くまい。それにたとえ五十一%を持ったからといって、すべてこちらの思うように会社を動かすことはできないだろう」
「確かに法律的には、経営権があるのだから、ケント光学の方が強いけれど、現実には、いろいろなしがらみもあり、そうはできないでしょう」
 口とは裏腹に、北野原は、竹根の提案をまんざらとは思っていないようだ。
「福田社長は、電算機をこれからの重要商品と考えているのは、経営方針からも解ります。でも、それには莫大な資金がないと、大手六社の電算機メーカーと互していけないでしょう。ということは、そのための資金が必要です。資金をさらにつぎ込むか、電算機事業から撤退をするか、二者択一的な選択を迫られてきていると考えてます」
「なるほど、難しい戦略問題で、俺にはよくわからないが、竹根さんの推測が当たっているかもしれないな。そうすると、ケント光学の株式を手放す可能性はあるわけだ」
 北野原は、考え込んでしまった。
  <続く>

■ バックナンバー
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月25日 ◇ビタミン摂取の方法に注意 ◇天岩戸神社

2025-04-25 08:03:00 | 【専門業】 日本経営士協会だより
 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 5月25日 ◇ビタミン摂取の方法に注意 ◇天岩戸神社 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月25日

 日本経営士協会のある若手会員さんとお話をする機会がありました。

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 換言しますと、日本経営士協会の歩みが、日本のコンサルティング業界の歴史ともいえます。

 「共業・共用・共育」という行動指針の下、実践を通して、仲間作り、実力養成などをはかるユニークな団体といえます。

 そのような話を、その会員さんにしましたが、「歴史と伝統のある団体ですので、誇りに思って、精進します」と力強い言葉が返ってきました。

 カシャリ! 一人旅 

 宮崎 高千穂 天岩戸神社 
 

 高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷。

 この高千穂峡は、1934 年(昭和9)11 月10 日名勝・天然記念物に指定されています。

 付近には日本の滝100 選にも選ばれた真名井の滝、槍飛橋などがあります。
さらに神話に由縁のある「おのころ島」や「月形・日形」「鬼八の力石」など、 高千穂峡の遊歩道のみで高千穂の魅力を十分に感じることができるスポットといえます。

  高千穂観光協会 ←クリック

 

 高千穂峡へは、今回(2014年6月)が初めてではなく、学生時代に九州一周旅行をした折にここを訪れていますので、半世紀ぶりと言うことになります。公共交通機関で行くには大変不便なところで、レンタカーをしないと行きにくい観光地と言えます。

 福岡から日帰りにバスツアーを利用することにより、時間的制約はありますが、高千穂峡を徒歩で楽しむことができました。

 

 天岩戸神社 西本宮 
 


岩戸川をはさんで、天照大御神様を御祭神とする西本宮と東本宮があります。私が訪れたのは、西本宮です。
 


西本宮正面門


正面門右手にある
造営募金の時に立てられた
石灯籠


西本宮右


天岩戸神社のご神体付近は
撮影禁止ですが、
この写真右奥に天岩戸がある


招霊の木(おがたまのき)

常陸宮義宮殿下が
ご成婚の折寄贈
殿下の紋章でもある

 

宮崎 高千穂
 
1 高千穂 高千穂トップページ
2 荒立神社  荒立神社および周辺
3 天岩戸神社  天岩戸神社 西本宮 
4 天安河原宮  天安河原宮、岩戸川
5 仰慕窟 仰慕窟大同窟、太鼓橋 
6 高千穂峡 高千穂三段橋、仙人の屏風岩、真名井の滝 
7 高千穂神社 高千穂神社本殿、夫婦杉、神木
 
 名所旧跡 インデックス

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 5月26日 ■ 東名高速道路全通記念日 ■ ラッキーゾーンの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  ビタミン摂取の方法に注意

  体がどことなくすっきりしないというときには、ビタミンの何かが不足していることが原因のようです。
 一方で、ビタミンは多くとれば良いというものでもなさそうです。
 摂り過ぎにより別の悪影響があったり、取り過ぎた分は体外に流出してしまい、無駄となってしまうビタミンもあるようです。
 摂取の仕方を考えなければなりませんね。

 ビタミンの過剰摂取について考えてみました。
 ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンは過剰に摂取しても余分なものは尿として排出されるので、副作用について心配になることはあまりないようです。
 一方で脂溶性ビタミンは、水に溶けずに脂肪組織や肝臓に貯蔵されるため、過剰に摂取すると副作用を生じる場合があります。例えば、ビタミンAを摂りすぎると、脱毛・食欲不振・吐き気・頭痛などの過剰症状につながる恐れがあるそうです。
 サプリメントを利用するときには規定量を守り、過剰摂取がないように気をつけなければなりませんね。サプリメントには有効成分の含有量が書かれていますので、それを必ず確認する必要があります。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  http://ameblo.jp/keieishi17/

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月25日 ◇元気な会社 利用価値が高まるソーラーシステムハウス ◇自分への投資 リスキリング

2025-04-25 08:03:00 | 【老いぼれコンサルタントのひとり言】

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 4月25日 ◇元気な会社 利用価値が高まるソーラーシステムハウス ◇自分への投資 リスキリング 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

4月25日

 所用で地下鉄に乗った折、向かいの席に座ろうとしている年配の女性がいました。その方が、デパートで買った荷物が大きいですので、網棚に乗せようとしますが、ふらついてうまく行きません。思わず手伝ってあげようと腰を浮かそうとしたら若い男性が、スッと立って手伝いました。
 その光景を見て、思わず手をたたいてしまいました。それに合わせて数人の人も手をたたきますと、その男性ははにかみ顔をしていて、かえって悪いことをしてしまったように思いました。
 近年、網棚を利用できない人がいるという話を聞いたことがあります。
 網棚に置くと忘れてしまうというのは良くあることで、私もかなり以前に経験しています。盗難の被害に遭うことが怖いですので、置いた荷物をチラチラと見て確認するのが大変なので乗せないという人もいるそうです。
 前例は、日本人の素晴らしさ、後例は、時代の変化で、日本も安全な国ではなくなってきているという証左なのでしょうか。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 利用価値が高まるソーラーシステムハウス 2928-4425

 1978年に最高気温40.1度という猛暑があった。戦後になって初めて40度を超え、大きな話題となった。かき氷をぱくついて暑さをしのいだという話を聞いた。翌日の地元紙には「セミが木から落ちた」という目撃談が見出しを飾り、今も語り継がれている。

 近年では40℃を超えることも、はや珍しい話ではなくなってしまった。過去3番目だったあの時の記録はトップ20にも入らず、平成以降の記録が並ぶ。地球温暖化の脅威を感じざるを得ない。そんな厳しい猛暑の中、野外で作業をされている方々には頭が下がる思いだ。土木・建設工事の現場などは、作業員が熱中症にならないよう注意が欠かせない。熱中症対策としてエアコンを効かせた休憩所を設置しているところも少なくないそうだ。

 名古屋市西区のD社は太陽電池パネルと蓄電地を備えたソーラーシステムハウスの販売・レンタル事業を手掛けている。エアコンやカーペットなどが標準装備され、電気工事も内装工事も必要とせず、設置してすぐ利用できる。発電した電気は蓄電され、日照がなくても2、3日は通常通り利用できる。環境にやさしい商材として利用者から高い評価を得ている。

 O社長がソーラーシステムハウスに着目したのは、2008年のリーマンショックがきっかけだったそうだ。売り上げが低迷する中、当時注目されていたソーラーパネルを扱うようになった。そんな折、東日本大震災が発生。当時販売していたソーラー街路灯を携え、被災地の支援に向かった。「電気が通っていない被災地にソーラー街路灯の明かりが灯ると、暗闇の中で過ごしていた被災者の皆さんがそれは喜んでくれた。災害現場だけでなく、日常でも役立つものを作ろうと考えた」とO社長は話す。

 そんなO社長の思いは結実し、58もの自治体がD社と災害連携協定を締結。いざというときのソーラーシステムハウスの活躍に期待を寄せている。利用価値の高い優れた民間技術として国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録され、利用を後押ししている。足元をみると、国際情勢の悪化から原材料価格が高騰し、電気料金の上昇が続く。SDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素の観点からも有効な商材だけに、今後、さらに利用価値が高まりそうだ。

【経営コンサルタントの独り言】
 目先の利益だけを考えていますと、被災地に飛んでいくことなどしないでしょう。

 暗闇の中、蝋燭の光だけでもありがたいでしょうに、電灯がついたことは、被災された方はさぞかし心が和んだことでしょう。

 善意でしたことが、結局、話題となり、それがビジネスチャンスを拡大することに繋がったのですね。

 

 LED電球ですと、電力消費が少なく、ポータブル電源でも長時間使えるようです。

 電気容量も大きいものが出てきています。

 これからは一家に最低でも一基必要になるでしょうね。

 わが家でも利用していて、電気工事で半日電気が切れることがありました。

 その時に、冷蔵庫に繋げることができ、中の食品をかろうじて保つことができました。


   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。
 10年以上にわたり、日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる
書籍を、毎月第4火曜日にご紹介しています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 4月26日 ■ よい風呂の日 ■ 商法発布 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺 一年365日、毎日が何かの日

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募情報》「製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)2025」募集
 経済産業省は、製品安全に関する積極的な取組を促進し、広く社会全体に製品安全の価値を定着させるため、消費生活用製品に関わる全ての企業・団体を対象に「PSアワード」の募集を行っています。
[応募期間] 4/9(水)~6/27(金)
[応募方法] 応募資料をダウンロード後、指定メールアドレスへ送信
[応募費用] 無料
 詳しくは以下のサイトをご覧下さい
 https://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/index.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 自分自身に投資をして自分を磨き上げる 425

 MSNニュースで、ローレン・クラスノデンブスキの『Reclaim Your Power: A Guide to Allow Your Passions and Purpose Find You(力を取り戻す 情熱と目的に自分を見つけてもらうガイド)』の一節が紹介されていました。

 その中で、ウォーレン・バフェットの有名な言葉である「あなたができる最高の投資は、あなた自身に対するものだ」という言葉に打たれて人生が変わったという話が記述されています。

 私事になりますが、30歳代で、まだコンサルタントという職業について、詳しいことを知りもしないのに経営コンサルタントとして独立起業しました。経営コンサルタント業というのが、まだ世の中でそれほど認知されていない時代でしたので、業界や仕事に関する書籍もほとんどありませんでした。

 幸い、日本経済新聞社に親切な人がいて、当時、唯一と言っても良いようなコンサルタント業の入門書を紹介してくれました。その本の内容は、それほど実践的ではなかったのですが、自分の未熟さを気づかせてくれた本でした。

 上述のバフェット嬢の話を読んだときに、起業時の自分を重ねて思い出しました。


 まずは、「コンサルティング」とは何かを、知識としてだけではなく、実践面で、実務的にどのように進めるのかを体得したいと考えました。

 当時は、「経営コンサルタント」と電話帳で引きますと「経営士の項を参照」と表示されるほど、「経営コンサルタント=経営士」ということが一般的な見方でした。

 そこで、早速日本経営士協会の「経営士補」資格取得の試験勉強を始め、何とか合格し、協会に入会できました。

 先輩に会いたくても、新米会員などを相手にすることは足手まといなのか、会えませんでした。そこで、鞄持ちをしたりして接触する機会を作り、現場経験を通じて「コンサルティングとはなにか」を次第に身に付けるようになりました。

 今になって考えますと、ウォーレン・バフェットの名言を私自身も実践してきたことになり、経営士・コンサルタントという天職にありつけたことに感謝しています。

◆ 世界的名著『21世紀の資本』の核心が簡単に掴める解説書425

 読書の習慣がない人にとっては、図解があると入りやすいです。

 今回ご紹介した本は、「図解『ピケティ入門』」(高橋 洋一著 あさ出版)です。

 トマ・ピケティの『21世紀の資本』(邦訳=みすず書房)は、現在の世界経済の状況を“20か国、300年分ものデータ”によって科学的に分析した名著です。

 本国のフランスは勿論アメリカ、日本でもベストセラーになった名著です。

『21世紀の資本』は、私達経営に係る者にとっては必読の書と言えます。

 必読と言われても、700ページを超える大著を読む余裕は無いし、でも「何とかして、名著『21世紀の資本』の核心は頭に入れておきたい」と思う人にピッタリの本です。

■【連載小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
     ■【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業9章 2 北野原からの新たな提案と竹根の逆提案
【これまでお話】 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

  

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

 
© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 0425 孔子 春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖

2025-04-25 06:33:00 | 【話材】 きょうの人04月

  【きょうの人】 0425 孔子 春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖

 

 本日、ゆかりの人をご紹介します。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。

 

 孔子

【Wikipedia】 孔子
 孔子(こうし、ピン音: Kǒng zǐ; ウェード式: K'ung-tzu、紀元前551年9月28日‐紀元前479年4月11日)は、春秋時代の中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。 氏名は孔、諱は丘、字は仲尼(ちゅうじ)。孔子とは尊称である(子は先生という意味)。


■ 俊じょう(月輪大師)



 しゅんじょう/がちりんだいし
 仁安元年8月10日(1166年9月6日)- 嘉禄3年閏3月8日(1227年4月25日)

 字は「我禅」、号は「不可棄」、勅号は「大興正法国師」です。一般には、「月輪大師(がちりんだいし)」と呼ばれることが多いです。

 鎌倉時代前期の僧で、肥後国飽田郡の出身ということはわかっていますが、出自については不詳です。

 土御門帝正治元年、中国・宋で12年間修行をしました。そこでは、四分の律並に天台、密禅の諸宗を学びました。

 帰国後泉涌寺に入り、真言宗泉涌寺派の宗祖となりました。

 貴賤を問わず、民と接したことから、その得をしたい、帰依する人が多かったと言われています。



■ 西山

 せいざん

 西山上人は、浄土宗の開祖法然上人の高弟で、「証空」として知られています。

 自らが唱える「西山義」の教えを広め、西山によって唱えられた西山義は、やがて浄土宗西山派として知恩院の浄土宗鎮西派に次ぐ浄土宗内での大きな派となりました。

 現在の西山浄土宗の母体である光明寺派は、その浄土宗西山派の流れをくむ一派です。

 西山の弟子である西谷(せいこく)流の浄音が、西山の教えの上に更に自らの考えをも交えて西谷流を唱えだし、光明寺や禅林寺(永観堂)を中心に西山義、西谷流の教えを広めたのが直接の始まりです。

 紅葉で名高い京都光明寺で、10月26日は、西山忌として、西山上人の法事があります。

 御詠歌が奉納され、賑やかな法要として、全国から大勢の参拝者が集まります。

 西山浄土宗の総本山光明寺は、長岡京市西山のふもと、粟生広谷という地にあります。

 宗祖は円光大師と呼ばれる法然上人で、法然43歳の時に、日本で最初に念仏の産声を上げ地でもあります。


◆ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

 © copyrighit  N. Imai  All rights reserved


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 4月25日 ■ 孔子祭 ■ 壇ノ浦の戦いの日 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺  一年365日、毎日が何かの日

2025-04-25 00:03:00 | 【今日は何の日04月】

  【今日は何の日】 4月25日 ■ 孔子祭 ■ 壇ノ浦の戦いの日 ■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 【今日の写真】 春の京都 仁和寺

 仁和寺は仁和2年(886年)第58代光孝天皇によって発願され、第59代宇多天皇により仁和4年(888年)に完成しました。
  「御室桜」の花見の盛んな様子は江戸時代の儒学者・貝原益軒が書いた『京城勝覧』(けいじょうしょうらん)という京都の名所を巡覧できる案内書にも次の様に紹介されています。
仁和寺サイトより)



■ 孔子祭

 4月25日は孔子祭です。孔子や儒教の先哲を祀る儀式が行われます。中国で儒教が国教となったときに、釈奠(せきてん/しゃくてん)と呼ぶようになりました。

 孔子は紀元前5~6世紀の春秋時代における中国の思想家、哲学者で、儒家の始祖でもあります。幼くして両親を失い、孤児となってからも苦学をつづけたそうです。しかし、生きている間は無冠で、一人の学者であったようです。しかし、後の漢代(前漢)に司馬遷は『史記』の中ででは、孔子の功績を「王に値する」と記述しています。

 孔子は、それまでにあった原始宗教を今日の儒教に体系化しました。孔子の考えの基本は「仁(じん)」です。「仁が貫かれるところに道徳が保たれる」と説いています。

「仁」は徳の一つで、人間関係の基本、人間愛をさす倫理規定でもあります。主に「他人に対する親愛の情、優しさ」をさし、仁と、人間の行動に関する概念である義を合わせて、「仁義」という表現もよく知られています。

 仁義というと、ある種の世界の言葉のように思われがちですが、人間のあり方の基本のことです。むしろその世界だけに限定すると、映画などでの情報でしかありませんが、一般の人よりもむしろ仲間意識、結束感は強いのではないでしょうか。

 今の日本は、残念ながら他人に対する思いやり、気配りがあまりにも希薄になっていると平素思っています。ところが、東日本大震災のような時には、眠っている「仁」が呼び起こされるのか、義援金やボランティア活動などへの参加という形で現れてきます。

「まだまだ日本は捨てたものではない」とテレビでどなたかが言っていましたが、「仁」ということを考え直す時間を各自がとっても良いと思います。もちろん、私自身も実行します。

 空港でちょっとしたトラブルがありました。詳細は、相手の方に迷惑がかかるといけませんので記載しませんが、機転を利かせてくれたために難を避けることができました。

空港という人を相手にする仕事が多い人は、どうしてもマニュアル人間になりがちです。上司の方との連携で、利用者に嫌な思いをさせないサービス精神はすばらしいですね。同じことが、マニュアルが定着している国や企業等で起こったらおそらくこのような対処をしてくれなかったでしょう。

  日本で仕事をしていてよかった~~



■ 壇ノ浦の戦いの日

 だんのうらのたたかい

 元暦2年3月24日(1185年4月25日)に、長州沖の長門国赤間関壇ノ浦(現在の山口県下関市)で、源義経が率いる源氏軍が平家軍を破りました。

 栄華を誇った平家が滅亡に至った治承・寿永の乱の最後の戦いです。

 寿永3年/治承8年(1184年)2月に一ノ谷の戦いで大敗を喫して海に逃れ、讃岐国屋島と長門国彦島(山口県下関市)に拠点を置いていました。

 鎌倉政権は、頼朝の弟範頼に3万騎を率いさせて山陽道を進軍して九州に渡り平氏軍の背後を遮断する作戦を実行しますが、平家軍によりなかなか進めません。

 この状況を見て、義経は、後白河法皇に平氏追討を願い許可を得て、屋島へ出撃しました。得意の奇襲作戦で屋島の戦いを制しました。

 平家の総大将である平宗盛は、安徳天皇を奉じて、三種の神器を携え、海上へ逃れましたが義経軍に敗れることになりました。

 ここに平家が滅亡したといえます。


■ その他
◇ 奈良興福寺文殊会
 ◇ 西山浄土宗御忌

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

© copyrighit  N. Imai  All rights reserved

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする