酒田の町でおくりびとのロケをしました・・・
ご存じのとおり日本アカデミー賞10冠 アカデミー賞外国映画賞受賞作品です
納棺の会社に就職した NKエージェントのロケのされた旧割烹小幡です。
おくりびとは映画館には足を運んでないのですが・・DVDではみました
自主運営されてるところで、入場料も100円 町の人たちがボランテアでやっています。
この映画で一番印象的なのが鶴の湯のおかみさんが亡くなってその納棺のシーンです
そのシーンもここの建物の中でされました
死というものを正面から考えさせられる映画で特にこのシーンでは考えさせられることが
多かった・・・
死を忌み嫌うのが一般的な風潮でしょうし、日本は特に忌み嫌う風習が多いように思います。
それに職業の差別観に対する偏見への挑戦のような映画でもあったなあと思います。
横道にそれますが、大学卒の就職率が悪いと報道されてますが・・・中小企業は求人しても学生はこないと 人材難が続くようです、みんな大企業志向でネームバリューにまけて大企業にはいれなければ就職浪人も辞さないということみたいです・・
心配するのは今の若者が職業差別が相当あるのではないだろうか・・・
といいながら・・・・
大企業に勤めてる自分がいうのもすごく矛盾してるようですが・・・
いろいろと考えることがここにきてできました・・・
自分には・・はたしてこの仕事をできるのだろうか?
ほんとに職業に偏見はないのだろうか?
そして近くにくる親の死をどう迎えるか・・・・
親の死に納棺していただく人にほんとに感謝の気持ちになるのだろうな
最期にきれいに旅立ちの準備をしていただく人に感謝
少し死というものに対して考えてなかった自分にいろいろ考えさせてもうらうことが
ここ酒田のロケ地にきてできたというのは収穫でした
美しいチエロの音の中で考えることができました。
ボランテアの方、長くこのロケ地を保存していってほしいと思います。
ほかにもロケ致になった港町中劇場
ここも日吉町石畳 舞子坂とも呼ばれる
余談ですが・・・
日吉町を歩いていると
一匹の子猫がうずくまっていました・・・
よく見ると左足を負傷して骨を折ってるようです、左足を引きずりながらゆっくり歩く子猫
左目も怪我をしているようです・・・
まだ生まれてまもないころのようで
どうしたんだろか 車にひかれたんだろうか・・・
しばらくすると溝のところでじっとしています
どうしてやればよいのだろうかな?東京なら犬猫の119番がボランテアで無償で治療
やってるんだけど
たぶん 腹すいてるのか・・と思い近くのコンビニで牛乳200mlパックを買い
とりあえず子猫にやりました、おなかすいてるのがごくごく飲んで・・
あとは「ごめんね」といって、安全な空き地に子猫をうつして
立ち去りました・・・
なんとなく後ろ髪惹かれる思いなんですが・・
長野のマンション連れてかえっても犬猫禁止だし、千葉の家に連れて帰るのも・・・