My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

赤まんま 慶次郎縁側日記

2008-11-17 01:37:57 | 読んだ本

ここのところまた北原亞以子のこの慶次郎縁側日記のシリーズをちょこちょこ読むようになってきた。

一冊に10話ぐらいある短編なので寝る前にすこし読むのにはちょうどいいし、千葉から電車で帰るときもちょうど一話読めるぐらいの時間でちょうどいい。

この本本屋で新刊で出ていたので、それにこのタイトルがすごく気にいってしまった。

赤まんま・・・

この赤まんまのものがたりは、とても悲しいののがたりだった。

幼馴染のおみちが母親とふたりぐらし、母親は胸の病をかかえて死んでしまう、そしておみちも母親の病がうつりおなじ胸の病で・・ 丈吉はおみちがいる小石川の療養所で約束する、おみちにいつかきれいなかんざしを買ってやると・・おみちはできれば赤まんまの絵のはいったかんざしがほしい・・約束もむなしく おみちは逝ってしまった。

・・・あれから20年 材木問屋の主人になった丈吉はまだ嫁もとらず、さしてやれなくなった赤まんまのかんざしを大事にもってるのであった・・・・・

どうもこの手の話には弱い

どうも年のせいかな・・この時代ものに弱くなってきている。
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