神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

字水久保

2018-10-16 05:55:47 | 弦巻川・水窪川

 水窪川の水元について「御府内備考」は、「巣鴨村雑司ヶ谷村之内田場際」としていますが、その一帯の字が水久保でした。「新編武蔵風土記稿」によると、雑司ヶ谷村、巣鴨村どちらの小名にも水久保があり、当初は両村にまたがっていたものと思われます。明治に入り、高田村大字雑司ヶ谷の字水久保、水久保新田に引き継がれましたが、巣鴨村大字巣鴨の字からは失われ、かわって巣鴨監獄のある字向原となっています。

 

Mizukubo1

    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

0622b 0622a

    1. 再度右カーブで都電荒川線に接し、しばらくに並行します。

0622c

    2. 突き当りで中断です。なお、この付近の村境は都電の南側を並行する道路にありました。

0622d

    3. 一つ南の道路で再開します。このあたりから村境と重なっていました。  

0622f 0622e

    4. 蛇行しながら都電荒川線を離れ、西に向います。

0622h 0622g

    5. 右折して文化会館前の通りに向かいます。通りと一致するのはここまでです。