「三重塔 当寺(宝仙寺)より二町ほど東の方御朱印地の内にあり、三間半四面、高さ五丈三尺、五智如来の木造を安す」(「新編武蔵風土記稿」) 寛永年間(1624~43年)に民間の寄進によって建立されたもので、塔内には施主、飯塚夫妻の木像が安置されていました。建立後板葺から瓦葺、石盤葺に改められるなど、数度の改修を経て昭和20年(1945年)まで現存していましたが、空襲によって全焼してしまいました。
- ・ 中野塔 左は「迅速測図」の挿絵に描かれた中野塔、右は「江戸名所図会 / 中野塔」です。宝仙寺境内にある平成4年建立の三重塔は→ こちらです。
- ・ 桃園川緑道 塔山小学校前を過ぎたところです。左手に「江戸名所図会 / 中野塔」の挿絵の上半分を描いた絵タイルが展示されています。
- ・ 三重塔記念碑 山手通りから道一つ東側にある中野十中キャンパスの一角です。かっては三重塔が建ち、その周辺は公園として整備されていました。
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