神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

左岸流4

2016-12-29 07:37:57 | 桃園川3

 区検通りを越えます。柏木駅(現東中野駅)へ至る通りなので、「豊多摩郡誌」では柏木停車場道と書かれていたものです。そこに第六天橋が架かっていました。例によって、当時そう呼ばれていたかは不明ですが、→ 「東京近傍図」にも描かれており、「豊多摩郡誌」では「構造石造 延長1.83間 幅員2.5間」、それが昭和8年(1933年)の「中野町誌」では「橋長6m 幅員26m 橋種鉄筋混凝土」と、だいぶ大きくなっていて、道路の拡張があったものと思われます。なお、左岸流は区検通りを越えてすぐ二手に分かれ、右手のものは小淀橋で本流と連絡していました。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    ・ 「陸地測量部発行の1/10000地形図(昭和3年第三回修正) / 中野」と「同 / 新井」を合成したもので、上掲地図と同一場所、同一縮尺です。

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    1. 氷川神社の先です。通りの左手を並行、左右に緩やかに蛇行しながら東に向かいます。

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    2. 区検通りを越えます。ここに第六天橋が架かっていました。付近にある第六天神社がその名の由来です。

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    3. 越えてすぐ左右に分かれますが、右折して本流と連絡するほうを追います。

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    4. ここからは通りの右手を並行します。70mほどで大久保通りを越えます。

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    5. 小淀橋で本流と連絡します。小淀橋からのショットは→ こちらでどうぞ。