神田川 「まる歩き」 しちゃいます!!

ー神田川水系、支流はもちろん、旧水路、廃水路、全部 「まる歩き」ー

本村

2016-06-11 06:55:35 | 妙正寺川4

 環七通り手前の左岸段丘斜面上には、中新井村鎮守の氷川神社やその別当だった正覚院が並んでいます。その周辺が中新井村で最初に開拓された本村(ほんむら)です。→ 「段彩陰影図」で、先端を環七通りに切り取られた舌状台地の周辺で、その舌状台地の左右に食い込む浅い谷筋には、どちらにも小支流が流れていました。そのうち東側のものの合流地点が徳殿公園の先にあり、途中豊玉中キャンパスの中断を挟んで、環七通りまでたどることができます。

 

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    ・ 昭文社の地図ソフト"Super Mapple Digital"で作成、縮尺は1/6000です。青点線が実地調査及び当時の地図、空中写真などで確認できる水路跡で、そのポイントを地図に記入した番号順にウォーク&ウォッチしてみました。(一部推定によっているところもあります。)

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    1. 徳殿公園の次のブロックの中新井川緑道で、右手から合流する路地をさかのぼります。

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    2. 40mほどで最初に交差する道路が、おおむね改修前の左岸流と重なります。

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    3. 豊玉中学のキャンパスに突き当たって中断します。同校の開校は戦後間もなくです。

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    4. 豊玉中学の北側にある正門前で再開します。右写真は東側からのショットで、浅い谷筋が分かります。

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    5. 右カーブのあと突き当りを左折します。なお、水路はこの道路の右手を並行していました。

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    6. 環七通りに突き当たりますが、右写真のように谷筋は通りを越えています。ただ、水路の先端は特定できません。