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修学旅行、再び その3 ( 春日大社 3 )

2012-06-20 07:27:52 | 不思議紀行
 なかなか、春日大社にたどり着けない私たちですが、両脇に並ぶ多くの石灯籠に圧倒されながら、ゆっくり上がって行き、左に曲がると朱塗り立派な南門が見えてきます。


     
     社殿を囲むように色鮮やかな回廊がめぐらされています。


     
     神様の憑代(よりしろ)「磐座(いわくら)」、赤童子がここより現れた「出現石」、
雷火で落下した社額を埋めた「額塚」等諸説のある「神石」


 幣殿の写真は、何故か?他のことに気を取られて撮り忘れてしまいました・・・。  


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     林檎(りんご)の樹

「この広場は古来より「林檎の庭」と呼ばれ、このリンゴ(当時はワリンゴ)の結実が多いか、少ないかでその年の農作物の豊凶を占ったとされている。
元々の樹は平安末期、高倉天皇(1168~1179)の献木と伝わるが、その後枯れ、今ある樹は昭和32年に献木されたものである。」(案内看板より)

現在のこの林檎の樹は、長野県の有志の方から贈られた樹だそうです。


     <img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/42/83948572f2a11275dcd52caaba2e2721.jpg" border="0">
     ご神木・大杉   目通り周囲8.7m、高さ25m、樹齢約800年~1000年 


 御祭神

第一殿  武甕槌命(たけみかづちのみこと)

第二殿  経津主命(ふつぬしのみこと)

第二殿  天児屋根命(あめのこやねのみこと)

第四殿  比売神(ひめがみ)


 創立  神護景雲2年(768年)11月9日
鎌倉初期に書かれた現存最古の由緒記『古社記』には、四所神殿の創建を奈良時代、 称徳天皇の神護景雲2年(768年)11月9日とされています。

 ご由緒
春日の神々の御鎮座は奈良朝のはじめ、平城京鎮護のため、まず武甕槌命様を鹿島神宮(茨城県)から 奈良・春日御蓋山頂に奉遷して祭られていましたが、それから数十年後の神護景雲2年に藤原氏の血を引く 女帝、称徳天皇の勅命により、左大臣藤原永手らが現在の場所に初めて南面する神殿を創建して、 さらに香取神宮(千葉県)の経津主命様、枚岡神社(大阪府)に祀る藤原氏の遠祖・天児屋根命様と比売神様の 四柱を併祀したのがその始まりとされています。
                            (春日大社ホームページより抜粋)


     
     釣燈籠が美しい中門

 中門は、御本殿の直前にある楼門で約10mの高さがあります。中門正面の唐破風は明治時代に取り付けられました。
御廊は中門から左右に約13m、鳥が翼を広げたように延びています。


    

    

     

 釣燈籠の美しさに心惹かれたようで、たくさん写真が撮ってありました。同じようでいてひとつひとつ違っている・・・、人々の気持ちや想いもきっとそうなのでしょう。 


     
     帰り際、中門を振り返る・・・。林檎の庭の白砂と朱色が目に残りました。


     
     樹齢600年を超えるといわれている「砂ずりの藤」

 この神社は、境内社も数多く、見所満載なのです。
実は、私の記憶では、春日大社に来たのは、初めてでした。(奥まったところにあるから、来てなかったのか?それとも忘れてしまったのか?は不明)


  神社紹介  春日大社  奈良県奈良市  奈良公園内 
                   ℡ 0742-22-7788