私の手書きの宛名書きの封書から出てきたのは、高橋三雄先生の小淵沢別荘にお邪魔したときの写真と、そのとき約束した「次世代情報システム研究会」憲章。
手紙の日付は1998年5月5日となっている。
内容は以下だ。
次世代情報システム研究会憲章
子供たちの未来を祈念して、1998年5月5日子供の日に本憲章を制定する。
限りある地球を消費し尽そうとしている現代社会において、それを少しでも遅らせるよ
う努力することは、今を生きる私たち、おとなの重大な使命である。
子供たちは、親たちのしでかした負の遺産の尻拭いをすることを、ほとんどあきらめか
けている。そして、いかに生きるかではなく、いかに楽に死ぬかを考えたほうが現実的だ
とすら考えている。私たちは、子供のころ、将来の夢を語ることができた。しかし、今の
子供たちは、夢を語れない。先のことを深く考えることが恐いからだ。
本会は、私たちの専門であるコンピュータの応用分野を通じて、閉塞状態にある人類の
未来を、少しでも希望のあるものにするための研究活動をする。
具体的な研究テーマとして以下のものを掲げる。
1、省エネルギー経済活動。
2、経済成長なき豊かさの実現。
3、戦争のない平和な国際社会の維持。
以上
勉強会自体は、従来のように、高橋先生の講義であつたり、コンピュータ技術に関する討論会であったり、会員各社の見学会であつていいと思います。
憲章の趣旨に沿つた行動としては、会としてインターネットのホームページを開設し、会員各位の考えていることを、企業人としてではなく、まつたくの個人として、アピールできればと考えております。それを多くの人に見てもうことが、多忙な日々をやりくりしても、なんとか無理せずにできることではないかと思います。
ご意見、よろしくお願いいたします。(片貝孝夫)
手紙の日付は1998年5月5日となっている。
内容は以下だ。
次世代情報システム研究会憲章
子供たちの未来を祈念して、1998年5月5日子供の日に本憲章を制定する。
限りある地球を消費し尽そうとしている現代社会において、それを少しでも遅らせるよ
う努力することは、今を生きる私たち、おとなの重大な使命である。
子供たちは、親たちのしでかした負の遺産の尻拭いをすることを、ほとんどあきらめか
けている。そして、いかに生きるかではなく、いかに楽に死ぬかを考えたほうが現実的だ
とすら考えている。私たちは、子供のころ、将来の夢を語ることができた。しかし、今の
子供たちは、夢を語れない。先のことを深く考えることが恐いからだ。
本会は、私たちの専門であるコンピュータの応用分野を通じて、閉塞状態にある人類の
未来を、少しでも希望のあるものにするための研究活動をする。
具体的な研究テーマとして以下のものを掲げる。
1、省エネルギー経済活動。
2、経済成長なき豊かさの実現。
3、戦争のない平和な国際社会の維持。
以上
勉強会自体は、従来のように、高橋先生の講義であつたり、コンピュータ技術に関する討論会であったり、会員各社の見学会であつていいと思います。
憲章の趣旨に沿つた行動としては、会としてインターネットのホームページを開設し、会員各位の考えていることを、企業人としてではなく、まつたくの個人として、アピールできればと考えております。それを多くの人に見てもうことが、多忙な日々をやりくりしても、なんとか無理せずにできることではないかと思います。
ご意見、よろしくお願いいたします。(片貝孝夫)