片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

理想的な病院総合システムの設計

2010年04月28日 | 感動したこと
友人の杉浦さんに講演していただいた。

情報システムは画面操作がすべて。
看護師が自ら画面設計をする。
ワークフローも自分たちで考える。
日々のあるゆるケースを想定して、それをシステムに反映させる。
画面仕様をPowerPointで書く。
そうやって見た目のシステムができあがっていく。
これがRFPだ。

それをSIerに渡す。
当然テストも自分たちでやる。
バグを見つけてにんまりする。
意地悪テストをしたつもりがちゃんとガードがかかっていてがっかりする。
こうやってシステムつくりを楽しむ。

ユーザのユーザによるユーザのためのシステムがこうやって出来上がっていく。

今回の受講者は50名近くなった。

某メーカーの電子カルテシステムの画面を大写しにして、「こんなもの使えますか?」と具体的に指摘している姿は圧倒的に説得力がある。
杉浦さんは宮田眼科の病院総合システムを通じて理想的な電子カルテシステムの構築に挑む。

杉浦さんのような人を一人でも多く養成したい。
これも私の役割と思っている。