![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/5b/d5ea7998f19ce51b6474019723201804.jpg)
大原の勝林院(しょうりんいん)と宝泉院のライトアップに行ってまいりました。三千院に着くまで真っ暗で、ライトアップの
案内も無いなか勝林院の前だけ足元に行灯が照らされておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/35/f77cfb84e9dbe9b4d65360493232f8d8.jpg)
秋の紅葉シーズンのライトアップと違い周知されていないのか、とても人が少なく貸切の状態でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2f/8dcc22e76bcb39814f2e4f2c82774165.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/bb/2db4bb13e758acef907c45e4916e1e33.jpg)
勝林院は、835年(承和2年)円仁によって開かれたと伝えられ、1013年(長和2年)寂源によって中興されたと云われて
おります。古くから来迎院(左京区大原来迎院町)とともに天台声明の道場でありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/55/157ac2ea68b076dcb0004a47f306a15f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/65/604994d54bc75a87bab9ab91158827e7.jpg)
1186年(文治2年)には顕真と法然との宗論(いわゆる大原問答 念仏により極楽往生ができるかどうかの開答のとき、
大光明を放たれて念仏衆生摂取不拾の証拠を現わされたという)で、ともに如来が証拠に立たれたところから、証拠阿弥
陀如来と称し、この堂を証拠堂と呼んでいます。江戸時代には4坊(理覚坊・実光坊・法泉坊・普暁坊)がありましたが、
現在は宝泉院・実光院の2院が残るのみとなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c8/2da2498cec570bc6f4f1b9046afcc733.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/49/5e76026663abfb6ad4e70bea7ad5defd.jpg)
ブレてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/56/ee8a2c6ba18e0da1cbd198d942b801c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f0/a0fdff2ad75485209d2b0f472098690e.jpg)
お昼の拝観では、勝林寺と宝泉院の入り口は異なりますが、ライトアップ時は、共通になり本堂の左手より宝泉院に入れ
ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/78/8e123eb8f8888c73f1c021a53207d002.jpg)
宝泉院は、大原寺(勝林院)の僧坊の一つとして、1012年(長和2年)に創
建されたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f0/8147493568c109c1d5be00e40c5444c0.jpg)
山門の正面にそびえる樹齢700年の「五葉の松」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/1d/daa5657780dd8568123f0f7ea75d9394.jpg)
玄関
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/86/fa8a5fa588748f4299e322d50d023ad2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b5/b2980d606de6a0a064ba1caf0c44b926.jpg)
玄関を入ってすぐ右手の囲炉裏部屋、日中は北側のお庭も見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/aa/123dd6cda6bc40a875c0ea6da5b89607.jpg)
玄関左手の庭園 宝泉院は、四方を庭園で囲まれております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1c/b6ee28e0afbabce37b9ca1795ec327a1.jpg)
宝泉院の庭園は、盤桓園(立ち去りがたいという意味、額縁庭園とも言う)といい、盤桓園には樹齢300年の沙羅双樹の
木が茂り樹齢700年の「五葉の松」も観光客に人気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/69/fb4b8bc71b9ad0cce5042d766b5ac007.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/9c/13d77f51cc4f2919984afad0d37267b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/cb/3099a9a2590ae51edbbf6c79c3b99ca7.jpg)
額縁の右端には、蹲と手前に水琴窟の音色を聞くための竹筒が設けられております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6d/9fce7604667c42407eddc6b2503ed377.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b9/8a0a0c7078db57eeb5d4b7b7c9706676.jpg)
五葉松
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a5/e8076da710bb5d388faebcaebff613df.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bf/4a2bb997971675fc9c7cf55c885fb06d.jpg)
五葉松の前のこの天井は、「血天井」といい関ヶ原の戦いの前哨戦となった伏見城の戦い
の際に徳川家臣鳥居元忠以下数百名が自刃した伏見城の床板であり、その霊を供養する
ため天井板としているものです。鷹峰の源光庵にも同じものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6b/ad2eb169430a94fc1f7a9809d93d80fd.jpg)
伺ったときは、二三名居られたお客さんも閉門間近になりますと貸切になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/fa/f838f6b18af16ae436a68543bae521e9.jpg)
書院の北側のお茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e1/6e96a6b7f24529cb5aa2558c26f0c4d6.jpg)
お茶室前の控の間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/90/184a512c56b8d4161e2a3fe29f4aec49.jpg)
控の間から見える庭園で、額縁庭園の右手になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e8/99c541964b2e6d665fa5c03f1152cfc6.jpg)
帰りにもう一度、勝林院の前に出て駐車場に戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/78/8e447b4bf21f4732c0715ff1a54a3f37.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/27/bea69785e37c3324c1927feb38c8d29c.jpg)
流石に京都の奥座敷だけあり、まだ枝垂れ桜が残っておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6a/04892a116c9a0a732cca794733965092.jpg)
三千院山門 尚、ライトアップは5月9日までなされております。
案内も無いなか勝林院の前だけ足元に行灯が照らされておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/35/f77cfb84e9dbe9b4d65360493232f8d8.jpg)
秋の紅葉シーズンのライトアップと違い周知されていないのか、とても人が少なく貸切の状態でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/2f/8dcc22e76bcb39814f2e4f2c82774165.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/bb/2db4bb13e758acef907c45e4916e1e33.jpg)
勝林院は、835年(承和2年)円仁によって開かれたと伝えられ、1013年(長和2年)寂源によって中興されたと云われて
おります。古くから来迎院(左京区大原来迎院町)とともに天台声明の道場でありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/55/157ac2ea68b076dcb0004a47f306a15f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/65/604994d54bc75a87bab9ab91158827e7.jpg)
1186年(文治2年)には顕真と法然との宗論(いわゆる大原問答 念仏により極楽往生ができるかどうかの開答のとき、
大光明を放たれて念仏衆生摂取不拾の証拠を現わされたという)で、ともに如来が証拠に立たれたところから、証拠阿弥
陀如来と称し、この堂を証拠堂と呼んでいます。江戸時代には4坊(理覚坊・実光坊・法泉坊・普暁坊)がありましたが、
現在は宝泉院・実光院の2院が残るのみとなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c8/2da2498cec570bc6f4f1b9046afcc733.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/49/5e76026663abfb6ad4e70bea7ad5defd.jpg)
ブレてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/56/ee8a2c6ba18e0da1cbd198d942b801c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/f0/a0fdff2ad75485209d2b0f472098690e.jpg)
お昼の拝観では、勝林寺と宝泉院の入り口は異なりますが、ライトアップ時は、共通になり本堂の左手より宝泉院に入れ
ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/78/8e123eb8f8888c73f1c021a53207d002.jpg)
宝泉院は、大原寺(勝林院)の僧坊の一つとして、1012年(長和2年)に創
建されたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f0/8147493568c109c1d5be00e40c5444c0.jpg)
山門の正面にそびえる樹齢700年の「五葉の松」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/1d/daa5657780dd8568123f0f7ea75d9394.jpg)
玄関
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/86/fa8a5fa588748f4299e322d50d023ad2.jpg)
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玄関を入ってすぐ右手の囲炉裏部屋、日中は北側のお庭も見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/aa/123dd6cda6bc40a875c0ea6da5b89607.jpg)
玄関左手の庭園 宝泉院は、四方を庭園で囲まれております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1c/b6ee28e0afbabce37b9ca1795ec327a1.jpg)
宝泉院の庭園は、盤桓園(立ち去りがたいという意味、額縁庭園とも言う)といい、盤桓園には樹齢300年の沙羅双樹の
木が茂り樹齢700年の「五葉の松」も観光客に人気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/69/fb4b8bc71b9ad0cce5042d766b5ac007.jpg)
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額縁の右端には、蹲と手前に水琴窟の音色を聞くための竹筒が設けられております。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6d/9fce7604667c42407eddc6b2503ed377.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b9/8a0a0c7078db57eeb5d4b7b7c9706676.jpg)
五葉松
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bf/4a2bb997971675fc9c7cf55c885fb06d.jpg)
五葉松の前のこの天井は、「血天井」といい関ヶ原の戦いの前哨戦となった伏見城の戦い
の際に徳川家臣鳥居元忠以下数百名が自刃した伏見城の床板であり、その霊を供養する
ため天井板としているものです。鷹峰の源光庵にも同じものがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/6b/ad2eb169430a94fc1f7a9809d93d80fd.jpg)
伺ったときは、二三名居られたお客さんも閉門間近になりますと貸切になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/fa/f838f6b18af16ae436a68543bae521e9.jpg)
書院の北側のお茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e1/6e96a6b7f24529cb5aa2558c26f0c4d6.jpg)
お茶室前の控の間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/90/184a512c56b8d4161e2a3fe29f4aec49.jpg)
控の間から見える庭園で、額縁庭園の右手になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e8/99c541964b2e6d665fa5c03f1152cfc6.jpg)
帰りにもう一度、勝林院の前に出て駐車場に戻ります。
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流石に京都の奥座敷だけあり、まだ枝垂れ桜が残っておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6a/04892a116c9a0a732cca794733965092.jpg)
三千院山門 尚、ライトアップは5月9日までなされております。
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