Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

平和が一番(ワルシャワ)

2013-08-15 20:10:05 | ポーランド
今日は敗戦記念日。一般では終戦記念日と言われてますよね。
正しくは敗戦記念日はポツダム宣言の受諾にサインをした日だとは思うけど、戦いを終らせる決断つまり負けをみとめた日ということでkおばちゃん的には終戦ではなくて敗戦記念日だと思うのです。

終戦とオブラートをかけることで、まるで戦いが第3者の手によって行われ終結したような響きがあるからきらいなのです。
日本は負けたのです。そしてその『負け戦』を始めたのも日本人。
大多数の国民は『お国のために信じて』という戦いだったと思います。こんなはずじゃなかった・・

まるで今の日本の政治と同じ。
こんなはずじゃなかった・・でもね、それを決めたのは日本人です。
どこかの国のように暴動を起こして変えた訳ではありません。

ニュースで『国の予算を使って・・』と表現しますが、あれは『皆さんの税金を使って』という表現にすべきだと思っています。
『国がやってくれるから・・』そういう発想事態が可笑しいと思っているのです。
そういう考え方に最近付いていけなくなるkおばちゃんです。

ああ、今日は愚痴ってしまった。

○5月26日

ワルシャワの旧市街は世界遺産になっています。ただし特殊な状況下ですけど。
それは『ワルシャワ歴史地区Stare Miasto, "Starówka"と呼ばれています。もともと旧市街は13世紀に建設が始まったといわれているそうです。その後発展と衰退を経験しているようですが、1930年代に旧市街かつての栄光の復元計画で城楼と旧市街のマーケット・プレイスは部分的に修復されたということです。

その復元も第2次世界大戦で大打撃というか徹底的に破壊されてしまったとか。

終戦後、廃墟と化した旧市街は、復興のシンボルになったかのように、は再びポーランド人自身によって厳密に、もともとの建物に使用された煉瓦はできるだけ再利用され、また破片は再利用できる装飾的な要素に変えられ再建されたそうです。その労苦は並大抵のモノでは無いと思います。

そしてその熱意は今までの世界遺産登録の基準を代え、「ワルシャワ旧市街」は「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価された最初の世界遺産となったそうです。

王宮広場から少し入ったところには教会がイエズス会教会Kościół Matki Bożej Łaskawej w Warszawieのようです。


小道をキョロキョロと・・こんな庇?もありました。


そしてその復興の歴史が書かれているようです。


そう、ここを入ればもう広場です。マーケット・プレイスです。


良い季節になってきたからでしょうか。広場はカフェの花盛りです。


これらの建物全てが再建です。


人間の力、祖国愛ってすごいですね。


新しいものではなく、そこにあったものに愛着を感じるのは当然なのかもしれません。


多くの建物の壁に装飾画が描かれています。


流行・・だっだのかしらね?


なんとなくおパリのムフタールのはしっこにある家をを思い出しました。

そして現在の建物の特徴として・・アンテナの林立。


そんな広場の真中にあるのはこの旧型のポンプと・・


こちらのマーメード像。


マーメード、つまり人魚はワルシャワのシンボルだそうです。
元々ワルシャワの紋章は『剣と盾を持った人間男性の頭を持つ竜だったようです。
そしてそれが何故か徐々に徐々16世紀の終わりまでに男性の頭と体は女性のものと置き換えられ、その下もた竜から魚のそれにかわっていったそうです。但し『剣と盾を持った』というところは変化がないようです。

残念ながらこちらの旧式ポンプは水が出ませんでした。


その代わり・・マーメード像の下から水が湧き出ています。


実証した訳ではありませんが・・どうもあちらのポンプを動かすと水がでるのかな??と思ってます。

こちらの勇敢な人魚像は観光客の人気者。


記念撮影が絶えません。


でもね、せっかっくの勇敢なマーメードなんですけどね。今はとっても平和とみえて・・


剣の刃は雀達の絶好のお休みどころとなっているみたいです。


世の中、平和が一番!と思ったkおばちゃんです。


さて、そろそろ帰りますかね。


広場の片隅では・・あーーあー!せっかく買ってもらった風船が・・


お空の彼方へ飛んで行ってしまいました。
コメント
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