観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

「干潟を音であそぼ♪」開催

2020-08-13 23:21:51 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間13時30分 潮位183cm

今日の干潮時間18時42分 潮位156cm

 

今日も暑かったですが、猛暑日にはならなかったようです。

その代わり、午前中はお天気が不安定で、黒い雨雲と雷音が近づき、強い風が吹き、雨がパラパラした瞬間がありました。

しかし、明日からまた猛暑日の日々が続きそうとのこと。みなさん、体調管理にはお気をつけください。

 

お盆になりました。

今日の干潟にはアオアシシギの群れが飛来。

ダイゼンも数が少し増えました。

また、暑かったからでしょうか。オオタカの幼鳥が、干潟の水際で水に浸かったまま水を飲んだりしていたそうです。

でも、このオオタカの幼鳥は、ミサゴに攻撃され、さらにはカラスに攻撃され、そのうち姿を消したそうです。

 

さて、今日は予定通り「干潟を音であそぼ」を無事開催できました。

しかし、天気については晴れるとばかり思い込んでいて熱中症の心配ばかりしており、突然の天気の悪化などは全く想定していなかったので、開始直前に雨雲が西から近づいて来て、強風が吹いてきたことに気づいた時は、スタッフ一同、頭が真っ白に。

結局は雨はパラパラと一瞬降っただけで済んだのですが、急遽、屋外で行う内容の順番を変えて行ったりしました。予定通りにはいかないこともありますね。

 

稲永ビジターセンターの入り口に設置した受付↓。

何とか屋外で行うことができたタイココミュニケーション↓。藤前干潟の開放的な景色を見ながらジャンベというタイコをみんなで叩きました。

講師のtacobowさん↓。

叩き過ぎて手が痛いと言っている子もいましたが、みんな一生懸命叩いてくれていました。

続いては屋内で干潟の説明とtacobowさんによる演奏を聴きました↓。

tacobowさんは藤前干潟の映像に合わせて様々な打楽器を演奏↓。打楽器にかなり興味を持って休憩中などにtacobowさんにたくさん質問している子もいました。

この後は貝がらとヨシの打楽器作りを実施。作ったのはこちらのウインドチャイムネックレス↓。

準備した貝がらやヨシのパーツ↓。

パーツを糸に通した後、貝がらに絵を描きました。

さらにその後は、記念撮影↓。

そして、最後は作った楽器を使いながら干潟の演劇をしました。子どもたちはチュウシャクシギとトビハゼ、ヤマトオサガニ役に分かれて、実際の藤前干潟をバックに潮が引いて満ちるまでの生きものの様子を再現し、保護者のみなさんには効果音を奏でてもらいました。

最後にみんなで記念撮影をして終了。

盛りだくさんな内容でしたが、今回は屋外の藤前干潟の風景を見られる場所で行う内容をいくつか盛り込み、藤前干潟をより感じながら、音楽を楽しんでもらえたと思います。

 

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、感染症対策、熱中症対策、天気の急変への対応もしつつ、充実したイベントを実施してくれた講師のtacobowさん、様々なスタッフのみなさんも本当にありがとうございました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,216、ダイサギ14、コサギ2、アオサギ30、マガモ25、カルガモ107、ホシハジロ3、キンクロハジロ1、スズガモ6、ミサゴ8、トビ1、オオタカ1(J)、シロチドリ7、ダイゼン20、アオアシシギ16、イソシギ1、ホウロクシギ1、ウミネコ126

 

明日の干潮時間 8時06分 潮位 92cm

明日の満潮時間15時14分 潮位196cm

コメント
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