観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日もミサゴ日和

2019-12-20 19:56:16 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時05分 潮位 73cm

今日の満潮時間12時40分 潮位197cm

 

今日の午前中は青空が見えました。

北西の風が吹いていたので、ミサゴが庄内川左岸の上空に流されてきて、ミサゴが頭上を飛んでいるのをよく観察できる日となりました。

ダイブするタイミングを探しながら川の上を飛んでいたものの、風に流されてきたミサゴ↓。

旋回していた2羽のミサゴ↓。 

狩りに成功したミサゴ↓。この直前には、川に体ごと飛び込まずとも、 川の水面にいたボラを足でヒョイっと捕まえた狩り上級者のミサゴもいましたが、この(↓)ミサゴは体ごと川に突っ込み、飛び上がりました。でも、足には大きなボラを掴んでいました。

 

風は午後になってビュービュー音をたてるほど強く吹くようになりましたが、午前中の干潟が沈んでいる間はまだ穏やかで、永徳スリップではカモたちが休んでいました。

オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ↓。 

休むカモたちのすぐそばでは、イソシギがこんなところにとまっていたので、パチリ。 

 

稲永公園内では、メジロの群れが飛んでいるのを観察できました。

まだ残っているカキを夢中で食べるメジロ↓。 

こんな格好でも食べられます↓。 多分、このカキは渋柿なのですが、メジロがこんなに夢中に食べているとおいしそうに見えてきます。

この他、稲永公園では、ジョウビタキ、シジュウカラ、スズメ、ウグイス、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、ハクセキレイ、ハシボソガラスなどが観察され、

藤前干潟周辺のヨシ原などではオオジュリン、ベニマシコなども確認できました。

(※ミサゴが魚を持っている写真とメジロがカキを食べる写真は来館者の方に提供いただきました。)

 

【12月21日(土)・22日(日)「谷口高司さんと遊ぶ2日間」のご案内

明日・明後日(12月21日(土)・22日(日))は、野鳥図鑑画家の谷口高司さんによる「タマゴ式鳥絵塾」が開催されます。

場所は、21日はエコパルなごや、22日は庄内緑地グリーンプラザです(藤前干潟ではないのでご注意ください)。

さらに、21日の午後は「サギサギサミット~愛知はサギ天国?サギに親しむ2時間~」がエコパルなごやで開催されます(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。

サギサギサミットでは、愛知県のサギ調査を熱心に行っている日本野鳥の会愛知県支部の方からサギのお話しを聴いたり、谷口さんからサギのミニデッサンを教えてもらえます。

詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業(名古屋市のHP))をご覧ください

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ217、カワウ151、ダイサギ25、コサギ5、アオサギ14、マガモ25、カルガモ55、コガモ1、ヒドリガモ7、オナガガモ353、ホオジロガモ1、スズガモ245、ミサゴ14、シロチドリ29、ダイゼン23、ハマシギ763、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ14、セグロカモメ2、オオセグロカモメ1、ウミネコ7、ズグロカモメ12

 

明日の干潮時間 7時21分 潮位 85cm

明日の満潮時間13時44分 潮位200cm

 

※ 野鳥観察館の年末・年始のお休み ※

2019年12月29日(日)~2020年1月3日(金)は休館いたします。

 

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