漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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子供はアトピーが好き!?  山芋と油揚げの伊賀タジン煮

2014-04-29 11:24:14 | 春の野菜料理
4月30日は水曜日で、通常は定休日ですが、
午前中 環で作業中でございます。(10時~12時)
お気軽にお立ち寄りいただけたらと思います♪

かっこちゃんは、一つの命をみんなで生きているといいます。
一人の人の体をたくさんの細胞によって、成り立たせているようなものなのかな?
それとも、私たちは全く同じもので、見ている側面が違うだけなのかな?
新刊が楽しみですが、ネットの本のようで?
と、戸惑い中でございます。


今日のニュースで、漢方クリームと謳った商品がステロイド剤が入っていた件がありました。
アトピーの問題と向かいあわれる方は

ステロイドでちゃちゃっとその場はしのげてしまうけれど、

体から出るSOSに耳を傾けようと思う方が、漢方薬局におたずねになります。

肌を治すということにおいて、二通りの見方ができると思うのです。

1)体がせっかく教えてくれたサインをとらえて、もっともっと元気になれるということに意識を向ける

2)肌が悪いことは恐怖、嫌悪。それから逃れたいと思う

ワクワクからの行動か
恐怖からの逃避の行動か

というのが一つ。

それから

”肌はすべすべがいいこと”
これは、私たちに埋め込まれた常識だとすれば、2)になってしまうのは
仕方がないことなのですよね、
とくにお子さんのアトピーを心配される親御さんに多いです。

”肌は、内臓の状態を早めに教えてくれる”
これが常識だとしたら?
内臓の状態はなかなか見ることが出来ないのに、肌に出ることで
早めに手を打てるビッグチャンス到来!

私たちが常にどこを見ていくかで、物事の良い、悪いは
覆っていくように思う今日この頃です。

それから、小さなお子さんのアトピーに関しては、
お子さん自身は、大人が思うほどストレスになっていないことが多いのも
お伝えしたいことです。
お母さんたちは、お子さんと自分を同一視しがちで、
「かわいそう」と思ってしまうので、対策を焦りがちです。

でも、親と子は別の魂ですし、
(往々にしてお子さんの方が進化していることが多いです)
よって、お子さんの考えは違うことが多いんです。

先日も小さなアトピーのお子さんが、お母様に

「もうそのお薬(漢方の軟膏)は塗らないで!!」と、
驚くほど強く拒絶したそうです。

なぜか?と、聞いたら

「それをぬったら、痒くなくなっちゃうから!
僕は、痒いのがいいの。皮膚がぽろぽろ落ちるのが楽しいのに!」

と、真剣なお顔でおっしゃったそうです。
それでも、飲み薬も併用していたのもあって、
残念ながら(?)アトピーは治ってしまったのでした。
寝ている間に軟膏をちょこっと塗ったそうです。

自分の考えが一番正しいとは限らない。
自分の考えが相手にとって一番とは限らない。
このお子さんは、そんなことを私に教えてくださいました。

アトピーは小さいお子さんほど、治りやすいです。

この子は、この肌を楽しんでいる可能性がある
そんな気持ちで、治療を共に歩まれるのも一つの選択肢です。

”全ての魂は、その肉体を選んで生まれてきているのだから”


昨日の夕飯です。



山芋と油揚げの伊賀タジン煮
ひじきと牛蒡の煮物
きゅうりの梅和え
5分搗きかまどごはん
納豆

きゅうりが食べたくなりました。
暑さがきていますね~。本当はニンニク炒めにしようと思ったのですが
梅和えにしたくなって!
ひじき、梅などで血を補いました。

この山芋の煮物もすんごく美味しかったです。
かつおだしに入れて、醤油をたらして、沸騰したら10分ほど煮て、
あとは、火を消して、しばらくほおっておきますと、ホクホクになってます。

山芋は元気をつけてます。








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